獣王子と忠誠の騎士 (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 100
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344828797

作品紹介・あらすじ

トゥラン王国の騎士・ラファエルは、幼き第一王子・クリスティアンに永遠の忠誠を誓った。しかし六歳になったある日、クリスティアンが忽然と姿を消してしまう。必死に捜索するも見付からず、国中が諦めてもなお、ラファエルは一人で主を探し続けた。そして十一年後-ラファエルはついに「魔の森」で美しく成長した王子を見つけ出す。再会を喜び国に連れ帰るも、魔獣に育てられ言葉も忘れていたクリスティアンは、元の生活に馴染もうとせず、まるで獣のようだった。それでも変わらぬ忠誠を捧げ、献身的に尽くすラファエルに対し、クリスティアンも次第に心を開きはじめ…。

感想・レビュー・書評

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  • 誘拐されて獣のように育った王子と守護騎士の話。
    へ、へんたいだー!どMだー?!って突っ込みつつ読むのが楽しかったですw
    Hシーンが多すぎるとまたかーと読むのが面倒臭くなってしまうタイプの私には多すぎるくらいでしたがストーリーはファンタジーしてて楽しかった。

  • 作者様買い。サンプル読んで設定など好みだったので購入。途中まですっごい悶えるくらいに萌えたんだけど最後らへんで物語の時期がぶっ飛んで急に白痴系だった受け様が女王様になってハキハキ発言し始めて戸惑ってしまった。途中まで最高だったんだけどなぁ~。受け様逃げようとして攻め様に絶対逃がさないって捕らえられるシチュとか最高だったのに。

  • 相性どうかなぁ……と一抹の不安を抱きながら読んだんですが、
    やっぱり宮緒さんとは相性が悪いようです。
    ファンタジーが好きなのですが、BL界での需要っていまいちなので、
    ファンタジーと知ると、地雷かもしれないと思いつつ買ってしまう。

    で、今回も宮緒さんお得意の犬ネタでしたが、前回、前々回に
    比べたらマシ、というくらいで個人的に攻に好感が持てない。
    受の設定や世界観が魅力的だっただけに、その点が非常に
    残念でした。

    執着攻もヘタレワンコも大好物なのに、何故かこれらが
    ドッキングする宮緒犬は苦手なんですよね……。
    自分は犬だ犬だ言いながら、全然犬っぽくないというか、
    ごめん犬ってこんなバカじゃないから……と思ってしまう。

    良かった点は受のクリスティアンとブランカとの絆。
    最後のオチにはそうくるか!
    と、ずっこけました。
    君主と犬のうんぬんよりも、もっとブランカとの暮らしを
    読んでいたかったです(BL的萌えはないとしても)
    今回の本で宮緒さんの積ん読は消化しきったと思うので、
    今後は様子見の作家さんになりそうです。

    イラストはとても綺麗でした。
    レーターさん自体は好きなのですが、今回は文章とあってない気も……。
    百合百合しい感じが両方受っぽくなっているというか、
    それも含めて余計に攻が犬に見えない。

  • 攻めが犬で変態だった。(犬は比喩です)

  • 今回の犬は、忠誠を誓うあまり自分の恋情に後ろ向きなタイプ。いつもの宮緒さんよりやや暑苦しさ控えめでしょうか。
    その分、野生王子のインパクトが大きくて、前半の暴れまくり&噛みちぎり攻撃が、やがて甘咬みになっていくのも含めて、ただの美貌王子じゃないところが魅力的でした。
    王位継承問題は力技だけど…BLですからね。森の王ブランカがまさかのオチ^^;
    ところで、「らぶ♡がぶ」ってタイトル、内容を読んでからだとなかなかイケてるように思えますww

  • 開いて2段組でびっくりしました。
    あらすじ一切読んでなかったのでタイトルで獣王子?従者を野獣の様に貪るって事?絵の右の人が王子なの?逆っぽいけど左は獣っぽくないしなーと思ってたら、左が王子だったのですが比喩でなく文字通りの意味でした。野生で育てられた獣。後半はまぁある意味比喩的にも獣なのかな。女王様になってしまったというあとがきにあぁ確かにと思いました。
    攻。美丈夫、氷の男、武人、畏怖、そんな男でもやっぱり変態っていう(笑)ほんとブレないですね!爆笑しました。出だしは切な…いややっぱ変態だわっていう(笑)獣の攻撃として喉笛噛みちぎられても、11年前お守り出来なかった罰を与えて下さってる、お優しい、とかでですね、ポジティブ!噛みつかれまくって血だらけなのに喜んでる!2段組でみっちり変態的なうっとりを読めて満足です(笑)でも珍しく途中から悲観的で、何でそんなに信じないんだろと不思議でした。王子がまだ世界を知らないから、と言っても聡いしあんなに必死に伝えようとしてるのに、そこがちょと納得いきにくかったかなー。まぁ死罪に当たる行為、で後悔しまくってるってのもあるのかもですが。
    ところでリンクスの別の作者の別のシリーズを何となく思い出してしまったり。ファンタジーだしありがち設定なだけですが。ファンタジー好きだけど痛いの辛いの苦手な人には良いんじゃないかしらと。
    挿絵の方名前よく見ますが当たったのは初で思ったよりは。表紙から崩壊系だと思ってました。首長くて怖かったけど…あと攻が武人っぽくないなーイメージ違うなーと思いました。

  • 主従もの?

    時代背景諸々が変わっても、宮緒先生の”犬”健在ですっ!
    いや、ほんと、美味しくいただきました

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著者プロフィール

(みやお あおい) 2011年プラチナ文庫『堕つればもろとも』 (フランス書院)にてデビュー。以降、BL各社で活躍中。

「2016年 『シークレットクルーズは危機一髪 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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