- 本 ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344900936
感想・レビュー・書評
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つい先だっての朝日新聞の記事で、朝日俳壇の選者稲畑汀子さんが退任されるとあった
さらに記事の中で、稲畑VS金子兜太の俳句バトルが有名だった云々の文章があり、金子兜太さんてどういう方だろうと興味を持っていた
そして、この本となってわけである
『知識ゼロからの俳句入門』というだけあって、古谷三敏さんのイラストと相まって、とても楽しく分かりやすく読めた 漫画を読む感じで気楽に
引用している例句も名代の俳人の句よりも素人のそれも子供が作ったような自由な俳句が多かった
季語がないものも多く、これって俳句?と思ったが、前述の稲畑さんとのバトルでも
「季語がないのは単なる短詩」という稲畑さんに対して
金子さんは「俳句は自由。季語にこだわる必要はない」
と言われたらしい
なるほど、たくさんの俳人の方の主義主張はさまざまなんだなと納得した次第である詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近、「奥の細道」や関連する本を読んでいて俳句への興味が高まっている。図書館でふと目に止まったので読んでみた。季語や切れ字の使い方など、奥深さの一端を垣間見ることができた。
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俳句始めて一年。ここにきて、入門書を読んでみてよーく理解できました!
日々学び、楽しんで俳句作り続けようと、思えました。 -
内容(「MARC」データベースより)
俳句の持つ五七五のリズムは、古くから日本人に親しまれ、私たちの体にしみついている。五七五のリズムで、右脳・左脳を鍛えよう。季語・切字の基本から、句会・投句、句集出版まで、カリスマ選者が教える完全ガイド。
全くの初心者に分かりやすく書いてある。句の解説があるので、有名な句でも改めて深く知ることができた。また、句の漢字にフリガナがふってあるので、正しく読む事ができ、ストレスなく読み進めることができた。 -
『BAR レモンハート』の人が挿絵なんだね―とか思ってたらそもそも『BAR レモンハート』からの流用だった。内容は至極真っ当タイトル通り知識ゼロからの入門書として非常に優れたものだと思う。
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読了:2007年1月
収納:箱C1
著者プロフィール
金子兜太の作品





