君と僕と夜の猫

制作 : 笠井 あゆみ 
  • 幻冬舎コミックス
3.69
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本棚登録 : 44
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344836525

感想・レビュー・書評

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  • ★3.7
    京都を舞台にしたはんなりな世界観素敵でした。京都弁イイ〜!最初からお互い同じ想いなのに中々踏み出せない2人の関係にじれじれ!くっつくまでえらい時間かかった〜;それにもうちょっと盛り上がりほしかったかな。当て馬の宗近があっさりフェードアウトしてったのも物足りなかったしもったいなかった。最後の誤植あれはダメだ〜一番大事なとこなのに

  • BL界の、るるぶ京都!w
    安定のかわいさんでした。
    読むと京都に行きたくなります。

    本編最後の誤植がもったいないな…w

  • 攻め:智明
    受け:夏生


    幼なじみの2つ年上の智明と付かず離れずの関係のまま過ごしている夏生。
    夏生は高校生の時に交通事故で脚を僅かに引きずる生活をしている。両親も相次いで早くに亡くなったので、向かいに住んでる智明と母親が懇意にしてくれていて、、、。


    かわい先生のこのゆるりとした感覚の二人の関係性の話は嫌いではない。嫌いではないけど、この二人はほんと、進展しなかった。受け、攻めの一人称が少なかったせいもあるけど、とにかく二人の気持ちが見えない。途中からなんとなく受けである夏生の気持ちは見えてきたものの攻めの智明がはぐらかすものだから、受けと一緒になってイライラしました(笑)

    結局、受けが行動を起こしたので成るようになったけど、あれ、あの時行動しなかったらそのまままたズルズルと日が経ったのじゃないかしら。
    攻めが受けの人生を歪ませる事になることを危惧して今までのらりくらりと結論を出してなかったというなら、このまま無かった事にするのも胸三寸だったはずで、、、。ちょっと納得いかない。まぁ、受けの夏生が幸せならそれで良いけど。

    あと、智明の縁談、今回は断れたけど、今後どうするのかな?

    タイトルの猫は、うーん、そこまで作品の中で必要だったかどうか?あんまり意味ないような。無理やり猫を登場させたような?

    笠井さんの挿絵はやっぱりカラーは良いけど白黒になるとイマイチかなぁ、、、。

  • 京都言葉、いいですね。
    はんなりとしていて、読み応えのある一冊でした。

    帯に「なんや大人になると…色々ややこしいねんなぁ… まるで共犯意識にも似た、表裏一体の罪悪感を抱えて日々を暮らす幼馴染みの二人 古都の四季に彩られ、時をかけて熟れてゆく恋ー」「京都で小さな刃物の専門店を営む夏生は、幼馴染みの町医者・智明とつかず離れずの関係を続けている。智明に大切に扱われるのを嬉しく感じながらも、それが高校時代の不幸な事故に智明が感じる必要のない責任と罪悪感を抱いているせいだとも理解していた。

    見えない糸に縛られた幼馴染み二人の関係は、ある日ゆっくりと熱を孕み恋情へと形を変える。」


    とあったので、てっきり二人はセフレか何かすでにもう関係しているのかと思って読み始めたら、キスどころか恋愛のれの字もなくて見事なまでのノンケな二人でした。

    二歳違いのお向かい同士の幼馴染みという関係の二人。
    夏生の境遇がとにかくこれでもかという程に酷くて、幼馴染みの智明は罪悪感というよりも独占欲・庇護欲といった感情なんでしょうね。恋愛感情も勿論あるけれど。
    そこに夏生の仕事を手伝う刃物職人の宗近の存在が。夏生の一つ年下ですが、寡黙で感情が分かりづらいというのに、夏生にストレートにその気持ちをぶつけて来て。
    ウジウジしている二人よりも潔くて余程気持ち良い男っぷりだっただけに、夏生がそれまでのらりくらりと京言葉でかわしていたというのにいきなりバッサリと切り捨ててしまった時にはびっくりしました。途端、名前が挙がることがなくなってしまったのは、夏生の彼への配慮だったのでしょうか。
    最後の最後に名前の呼び間違え(智明のはずが なんと恋敵の当て馬さん 宗近になってしまっていました)があって (私の読み間違いでなければその前にももう一箇所、焼肉を食べるシーンで、夏生が智明の仕事を紹介しているところが智明となるはずがなっちゃん となっていました) この時はえーーっ!! ともうびっくりでしたよ。これはないわーと、がっかり。

    長い長い幼馴染みの関係にようやく終止符を打ち恋人として歩む二人のこれからはどんな時が流れていくのでしょうか。
    夏生の尖っていた心の棘が少しずつでも抜けていければいいですね。

    京言葉だけだなく、京都ならではの町家や酒や菓子、そして祇園祭りと、京都の魅力があちらこちらに見られ、余計に柔らかな雰囲気の作品となっているように感じられました。
    京都の言葉は優しくはんなりとしているようにも思われますが、真の通っている強さも感じられますね。

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