知識ゼロからのフルマラソン入門

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344903142

感想・レビュー・書評

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  • マラソンのペースの考え方からトレーニングメニューまで学べる良著。高橋尚子を育てたコーチの指導だけあり説得力がある。
    時間が取れないサラリーマンがフルを目指すには短時間でも息の上がるメニューを取り入れて心肺機能を上げること、長い距離を走るメニューを週一は取り入れてマラソンに耐えられる脚を作ること、が必要。

    日頃の鉄分補給がマラソンには大切でカツオのタタキ、ほうれん草、ひじきがよい。

    小出コーチも朝飯前のトレーニングを推奨。空腹状態で走ると体脂肪が使われるので痩せやすいし、体脂肪を使って走れるようになるとエネルギー切れを起こしにくくなる。

  • 週一回は90分続けて運動する。
    最後はビルドアップ=心肺を鍛える
    毎日ゆっくり、では早くならない。
    いつものジョグも最後の1~2キロはペースを上げる。

    練習日記をつける(ジョグノートなど)

    練習時間の短さを全力走でカバーする。週3回の練習。
    1~2週目
    1日目、全力走20分
    2日目、ジョグ10分+全力5分 3セット
    3日目、15~20キロ走 1~2キロはビルドアップ
    3~4週目
    1日目、全力走20分または10分×2回
    2日目、ペース走50~60分(5分40秒/キロ)
    3日目、20~25キロ走、5キロはビルドアップ5分半
    5~6週目
    1日目、全力走15分×2回
    2日目、全力走10キロ タイムを計る
    3日目、20~25キロ走+ビルドアップ
    7~8週目
    1日目、坂道インターバル200×5~10回
    2日目、全力走15キロ タイムを計る
    3日目、30キロ走、ペースは気にしない
    9~10週目
    1日目、坂道200m×5~10回
    2日目、ジョグ10分+全力10分 2~3セット
       または5分40秒ペース走20キロ
    3日目 30キロ走 ビルドアップ5分50秒~最後10は30   秒より早く
    11週目~疲労抜き
    1日目、全力走10キロ
    2日目、全力走5キロ×3回
    3日目、ペース走20~25キロ(5分半)
    12週目
    1日目、全力走5キロ
    2日目、全力走5キロ×2回
    3日目、ペース走15~20キロ(5分半)
    13週目
    1日目、5分半で5~8キロ
    2日目、ジョグ
    3日目、本番

    レース3週前からは疲労抜き、筋力、心肺は落とさない。

    後半型の走り。30キロ過ぎを一番早く。
    どんどん抜ける。
    5キロ29分10秒、10キロ58分20秒、15キロ1時間27分30秒(ここまで5分50秒)
    20キロ1時間55分50秒、25キロ2時間24分10秒、30キロ2時間52分30秒(ここまで5分40秒)
    30キロから5分30秒ペース、
    35キロ3時間20分、40キロ3時間47分30秒
    30キロ過ぎたら頑張る走り。

  • ランニング記事を書くために購入した本。

  • 運動神経ゼロだけど、完走したい!時短トレーニングで、4時間の壁を突破したい!マラソンの神様が教える、秘伝・楽しく、走力をつける方法!(帯)

    イラスト付きは好みが分かれそう。
    マニュアル本としては、走り始めからサブ5、サブ4のフォローと割かし範囲は広いんじゃなかろうか。
    トラブル時の対処法がちょいと少なめなのが気になったところ。

  • とっても分かりやすく、実践しやすい。

  • 小出さんの監修本。
    かなり参考になる記述が多数あり。
    特に記録アップのための施策が、素晴らしい。
    さすが、金メダリストを生んだコーチ。

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著者プロフィール

有森裕子、高橋尚子ら五輪メダリストを育てたマラソン指導の第一人者。1939年4月、千葉県生まれ。順天堂大学で箱根駅伝を3回走り、卒業後は教職に。86年、市立船橋高校で全国高校駅伝優勝。その後、実業団チームの監督を経て、2001年に佐倉アスリート倶楽部設立。

「2013年 『30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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