悪役令嬢の双子の弟 なぜか攻略対象にモテモテです

  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 3
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344853973

作品紹介・あらすじ

ゲーム会社の若手社員織田朝也は、突っ込んでくるトラックから同僚の真利愛をかばい、かわりに死んでしまう。朝也が意識を取り戻すと、運命の女神フォルタナから実は死ぬのは真利愛だったと謝罪され、自分が作ったゲームの世界の真利愛が転生するはずだったキャラの双子の弟として転生することに。真利愛はヒロインの聖女マリアのモデルだったのでその弟に転生と思ったが、なんと、マリアを苛め抜き命を奪おうとする悪役令嬢・オリヴィエの弟・オリヴィオに転生していた。このままだと、マリアと恋仲の皇太子の策で、オリヴィエとその一族は断罪されることになる。それを防ぐため、オリヴィエの身代わりでパーティーに出席することにしたオリヴィオを迎えに来たのは、皇太子の友人で攻略対象の一人であり、親友で同僚の崎森勇気を容姿のモデルにしたトリスタンだった。オリヴィエでないことに気づいたトリスタンは、実は皇太子はマリアに魅了の魔法をかけられたのではと疑っているといい、オリヴィオに協力を求め!?

感想・レビュー・書評

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  • 好きな人をかばい、転生することになった朝也。自分が作ったゲームの世界だけど、ゲームにはいないキャラになる。しかも、それが断罪直前の悪役令嬢の弟。かなり厳しい状況で、ハラハラする。でも、転生前と違い、自分に自信を持てている朝也が状況をどんどん変えていくのが楽しかった。ゲームとは違う進み方をして、段々変わっていく「攻略対象」たちを見るのも。全くの無自覚でトリスタンをはじめとした攻略対象たちからの好感度を上げまくる朝也。皇太子に近づくために奮闘しながらも、朝也を巡って争っているみんなを見るのも楽しかった。

  • 形態はノベルズの長編ものだと思って楽しみに読み始めたものの、実際は文庫の大きいサイズ版だった。。。残念。
    流行りの異世界転生に、既定路線の主人公悪女だった説で、これをどう覆すのかなーって思ってたんだけど、結局予定通り?新人ばりのありもの展開でした。。。
    そもそも、女神が出てくるとか、創世者が登場する系の異世界転生ってどうにもご都合主義で苦手なのに、その上転生者複数で、チート設定で、ハーレムエンド。。。。もうね、ただ入れたいもの入れまくっただけの盛り盛り設定が、とてもじゃないが過去作たくさん書かれている先生の作品とは思えない、なんとも切ない作品だなーと思いました。

  • 女神様うるさい…
    割とシリアス?気味に進んでいたのに、シリアスな場面でコメディになった。
    しかも魔法で捕まえるのかと思えば、捕縛するのに腕力って(^_^;)

    あれだけ大騒ぎして、最後あっけなく終わった。
    勇気が朝也の表情を読めるとはいえ、朝也からは告白の返事はしていないし、曖昧なままこれで終わり?最後の最後で失速した感じ。
    マリアを捕まえるまでが面白かっただけに残念。

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著者プロフィール

12月20日生まれ、射手座、B型。2002年、『罪なくちづけ』でデビュー。BLや女性向け小説など幅広く執筆し、「たくらみ」シリーズ、『忘れない男』に始まる「警視庁特殊能力係」シリーズなど、人気シリーズを多数持つ。

「2023年 『先輩と僕 総務部社内公安課 FILE 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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