- Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344828957
感想・レビュー・書評
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絶対に叶わない、友人の慧を好きになってしまった。でも慧には好きな人がいて、男同士で。そんな聡嗣の前に慧にそっくりな正体不明な男が現れる。
そいつは聡嗣のことを求めてくれる。そいつとの関係に溺れていく聡嗣。あいつがなんなのか。自分の慧に対する気持ちって何なのか。最後に聡嗣が選ぶものは…。
その他短編数本、切ない系。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『シースルー』がよかった。表題はストーリーはよかったけど、聡嗣が受けならもっとよかった…。
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分身LOVEという新ジャンル!
かわいい虚構より、かわいくない現実を選ぶ主人公。
それはそれでなんだか切なくもあり。
綾波レイに感じるのと同種の悲しさと愛おしさでした。
絵は昔の少女漫画っぽいのだけど、可憐な感じで、個性があってかわいいです。良作。 -
作家買い。表題の意味を理解していないと、かなり理解に苦しむかも…
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切ない。きゅんきゅんする。
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連載時に印象的だった作品。最終回のみ見逃して心残りで気になっていて、やっと全てを読み終えることができました。
…こういうラストだったのね。
もどかしくもあり、切なくもあり、でも安堵する部分もあったり。
聡嗣は慧に親友以上の気持ちをずっと抱いていますが、慧は長年片想いしている女の子に告白しては振られることを繰り返していて、振り向かせることは不可能。
そんな聡嗣の部屋に慧と瓜二つのもう一人の慧が出現します。驚く聡嗣ですが、こちらの慧はひたすら甘くかわいく迫ってきて。
え?え?と混乱しながら読んでいくうちに、興味津々になってしまいます。
報われない恋に悩むうちに生まれる願望が脅威です。
聡嗣は願望のまま、慧との甘い欲望生活に溺れて現実との境を失ってしまうんですが、ある時気付くのです。
恋することの怖さというか、とらわれることで現実を都合よく考えてしまう弱さというか…すごく考えさせられるシビアなストーリーでした。
この二人は果たしてどんな関係になっていくんでしょうか。このまま続いていくのかな…などとモヤモヤ考えてしまいました。
甘い話の方が好きですが、これは切り口が鋭くて上手いと思えました。
「君に一番近い場所」は、先輩大学生の情事を覗き見てしまった高校生の映二。エロに一番興味ある年頃だけど、まだまだお子ちゃま。
きれいな先輩の黒江が男にないがしろにされている姿を見て放っておけないと思ううちに、恋心へとなっていくのですが。
こちらのラストは好みでした!男の子は急に変わるからね~
「シースルー」も雑誌で既読。短い話だけど、印象的で胸キュンで好みです。 -
切なエロ