知識ゼロからのエジプト入門

著者 : 近藤二郎

• 幻冬舎 (2012年1月27日発売)

作品紹介・あらすじ

あこがれの職業は、書記。女性も男性と同じ賃金。50種以上のパンがあった豊かな食生活。ピラミッドやツタンカーメン、クレオパトラだけではない、5000年前から栄えた高度な文明の全貌。

感想・レビュー・書評

[TORUAKさんの感想 · 2022年10月2日]

エジプトからお客さんが来るから読みました。
本は面白くもなんともなかったけど、
つくづく思う事は、人間というのはいつの時代も
どこの国でも争う生き物なのだということ。

世界四大文明とはいえエジプトもおんなじ。
侵略者と戦争をする。これはしょうがないか。
内部では親族同士で権力争いをして殺し合う。
前任者の遺跡を破壊し名前まで削り取る。
権力を誇示するために国民を総動員する。
自分の権力を維持するために幼子を王に仕立て上げて後見人として実権を振るう。
内政が落ち着いたら外に侵略に出る。

鎌倉殿も同じ展開。

やはり人生は戦いなんですな。
ファイティングポーズを取らないやつは不幸になるしかない。

意志を通すというのが時に
＝　ムリを通す、ムリを強いる
＝　ウソを通す、ウソを強いる

になってっちゃうのがいやなんだよ、
俺は。

[shige38さんの感想 · 2012年12月30日]

エジプト旅行の前に知識を得るために迷った末に買った本。
初期の段階で読むにはいいと思いますよ。各説明が見開き1ページで完結なので、読みやすいです。
気になった部分をもう1度読んでいけば、ばっちしだと思います。

[りぶっくま（安城市図書館ファン通信）さんの感想 · 2012年2月29日]

【新刊情報】知識ゼロからのエジプト入門　242/ｺ　http://tinyurl.com/6pukkp4　神秘的で多くの謎に包まれている古代エジプトの魅力を、最新のエジプト考古学の情報を取り入れながら、マンガや豊富なイラストを用いてわかりやすく解説する。 #安城

著者プロフィール

早稲田大学文学部助教授。専門はエジプト学。著書に『ものの始まり』（岩波新書）『エジプトの考古学』（同成社）、訳書に『黄金のツタンカーメン』（原書房）『パピルス』（学芸書林）など多数。

「2005年 『古代エジプト文化とヒエログリフ～新装普及版』 で使われていた紹介文から引用しています。」