- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344837416
感想・レビュー・書評
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タイミングの合わないふたりが、年月を重ねまた恋人に戻るまでのおはなし。
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タイミングよく色々なことが進み、恋人になった水野と阿久津。そのままだったら幸せだったのに...。と言いたくなるほど、別れてからのタイミングが合わない。どちらかが勇気を出せば、どちらかが素直な気持ちを言葉にすれば...。と見ていてもどかしくなった。お互いを間違いなく大切に思っている2人には、一緒に幸せでいて欲しくなる。
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一気読み。出会って、付き合って、別れて、再会して、すれ違って。2人の気持ちが同じ方を向くまで、15年。この時間の長さがすごくリアルだった。相手が誰であれ、お互いを思い合って理解して、ましてや愛し合って暮らしていくって、そんな簡単じゃない。家族でも難しいのに、赤の他人が大切な人になるまでって、きっと本当にこれくらいの時間がかかるだろうなって思った。後日談が読みたくなる、素敵なお話でした。
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まさにタイトル通り。BL読者のほとんどが嫌うであろう、女性と結婚して受を裏切った攻との長きに渡る恋路を書ききったのは、ある意味すごい。現実はそんな甘いものじゃない。読者も知りながら目を背けていたそれを真正面から書き、納得するハッピーエンドまで導いた作者の手腕を称賛したい。
でも、やっぱりそこにたどり着くまで受は可哀想だったので、攻には受を終生大事にしてほしいな! -
とても好きな話・・・だが、じれったい(笑)。
一人でいるのはさみしくて、でも、もっと心の声を聴いたら近道があったのでは?とこういうお話を読むと思うけど。
いろいろあるから小説なのだとも思う、ってどっちやねん!?
「才」の大将が、ある意味超恰好いい!!!