二度目の恋なら (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
制作 : 竹美家 らら 
  • 幻冬舎コミックス
3.44
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本棚登録 : 76
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344827028

作品紹介・あらすじ

藍川尋28歳、住所不定。"お金持ちのパパ"の部屋を追い出される日、尋の唯一の財産である車を引き取りにきた整備工は、懐かしい男だった。己を偽らぬせいで孤立する高校生の尋に、ただひとり気負いなく接してくれた同級生・矢代知佳-尋は彼に恋心を抱き、破れたのだ。十年前と変わらず実直で、あの頃より精悍な矢代に再び惹かれる尋だが…。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の尋は愛人してたりホームレスだったり意外な経歴の持ち主ですが高校の同級生を忘れられずにいるところにキュンと来ます。
    愛人の孫や整備工場の面子など魅力的な人物がたくさん登場しワクワクします。
    ですが肝心の矢代の気持ちが唐突で同級生から好きへの過程が見えない。後半、尋の行動も一本筋が通っていないというか一人で生きてきた前半と違う人のような気がします。もう少し男前でいてほしい。後半やや失速してしまった感があります。
    矢代の気持ちと、唐突感は書き下ろしでやや消化されます(?)いや、矢代変だよ!

    竹美家さんの絵は大好きですが、28歳はきつかった。

  • とても不幸な生い立ちだけど、自分の顔と体を武器に、打たれ強く生きてきた28歳の尋が主人公。そんな彼が、自分を囲ってくれていた優しい「パパ」を突然亡くしてしまい、一文無しに。どこにも行き場がなくなってしまいます。ところがマンションを出て行く日に、唯一自分の所有する財産である車の整備を頼んだら、偶然にも高校の同級生だった知佳が現れて。
    知佳は、かつて尋が恋焦がれていて、あえなく失恋した相手。再会した知佳は昔以上にかっこよくて優しくて、尋は性懲りも無くまた恋心を抱いてしまいます。

    尋は、減らず口叩いたり可愛げのないこと言ったりするけど、実はとてもデリケート。ゲイとしてかなりの手練れと思われますが、そうは見えない純情でかわいい性格で、どっちかというと自虐的。ちょっとかわいそうなくらいなんです。
    知佳は、そんな危なっかしい尋をほっとけず、何とかしてやろうとするのですが、その手を振り切り一人で頑張ろうとして、結局失敗してしまう事を繰り返します。
    素直になっとけよ、と思うのですが、尋はまた同じ男相手に片想いして失恋、という苦い思いを二度と味わいたくないからこそ、茶化してしまったり冗談めかしてしまったりするんです。ほんと切ないんですよね。

    再会愛、ただし一方的で、というところから両想いになるのは10年経ってもムリなんじゃないの?と少し冷めた思いが胸を過ぎりました…もう少し知佳の気持ちの変化に説得力があったらなぁ~
    友情と愛情の境目があいまいで、気になります。この二人だったら、むしろエロなしの方が納得できそうです。

    脇キャラは、それぞれ煩かったりお節介だったりで、いい味出していました。すごく話を盛り上げてくれています。特にいちいち突っかかってきてキャンキャン吠える野島www

    書き下ろし「本気の恋なら」は、尋のために一生懸命頑張る知佳のお話です。自分の鈍さを反省しつつ、ものすごく性急で唐突な行動に出る知佳が微笑ましかったです。野島が「そいつを社長夫人にするっていうんすかぁぁっ」って、ショック受けまくっていたのに爆笑でした!

    イラストがイメージと違っていて、子供っぽくて、どうにもダメでした。28の二人の外見が、あまりにも若すぎる…もっと、大人を描いて欲しかったですね。
    仕方なく、脳内変換して読みましたが、めるへんちっくなイラストが強烈すぎでした。

  • ★3.0。同級生!再会!十年愛!ツナギ!と好きな要素の宝箱ながら、微妙に萌えきれず。一貫して硬派なノンケにしか見えなかった攻の自覚が唐突で、告白後は二人のキャラが変わってしまったような印象を受けた。せっかくの十年愛なのに、攻の方に積もり積もった何かは感じないし、受がなぜああいう性格や人生観に至ったか深く書かれてないし、全体的に気になる点がチラホラ。「同級生の切ない再会愛」なのか、「痛々しい薄幸受が報われる話」なのか、「Yクラフトの人情話」なのか、色んな要素が中途半端になってるようで惜しい気がした。

  • 再会LOVE、好き。末長くらぶらぶしてほしい。誠一も幸せにしてほしいなあ。

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著者プロフィール

1999年9月商業誌デビュー。シリーズものを多く手掛ける。

「2018年 『仮面皇帝と異界の寵妃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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