異世界で夜のお仕事しています (幻冬舎ルチル文庫)

著者 : 高峰あいす
制作 : 金 ひかる 
  • 幻冬舎コミックス (2017年2月15日発売)
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  • 本棚登録 :16
  • レビュー :1
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344839397

異世界で夜のお仕事しています (幻冬舎ルチル文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ▼あらすじ

    父が失踪し、高校生の環に残されたのは多額の借金と祖父がくれた桐の小箱だけ。
    藁にも縋る思いで箱を開け――目覚めた環は見知らぬ雑木林で
    気品溢れる外国人と出会うが、アイザックと名乗る彼には獣の耳が!
    異世界らしい街で娼館の主から男娼にと勧誘され、環は借金返済のため腹を括る。
    やがて、客として訪れたアイザックに激しく愛されて……?

    ***

    ★3.5
    世界観は良かったし、出だしもワクワク出来たんだけど、
    ところどころ腑に落ちない部分があって微妙に不完全燃焼…。
    最初はほのぼのした雰囲気で物語が進むので読んでて楽しく、
    アイザック(攻)も多少傲慢だけど立ち振る舞いは紳士なので第一印象は
    とても良かったのですが、物語の中盤、環の水揚げが決まってからの彼は
    雰囲気がガラッと変わり、人が変わったように傲慢さに拍車がかかって
    嫌がる環を無理矢理抱くので「一体どうしちゃったの…!?」と^^;
    愛はあるんだろうけど、言動からはあまり思いやりを感じられないし、
    それどころか環との行為を従者に見せつけたりとやりたい放題。
    最初のアイザックの好感が高かっただけに、
    この豹変っぷりには正直、がっかりしてしまいました。

    環も環で、一目惚れと言ったらそれでおしまいだけど、
    強姦紛いの事をされたのにそこはあまり気にせずにいつの間にか
    アイザックを好きになってるし、何で…?って感じです。
    これならばいっそ、オメガバースの“魂の番”システムみたいに、
    惹かれ合う運命だったと言われた方がまだ納得出来たような(笑)
    因みにアイザックの性格ですが、物語の終盤の方でいきなり
    最初の頃のような穏やかさを取り戻ります(笑)
    ほんと、一時のあの傍若無人っぷりは何だったんだと…。^^;
    でも、アイザックと別れて人間界に戻った環の前に人の姿に化けた
    アイザックが現れるシーンは意外性があって良かったです。
    環があやかしの世界に行く事はあっても、アイザックが
    人間界に来る事はまず無いだろうなと思っていたので…。

    最後はハッピーエンドなので読後感は悪くはないのですが、
    先述した通り、ストーリーの中で引っ掛かる点がちらほら
    見受けられるのでその点はマイナス。特にこの作品で起こる
    トラブルの大半は説明不足が原因だったりするのでそれも何だかなあと。
    シリルと玉の関係は安定してほのぼのしていたので良かったのですが、
    それ以外は何だか色々と不安定だったので、もう少し納得のいくストーリーだったら
    設定と雰囲気は良いだけにもっと楽しめたんじゃないかな、と思います。

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