知識ゼロからの俳句入門

著者 :
  • 幻冬舎
3.93
  • (4)
  • (6)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 59
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344900936

作品紹介・あらすじ

季語・切字の基本から、句会・投句、句集出版までカリスマ選者が教える完全ガイド。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • つい先だっての朝日新聞の記事で、朝日俳壇の選者稲畑汀子さんが退任されるとあった
    さらに記事の中で、稲畑VS金子兜太の俳句バトルが有名だった云々の文章があり、金子兜太さんてどういう方だろうと興味を持っていた

    そして、この本となってわけである
    『知識ゼロからの俳句入門』というだけあって、古谷三敏さんのイラストと相まって、とても楽しく分かりやすく読めた 漫画を読む感じで気楽に

    引用している例句も名代の俳人の句よりも素人のそれも子供が作ったような自由な俳句が多かった

    季語がないものも多く、これって俳句?と思ったが、前述の稲畑さんとのバトルでも
    「季語がないのは単なる短詩」という稲畑さんに対して
    金子さんは「俳句は自由。季語にこだわる必要はない」
    と言われたらしい
    なるほど、たくさんの俳人の方の主義主張はさまざまなんだなと納得した次第である

  • 俳句始めて一年。ここにきて、入門書を読んでみてよーく理解できました!
    日々学び、楽しんで俳句作り続けようと、思えました。

  • 内容(「MARC」データベースより)
    俳句の持つ五七五のリズムは、古くから日本人に親しまれ、私たちの体にしみついている。五七五のリズムで、右脳・左脳を鍛えよう。季語・切字の基本から、句会・投句、句集出版まで、カリスマ選者が教える完全ガイド。

    全くの初心者に分かりやすく書いてある。句の解説があるので、有名な句でも改めて深く知ることができた。また、句の漢字にフリガナがふってあるので、正しく読む事ができ、ストレスなく読み進めることができた。

  • 『BAR レモンハート』の人が挿絵なんだね―とか思ってたらそもそも『BAR レモンハート』からの流用だった。内容は至極真っ当タイトル通り知識ゼロからの入門書として非常に優れたものだと思う。

  • 読了:2007年1月
    収納:箱C1

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

金子 兜太(かねこ とうた)
1919年埼玉県生まれ。東京大学経済学部卒業。1943年日本銀行に入行。加藤楸邨に師事。1962年、同人誌「海程」を創刊、主宰。1978年埼玉県文化賞受賞、1983年、現代俳句協会会長、1987年より朝日俳壇選者、1988年、紫綬褒章受章、1996年、句集「両神」で詩歌文学館賞受賞。1997年、NHK放送文化賞。2005年日本芸術院会員、2008年、文化功労者。
主な著書「種田山頭火 漂泊の俳人」「小林一茶」「感性時代の俳句塾」「放浪行乞」「わが戦後俳句史」「一茶句集」ほか。句集「少年」「蜿蜿」「暗緑地誌」「遊牧集」「金子兜太全句集」「黄金子兜太句集」「皆之」「詩経国風」「金子兜太集」第1巻~第4巻ほか。

「2022年 『金子兜太 俳句の古典を読む ─芭蕉 蕪村 一茶 子規─ CD版 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

金子兜太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×