賢人の勉強術

  • 幻冬舎
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344902510

感想・レビュー・書評

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  • 勉強がなかなかはかどらない高校生の長女のために読了。
    大人用の勉強術のようだけど、長女用に置き換えて当てはまる点をピックアップ。

    ●短時間の復習で記憶を保持する方法。ポイントは効率。短時間の復習を数多くする。
    ●出力トレーニングが記憶の仕上げ。記憶したことを紙に書いたり問題集を解く。
    ●朝型・夜型はその人次第。自分のバイオリズムを知り、それに合わせる。但し夜勉強したら翌朝すぐに(例え10分でも)復習すること。この僅かな時間が記憶の定着に有効。
    ●徹底してノートに記録する。手書きを侮るなかれ。
    ●空腹・気温がキーワード。ある程度空腹の時が記憶するにはよい。勉強する部屋の温度は低めがよい。
    ●土日はだらだら過ごさず平日と同じ時間に寝起きする。時差ボケ予防のようなもの。
    ●英単語を覚える時は単語を丸暗記するのではなく、例文や用法まで同時に頭に入れる。
    ●忍耐強く継続することが重要。勉強はすぐには成果に繋がらない。
    ●記憶のゴールデンアワーを知る。朝:思考系(企画書、プレゼント案など)、夜:暗記系(語学や試験勉強)と使い分ける。特に就寝前の1~2時間は記憶のゴールデンアワー。覚えたら忘れない内に寝ること。
    ●過去問の分析が重要。敵を知る。
    ●知識は増やすより精度を上げる。量より質。
    ●問題は一度解いて終わってはいけない。一冊の問題集を繰り返し解くことで、知識の精度を上げていく。
    ●間違えた問題は反省ノートに書き出す。間違えをちゃんと捉える。何点取れたかという結果だけを見て終わってはいけない(一喜一憂しない)。それよりも解けなかった問題にこそ意味がある。

    これらをどうやって長女に教えたらよいものか…そこが問題。

  • 何をするために勉強をするのかをはっきりさせたうえで、逆算して計画をたてることだったり、試験の勉強法では、全体像をしっかり把握することから始めたり、役に立つ情報をまとめたもの。

  • 記憶は翌日、一週間後、二週間後、一ヶ月後。

    たくさん知ったり、まあ人と話したり勉強も一杯やって。そんな感じ

  • 大人の勉強についての、竹中平蔵さんの話が面白かった。天井がある勉強、ない勉強。経済、財務、英語、それぞれ学ぶ必要をかんじました。

  • さすがの幻冬舎クオリティ.

  • それなりに役に立つ本

  • 勉強に対するモチベーションが上がった。特に竹中平蔵氏のマトリクスは参考になった。

  • 和田秀樹
    ・入試は対策がはっきり示されていて、きちんとこなす努力がものをいう。
    ・知識、推論、メタ認知
    ・人に説明して理解度アップ
    ・シミュレーション、別分野への応用、多面的な見方
    ・メタ認知トレーニング
    ・隙間時間を無駄にしない
    ・家族を犠牲にしない。一緒に勉強。

    竹中平蔵
    ・簿記3級
    ・定点観測、外の風に当たる重要性

    藤原和博
    ・正解主義から修正主義、納得解
    ・目指すは二流の1番
    ・1万時間で自分の可能性を広げる
    ・100を目指せ
    ・名刺に頼らない自己紹介
    ・プレゼンは聞き取りに力を入れる

    池谷裕二
    ・翌日、1週間後、その2週間後、その1ヶ月後の復習
    ・興味でシータ波、復習効果大
    ・空腹、歩行、気温が記憶のキーワード
    ・新しい事は少しずつステップアップ
    ・まずは全容を大まかに把握
    ・逃げ道を知っているだけでストレス減
    ・アセチルコリンを抑制しない風邪薬を
    ・朝は思考系、夜は記憶系の勉強

    伊藤真
    ・目標は満点ではなく、合格ライン
    ・過去問は最高の問題集
    ・計画の可視化
    ・曖昧な100の知識より10の正確な知識
    ・基礎を固め、優先項目を押さえる
    ・間違えた問題はノートに書き出す
    ・スランプは努力の証。原因を書き出す
    ・10倍の時間をかけて準備

  • とりあえず率直な感想としては、至って普通の本。このタイトルに誘われて、さぞかしものすごい勉強法でも書かれているのだろうとか期待すると、多分がっかりするはずです。
    ほぼ全部、既出な話ばかりなので、新しい発見とかは全くなかったですね…うーん残念。

  • そんなに特別なことは書かれていない。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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