- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344828612
作品紹介・あらすじ
美形作家という華やかな肩書きながら、趣味は弟のお弁当作りという至って平凡な性格の玲音は、親が離婚して以来、唯一の家族となった弟の綺羅を溺愛していた。そんなある日、玲音は弟にアプローチしてきている蜂谷という男の存在を知る。なんとかして蜂谷から弟を守ろうとする玲音だが、その矢先、長年の仕事仲間であった志季に「いい加減弟離れして、俺を見ろ」と告白されて…。
感想・レビュー・書評
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志季と玲音のすれ違いがとにかくもどかしい。お互いのことを大切に思っているからこそ臆病になっているのだとは思うけれど、それでもちゃんと向き合って欲しい。と思わずにはいられない。2人とも相手と一緒にいられるように、気持ちを圧し殺しているように見えるから。綺羅と一緒にいるときは「いいお兄さん」の玲音だけど、志季とだと拗ねたりいじけたりと結構忙しい。素直に気持ちを表現できている玲音を見るのは楽しかった。蜂谷と綺羅の今後も気になるところだけど、ブラコンの玲音と綺羅には苦労させられることが多そう。
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★3・5
四人二組のお話が同時に進行してるっていうのは新鮮だったけど、やっぱり一組ずつ読みたかったかな~。なんか感情移入しにくいというか。。兄カプが好みだったからもっとじっくり読みたかった。弟カプはまだ清らか(笑)だから、続きとかないのかな??あと、兄カプの友達・藤堂の話も読んでみたい!藤堂みたいなポジションのキャラすごい好き~。最後の話、その作戦の結果は一体どうなったの?!めっちゃ気になるんですけどー!(笑) -
甘~い!とっても気に入ったんだけれど、2cpのお話なのであっちこっちに話が飛んでる気がして、 ちょっと集中できなかったかな~。出来れば続編!って形を取るか前半と後半にわけてくれると読みやすかったような気はしました。 じっくり兄カップルにお話を読みたかったです。