モアザンワーズ (2) (バーズコミックス スピカコレクション)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.62
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本棚登録 : 195
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344837607

感想・レビュー・書評

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  • 全2巻読了。
    キャラたちは個々でみると好きなんだけど、結末が悲しすぎる…。
    だんだん美枝子に向いていく永慈を見るのがつらいと気持ちを言ったマッキーに永慈がなにもしないのが悲しい。
    前作をもう一回読み直そう。

  • in the apartmentという作品が先にあって、こちらはその過去編にあたるわけですね…そっちを読んでないから納得いかねーぞ!女子目線BLかと思っちゃってたしね。三人で子を作ろうって…お金も貯めたなら人工受精でいいじゃないか!と思ったよ。ハッピーエンドだったけど全然祝福できないよー!!それにしても登場人物の気持ちが分かりにくかったなー。モヤモヤするからin the~を読まねばならないな

  • 割とボロ泣き。

    いろいろレビュー回ってたらマッキーかわいそうって言う子多いけどさ!マッキー全ッ然自分のこと喋らんかったしさ!!たぶんマッキーがもっと自分の気持ちちゃんと周りに言えてたら、自分の気持ちを押し殺さずにいたら!変わってたよ!それこそ愛の逃避行でもなんでも!できたんでないの!!と、思うのはひどいだろうか。
    だってマッキーの「裏切られた」と思う気持ちも分かるしなぁ。
    しかもその気持ちを否定されて、「俺おかしいんかな」ってなる気持ちも分かるしね。
    でもあんな風に、優しさを押し付け合う関係が上手くいくわけないんだよ。
    自分押し殺して人に優しくして疎外感感じて不安になって。そんな関係になってしまったのに、ぶつかることなく一生三人で仲良く暮らすなんて絶対できることではない。絶対どこかでガタがくる、ので、早めに退避したマッキーは偉かったとも思う。めっちゃ傷ついてるしめっちゃ引きずってるけど。でもほら、INTHE~を先に読んでる民としては「大丈夫大丈夫マッキー幸せになるから」って高見の見物ができてたからね。

    あと永ちゃん…永ちゃんはそんな簡単に周りを切り捨てられる人ではなかったからなぁ…とことん優しい人だからなぁ…。
    駆け落ちだって、マッキーはほんとにしたかったと思うよ。でもマッキーは永ちゃんが「そういうことが出来ない人」ってのをよく理解していただろうし、そういうところも好きだったんじゃないかな。そしてまたマッキーは自分の気持ちを押し殺すのだけど。
    あ、でもラストらへんの「永ちゃんの優しさは何なのだろうとずっと思っていた。これはこの人の強さだ」のところで号泣。つらい好き。永ちゃんのそういうところが好き。

    美枝子もね、突飛なことを言い出しましたけど、まぁ若いし。二人のことが本当に好きだったから。
    あと「そんときはもう必死で、何でかおれら3人ともそれしかないって思いこんで、そんなことしてもうた」って妹尾がINTHE~で語ってますからね。必死だったんですよ。だめだレビューくっそ長くなったわ。

    まとめると、ぎっしりした漫画だった。
    レビュー回ってたときに思ったんだけど、褒めてる人もそうでない人も、この話をよく読んで、深くまで考えてるよね。賛否両論あるものは売れるって前にテレビで観たぜ。そりゃ話題になるわ。
    個人的にはもっと売れて、ドラマ化とかしてほしい。たのしみ。

  • 最終巻。前日譚である『IN THE APARTMENT』は読んでるのに、内容が思い出せないので新鮮な気持ちで読みました。1巻では女子目線BLなのかと思ったけど、最後まで読むとちゃんと一般作品だった。それにしても不思議な話…。きっと、美枝子と永慈にとっては最良のハッピーエンドなのかなとは思うけど切なさの残る結末だった。これは恋の話ではなく家族の話で、美枝子は妹尾と永慈に両親を重ねてたと思うので、妹尾とこのままは寂しい…。まあ、そこは『IN THE APARTMENT』を読んでね!ってことなのだろうけど…読み返そう…。

  • 1巻のほのぼのはどこにいったの…?というくらい胸が切なくなりました…。
    やっぱりインザアパートメント読んでるから、どうしても妹尾に感情移入してしまう……。
    永慈も美枝子も妹尾もみんな必死に考えて選んだ選択の結果なのはわかるんだけど、インザアパートメントで妹尾が永慈と美枝子に会うまで4年かかってると思うと、その間、子供ができて家族になって周りに祝われながら過ごしてきた永慈と美枝子に対して(もちろん妹尾がいなくなったこととか、自分たちのしたことへの複雑な心境はあるにしろ)、妹尾は一人で自分を責めながら傷ついたまま動けずにいたって思うと、まじ泣けてくる。。。
    妹尾は結果、杉本に出会えるからいいけれども…!必要なことだったと思えば……。
    でもまじ切なすぎる。。。

    永慈も父親に受け入れてもらえないことにすごく傷ついて悩んでいたんだろうけど、永慈の性格上、自分の気持ちよりも周りの気持ちを優先しちゃうから、妹尾はそういう永慈のことも良くわかってたはずだし、きっと美枝子が子供を産むなんて言わなくても、自分から身を引いてたんじゃないかな……。
    っていうか、好きな相手のことなんだから、永慈ももっと妹尾の気持ちにきづいてやれよっていう……。
    永慈から好きになったのに、最終的に妹尾の方が永慈を好きになってるっていうのが余計に泣けた。
    永慈と言い合いになった時の、
    「そうか…。やっぱおれがどっかおかしいんかな…」
    っていう妹尾の一言に堪えていた涙が決壊しました。

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