ヤリチン☆ビッチ部 -4 限定版 (バーズコミックス ルチルコレクション リュクス)

著者 : おげれつたなか

• 幻冬舎コミックス (2021年1月22日発売)

作品紹介・あらすじ

山奥にある全寮制男子校、私立モリモーリ学園。写真部とは名ばかり、活動内容はずばりS●Xという通称｢ヤリチンビッチ部｣に入部してしまった遠野は性に奔放な先輩たちに翻弄されながら忙しい日々を送っている。怒涛の林間学校をなんとか終え、加島から本格的な告白を受けた遠野だが返事は保留。一方、矢口は林間学校を機に遠野を意識するように。そして百合とジミーはますます愛？を深め合い、鹿谷や明美の知られざる過去も少しずつ明らかになって……？　大人気お下品学園BL、待望の第4巻！　限定版はオールカラーのイラストブック付き。イラストブックには特典やグッズに使用されたものを中心に書籍未収録の貴重なカラーイラストを多数収録。このために描きおろされたカラーイラストも収録！

感想・レビュー・書評

[ponponchanさんの感想 · 2024年3月23日]

元気いっぱい、ビッチ部メンバー第4巻です。
イベントやトラブル等、盛り沢山です。

お話の前半、鹿谷くんの過去のお話は切なさで溢れています。

後半は夏合宿のお話しがスタートです。
ビッチ部のみんな、それぞれに悩ましい問題をかかえていそうです。

気になることが書ききれないくらいに沢山あります。テンション高く、面白さもありつつ、徐々にみんなの繊細な部分に触れる場面も増えてきたように感じます。

書き下ろしのジャンケンは、「勝ったかし」「負けたかし」が面白くて可愛いです。

[たる。さんの感想 · 2023年6月16日]

鹿谷と先生の内容でした。
部活のみんなで協力してて面白かった

[mira-inさんの感想 · 2021年1月31日]

うーーーーーーん。
過去3巻よりはアレだけど、全っ然進んでない！
モヤモヤが止まらない！Webで公開があるとは言えこんだけ待って、ちっとも決着が見えない！むしろ謎が増える一方！w
安泰だった百合くんとジミーですら、最後は怪しい感じだったし心配！！当分終わらんなぁーコレ。(ノД`)

[komaさんの感想 · 2021年1月24日]

鹿谷の過去と、従兄弟わだかまり問題が解決の巻

[komopyさんの感想 · 2021年1月22日]

やっと出た4巻目！待ち遠しかったです。
林間学校からの流れで、遠野と加島と矢口のビミョーな関係が気になっていましたが、教師の松村に呼び出されたあと顔に怪我して戻ってきた鹿谷先輩の話から続いていて、彼の意外な純情と初恋にものすごーく切なくさせられてしまいました。
今回はこれまでのおバカなエロエロメインじゃなく(部活の合宿はめちゃアホエロだったけど…！)、ピュアなラブがあふれていました。
なかでも、青春の光と影みたいな鹿谷先輩の初恋物語に胸が痛み、快楽派だと思い込んでた認識も変わりました。どうして山奥の全寮制学園にやって来たのかがわかって、辛かった…
で、どうして松村の暴挙を許してるのかもわかって、なおさら辛く。
そんな鹿谷先輩のために、ヤリチンビッチ部のみんなが結束して松村をやっつけたところでは、ほんとに胸がスッキリしました。素直にありがとうって言えない鹿谷先輩が、かわいかったです。

そして加島と矢口も互いに本音をさらけ出すことができてよかったな～と思ったり、青春だよね…と胸アツになったり。
そんなピュアでキラッキラな話でうるうるしてたら、部活の合宿ではまた元のアホエロで大爆笑。
ゆりとジミーが順調に愛とエロを育ててるのは、しっかりと確認しました。

一番お下品だったのが描きおろし!!あのジャンケン…！
勝ったかしって、恥ずかしくて言えない(笑)
続きがもう待ち遠しいです。お仕事お忙しいとは思いますが、次巻待ってます！

著者プロフィール

おげれつたなか
BL作品で「おげれつたなか」、非BL作品で「たなかマルメロ」と筆名を使い分けている。元々は『黒子のバスケ』二次創作メインで「たなかでござる」という筆名で活動。2014年6月、『恋とはバカであることだ』で商業誌デビューを飾る。以降、早い執筆ペースと確かな画力、表現力で一躍人気作家になる。
代表作に、2012年から「Pixiv」で不定期連載され、2016年幻冬舎から単行本化された『ヤリチン☆ビッチ部』（略称『ヤリ部』）。同作はドラマCD化、アニメ化された。