賢人の会議術

著者 : 川口淳一郎 上田昭夫 小籔千豊 柴田陽子 戸羽太

• 幻冬舎 (2013年5月24日発売)

作品紹介・あらすじ

短い時間で深い議論をする場作り。意思統一を図って、決定を実行に移せ!発言・提案しやすい雰囲気を演出する。参加者が満足する無駄のない進行とは。

感想・レビュー・書評

[obanaさんの感想 · 2016年5月29日]

正直イマイチ。
さまざまな分野の人間に、ひとつのテーマについて
話を聞いてビジネス書風にそれっぽくまとめたもの。
本自体は見やすいし、各人が言いたいことはわかる。
ただ、全体としてなんか薄っぺらい。
まず、ひとりひとり同じことに対してまったく正反対の意見を述べているので、
読む人間はどこから何を参考にすればよいのかわからない。
そして内容も、どこかで見たような話ばかりだ。
最後に何より、このメンツを「賢人」と呼ぶのはどうなんだろう？
ただひとつ、このような本は、
それぞれの人間性やスタンスの違いが垣間見られるのは興味深い。
本書では、ほかの「賢人」と比べて
小籔千豊や柴田陽子の不遜さや印象の悪さが目立っているように感じた。

[restsitekさんの感想 · 2013年8月15日]

宇宙開発、女子ラグビー、吉本新喜劇、ブランドプロデューサー、陸前高田市市長らの、会議の心得がまとめられています。

[アオキンＺ（ゼット）さんの感想 · 2013年8月2日]

会議のコーディネートって難しい！、というけで手に取った一冊。宇宙、スポーツ、芸人、コンサル、市長、異なる立場の賢人5人がその術をコンパクトに解説する。その場でみんなで決める、読後感を大切に、自分を主語に想いを語る、なにからやってみようか。

著者プロフィール

1955年、青森県弘前市生まれ。「はやぶさ」プロジェクトマネージャー。
京都大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。旧文部省宇宙科学研究所に助手として着任、2000年より教授。現在、宇宙航空研究開発機構（JAXA）宇宙科学研究所宇宙航行システム研究系研究主幹、月惑星探査プログラムグループプログラムディレクタ。専門はアストロダイナミクス、システム制御論。

「2012年 『はやぶさパワースポット50 = Hayabusa's Power Spot 50』 で使われていた紹介文から引用しています。」