つづきはまた明日 (4) (バーズコミックス ガールズコレクション)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
4.08
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本棚登録 : 140
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344828070

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな作品です。なので、4巻が出るのをずっと見張っていたのですが、どこかで見落としたのか、見るのが今になってしまいました。
    日常の日々と、ちょっとだけ「お母さん」の亡くなった時のことが入るという今までとなんら変わらない構成で、そして何もなく終了です。
    それがこの作品らしいと言えば、らしいですし、作者も書いているように、どこかでこの二人(家族?リカコちゃんも含めて?)を親戚のように思い続けられるキモなのかも知れません。
    ただ、あと少し、隣の在宅のお父さんの話とか読みたかったかな。
    でも、やはり「あと少し」のところがいいのかな。
    親戚の者としては、二人が少し大きくなったところをまた見てみたいです。

  • 読み放題でたまたま手に取った本。
    雰囲気がとても好き。

  • ほのぼのとする。

  • 日常でいて、ちょこっと不思議が心地よいお話。
    この兄妹にもう会えないのか~と思うとちょこっとさみしい…。

  • 読み終わるまで最終巻だと知らず まだ続くと思っていたので少し残念です。でも本編最後のページの「また明日」を見たら自然と納得しました。

    終わり方がちょっとサラッとしててさびしい感じもしますが"終わりを感じさせない終わり方"というか この漫画の日常というテーマにはピッタリな終わり方なのではと私は思います。

    まぁ、そんなことよりも私はこの漫画が大好きなので 良い漫画だった!それでだけで感想は充分ですかね(笑)

  • 最終巻ということだったけれど、読んだ感想としては「まとまりがないなあ」というもの。

    考えてみればこの作家さんの作品というのはどれも何かドラマティックな展開があるとか話の筋が凝っているとかそういうのではなくて、各話を通じて登場人物たちがそれとなく示す“他者に対するやさしさ”(かたく言えば寛容とか慈悲とか愛情とか)を描くかたちなので、そこは期待の仕方をまちがっていたのかも知れないとは思う。

  • 「今日という日はいつだって明日の積み重ねのその先にある」
    つづいていく明日。こないかもしれない明日。かなしみも痛みもいずれ日常の一部になっていく。日常の意味、今日の意味、明日の意味、その重み。すべてを知った上で「また明日」って、そう言えたなら。そんな話でした。そんな終わり。終わらずにきっとどこがで続いている。優しい、何気ない、大切な日常。


    時間って前にある時は永く遠く感じるのに後ろに回った途端あっという間に思える、という台詞がすごくうまいなと思いました。そんな風だったなぁ。今は前も後ろもあっという間に感じますが(笑)
    寄宿舎の短篇も面白かったです。キタさんだなぁ。少し不思議な。つづきはまた明日でもそうだったけど。ランドセルから沢山猫が出て来たり、コタツの中にある国に落ちて行ったり、絵本のような。それが普通に漫画の話の中に馴染んでるのが面白いです。
    オチのちびっこ萌えだしにウケました(笑)

  • 完結。ほんのりしんみり穏やかなシリーズでした。
    最後の短編はこのシリーズではなく、「ひみつの階段」が好きな人には嬉しいサプライズでした。

  • これで終わりなのかー。

    小さな逸話が少しずつ入っている今回。
    絵本のような、少しアンニュイな気配が漂う大人の漫画だったり、表情がくるくる変わる。
    忘れかけていた部分や、目をつぶろうとしていた部分にぐっさり刺さりました。

    続き読みたいなー。
    でも、きっと、つづきはまた明日。
    なんだろうなー。

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