翼の帰る処 5 ―蒼穹の果てへ― 下

著者 :
制作 : ことき 
  • 幻冬舎コミックス
3.81
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本棚登録 : 76
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344836808

作品紹介・あらすじ

「過去を視る」恩寵の力を持つヤエトは念願の隠居生活に突入したものの、仕事に忙殺される生活を送っていた。皇女は「兄たちの喧嘩を止められるなら」という理由から玉座を取りに行くと言いだし、皇帝からはヤエトの過去を視る力を利用して秘密を知られさることに。さらには魔界の蓋を閉じれば鳥たちが飛べなくなる可能性も浮上し、北嶺では帝国に対する不満が噴出する。ヤエトと皇女を取り巻く環境は徐々に変わりつつある中、少しずつ世界の罅へと近づくヤエトを待ち受ける運命とは-。感動の長編ファンタジーロマン、遂にグランドフィナーレ!

感想・レビュー・書評

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  • ヒントは得るものの、戻ってくれば恐ろしい状態に。

    心が繋がる、とは、良い半面、悪い事も繋がっていく。
    慌てて脱出に、怒涛のような現状。
    ふたはどこだ、から、さらに脱出した人。
    今回の黒幕と思わしき人の駒、まで怒涛の展開。
    このペースで、何がどう解決するのだ!? でしたが
    本筋だけが…な状態に。
    いや、これはこれでどうなるのか、と
    想像する楽しみが…。

    とりあえず、希望だった隠居には
    まだまだ遠い話、になってしまいました。

  • 隠居らしい生活を最後に垣間見えたような気もするのですが、やはり、ヤエトがそれらしくあるためには、必要な性質というものがあるのですね
    何はともあれ、大団円を向かえましたよ

  • 読み始めたきっかけはたしか「めるへんめーかー」で検索した事だったように思います。

    なんとなく読み始めて 
    ライトノベルな感じが読みやすかったので読み続け

    そしてこの最終巻でそりゃないよ、です。
    あとがきによると、もともと全10冊にしよう、という話だったそうで
    「魔界の件」をどうにかするまでのお話だったというなら
    これでいいの…かもしれませんが
    今まで帝位についての云々もこれだけ書いておきながら
    魔界の件が落着したらあとはこんな感じです、と説明されて終了か。第三王子との対決はなしなのか。帝位につくまでは書かないのか。
    だらだら続いて完結しないより良いのか。
    話がなんとなくあちこちにばらけていたという印象しかないのですが。だったらあのエピソードなくても良かったような…というのがいくつか。それよりこれについて書いてくれれば…というものも。残念。
    ※全巻図書館なので間があきすぎると詳細が…;でも最初の数巻では魔界云々とはあまり関係なく話が進んでいたような…?なので帝位につくまでの話なのかと思っていたような…?それがいつのまにか魔界とか…うろおぼえ。

    「過去を見る力」というのは面白い設定でこれを使って面白いお話を色々作れそうな気がするのですが。
    そういう設定の本が他にもあれば是非読んでみたいです。
    なにはともあれ完結おめでとうございました。

  • 完結。
    その後の話も読んでみたい。

  • 思ったより、するっと解決した事件。でも彼らっぽいと言えば彼らっぽいかな。
    名残惜しいが、完結。そして未だに本格引退できない主人公。

  • シリーズ完結。
    病弱主人公ヤエトと前向き皇女の組み合わせが楽しく、続刊が出るのをいつも楽しみにしてました。
    無事完結して本当に良かったです(こんな大風呂敷広げて終われるのか、と思ってました・・・)。
    「これで終わりじゃないんだよ、彼らの人生はまだ続くんだよ」という感じの結びで、その後の彼らの行く末に妄想がふくらみます。
    まあ、でも最後は皇女に押し倒されそうですけどね、ヤエト先生。

  • ああ、終わっちゃったな……途中までは、本当にこの巻で終るのだろうかと懐疑的でしたが、世界の罅は意外なところにあって、それが判ってからは怒涛の展開でした。でも、この終わり方って、続きも書けそうな終わり方ですよねー?いっそ、第2部として、ヤエトが保留にした問題や、王への復帰など書いて貰えると嬉しいのだけど、妹尾さんのあとがきを読む限り、書く気はなさそうなのが残念です。ヤエトが倒れている間、進行してしまっている事件が多いので、せめて他の人の視点での外伝的なものでもいいんですけどねえ……。とにもかくにも8年がかりで完結させてくれた作者さんに感謝です。

  •  翼の帰る処。シリーズ完結。
     体力的にヘタレで精神的に怠惰な主人公。ファンタジーの主人公なのにすぐに倒れてしまい、戦闘などの目立つ場面では全く目立たないどころか、周囲の騎士様に助けられるお姫様ポジション。個人的には面白いと思いつつ、きちんと完結まで辿り着くのか?とも思っていたので感慨深い。
     一見、主人公・ヤエトが王女・ミムウェを支えていくというのようで、闊達で直情的なミムウェの成長と共にヤエト自身もまた感化され、「恩寵」や自身の病弱な身体などの「呪い」と向き合っていく、ヤエト自身の成長ストーリーでもあった。
     2人の関係はどうなっていくのか、まだまだヤエトの気苦労は続くのだろうな、などと気になるところを残しつつ、よい結びであったと思う。

  • 刊行開始が2008年という事は読書メーター創設と時期が同じなんだなあと感慨深いです。この最終巻の最初からほとんどヤエトばかりが占めていて、皇女との絡みが全く無く寂しく読んでいたら、ラストは皇女らしい押せ押せで湧きました。これで物語のケリが付いたような、またこれからが新しい始まりのような、なんとも清々しく希望のある〆方で良かったです。

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