- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344826922
作品紹介・あらすじ
望んでもいないのに四大貴族の一角"黒狼公"に出世してしまったヤエトだったが、その隠居願望と病弱さは変わらぬまま。どこで倒れたのか気がついたら、皇女のいる北嶺国で看病されている始末だった。そんな折、ヤエトは、前の"黒狼公"妃であった皇妹から「復縁」を提案される。激しく動揺するヤエトに追い打ちをかけるように、宿敵・北方蛮族の使節が北嶺国を突然訪れ、相互和平のため人質交換を要求し…。
感想・レビュー・書評
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上下巻連続読み。
隠居からどんどん遠ざかってるヤエトですが笑、宿敵・北方蛮族の使節が北嶺国を突然訪れ、相互和平のため人質交換を要求してきたり、皇帝の策略によって罠に陥ったりと中々忙しい内容です。癒しは鳥!過去視で出会ったルシルも出てきて物語は中盤へ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鳥がカワイイ♪もう、鳥だけで満足かも?北嶺人の鳥バカの気持ち解りかけてきた!帯に「復縁」とあったからルーギンにいよいよ春か?と思ったけど、そっちか~~~!皇妹あい変らず読めない。底知れんわ。
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望んでもいないのに四大貴族の一角"黒狼公"に出世してしまったヤエトだったが、その隠居願望と病弱さは変わらぬまま。どこで倒れたのか、気がついたら皇女のいる北嶺国で看病されている始末だった。そんな折、ヤエトは前の黒狼公妃であった皇妹から「復縁」を提案される。激しく動揺するヤエトに追い打ちをかけるように、宿敵・北方蛮族の使節が北嶺国を突然訪れ、相互和平のために人質交換を要求する。その人質とはセルクのことで、彼について北方まで向かったヤエトだが・・・。
相変わらず隠居願望を抱きつつも全くその通りにできないヤエト。頭からぶっ倒れてるのが彼らしいですが、皇女との絡みは前半のみ。寂しいけどその分熱い(?)約束が交わされ思わずきゅんとしてしまったよ。ヤエトの前には絶体絶命的な状況が広がってますが、下巻ではまた再会してくれると信じてます。恩寵や風霊など、過去の話もまだまだ出てきそうな予感。皇帝に恩寵の力を知られてしまったヤエトですが、気になって仕方ないのでその辺はしっかり調べるまで生きてて欲しいなーwwさて、ヤエトやルシルはどう動くか・・・。新装版から入ったラフ画はいいね、気に入りました。下巻は確か短編だった気が。