- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344841086
感想・レビュー・書評
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女性漫画家たちへのインタビュー。
漫画家さんたちのモノローグという感じで、静かに穏やかに漫画家であることのことが語られる。
皆、漫画家として成功している人たちだから、熾烈な競争の生き残りの方々だと思う。
けれども、語られる内容は、そんな大それた人にみえなく、控えめな雰囲気で、まったく偉ぶっていなくて、逆にすごいなと思う。
それは、インタビュアーがある程度近くにいる人なのかな?とも思った。
また女性という点で、自分ができることをコツコツ、自分らしく続けていたという部分が出ているのかなとも思う。
感触としては、芸術家やアスリートというよりも、究めきった職人という感じ。
いくえみ綾さんが、スランプらしいスランプがないという発言をさらりとしていて、かっこいいなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誤字と組版が気になるが漫画を描きたくなった
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【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/
図書館・請求記号 726.1/Ki39/2/ -
女性漫画家4人に、漫画家という仕事をインタビューする。
マンガには、恐ろしいほどの技術と思いと調べたことが注ぎ込まれている。
それを読み手には悟らせない、軽やかな作画とストーリー運び。
マンガを描き続けている人、目指している人、マンガが大好きな人に。
海野なつみさん
…描きたい物語を雑誌に載せてもらえるようになるまで
いくえみ綾さん
…職業マンガ家として、物語を練る。
冬目景さん
…絵を模索する
荒川弘さん
…実生活の全ての体験、いろんなジャンルの物語、全てが血肉になる
男性漫画家さんが仕事を語るインタビューの本は出てないかな?ちょっと読みたくなった。
ここ数年、マンガから遠ざかっていたのだけど、また読みたいなあと思った。
マンガを読むにも技術がいるようだと最近気付いたのですが、マンガ読みスキルが衰えていないことを祈りつつ。 -
<閲覧スタッフより>
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所在記号:726.101||キム
資料番号:10242842
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