もののふっ! (3) (バーズコミックス リンクスコレクション)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.96
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本棚登録 : 89
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344833906

感想・レビュー・書評

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  • 日常マンガとして長く続けることも出来そうな設定なのに、ちゃんときっちり終わらせた。菊造の生まれ、成長、そして開花をこんなにしっかり描くとは思わなかった。可愛いだけじゃなくて、武士の世界がきちんと描かれているからこそ、日常のギャグパートが生きるんだなぁ。今まで読んだマンガの枠に留まらない、でも良質な世界を楽しませてもらった。

  • かなりシリアスな展開でした。
    ラストはこれ、ハッピーエンドなのかな?
    巻末の漫画がほのぼの救われる

  • (感想)

    おやかたちゃまああああああぁぁぁぁぁっ!!!

    前巻で戦のニオイがプンプン漂ってましたがとうとうその時が!!!
    なのでほんわか4コマ漫画の数も少なくシリアス展開に突入です。

    ああっ、やっぱり戦展開になると誰かが…?!
    兵糧攻めにあい、お腹を空かせたお館様たちに
    菊三が自分のおやつ、最後の饅頭1個を6等分
    でもそれに菊三自身の分は入っておらず、残ったカスをペロペロには
    どうしようもなく泣いてしまった。
    そしてお館様の決断(自決)。
    でも菊三だけはと逃がそうとするお館様他キャラ達にこれまたホロリ。

    こういう終わり方なのかと思ってたら菊三が!!!
    まさかこういう展開になるとは思ってもみませんでしたが
    メインキャラ誰1人かけることなく
    最終的にお館様と菊三のほのぼのが見れて、これまた嬉し涙。
    最後の最後まで泣かされてしまいました(^^;)

  • とうとう最終巻!10年かかったストーリーもついに大団円です。うるっとさせられてしまいました…!
    今回は戦国ものとしてスルーできない戦の場面がメインでした。平穏な十條寺領に隣国の堀田が攻め込んでくるところから始まります。七尾と四埜の続き。
    この二人の関係もすごく好きです。
    戦で命を奪うこと、奪われることに恐れを抱きながらも果敢に敵に立ち向かっていけるのは、背中を預けられる信頼する相手がいるからこそなんですね。
    四埜にとって、それはお館さまに対する愛とはまた質の異なる愛なんだなと。
    ギリギリの状況での激愛に萌えました。

    いかにも貫禄があって漢なお館さまと、かわいいもふもふの菊三の取り合わせはいつ見ても微笑ましいです!おにぎりの話にもキュンキュン!
    でも、今回は戦いに命をかける仲間たちを思って心配する菊三に胸が痛みました。
    しかもそこから籠城して兵糧攻めにあってしまうという流れで、ハラハラドキドキ…
    誰か命を落とすんじゃないかと心配で。

    攻め込まれ、やはり責任とって自害なのかという切羽詰ったそんな状況下でも、お館さまは菊三のことをきちんと思いやっているのです。
    …泣きました。
    わかってたけど。戦国時代だし…!
    でも、この後すごくいい展開が待っていました!いろいろ納得できました。
    もののけ、という存在の奥深さを感じました。かわいいだけじゃないです、感動しました。
    これで終わりにしないでほしいです。また菊三の姿を見たいです。そして、もっと先に続くいろんなエピソード読みたいですね。

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著者プロフィール

9月14日生まれ、大阪在住。「あやしの君の恋煩い」(リブレ出版)にてデビュー。
力強い画力と繊細な心理描写で人気の漫画家。現在、数社にわたり作品を連載中。

「2016年 『左遷も悪くない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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