薬剤師の新・幸福論 薬剤師に捧げる成功する処世術! (幻冬舎ルネッサンス新書)

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  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344910010

感想・レビュー・書評

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  • どちらかというと私はビジネス書を読むことが多いですが、サブタイトルの「薬剤師に捧げる成功する処世術!」というのにひかれて自分と同じ薬剤師さんが書いた本を買ってしまいました。

    この著者、とにかく薬剤師として色々と経験しています。
    一番目を引くのは、マツモトキヨシの創業一号店(上野店)での企画、創業の責任者と薬局長を行っていたころではないでしょうか?
    あのマツキヨの初代薬局長なのです。
    そのほかにも、慶応義塾大学、東京大学、東京女子医科大学、日本大学など多くの病院・関連医療機関で主任、薬局長を務めたり埼玉県の”医療行政改革”として試験的に開業された「分業薬局の管理薬剤師」、漢方薬局での勤務医療モールや医療過疎地での調剤薬局開業・経営、薬剤師6年制の制度改革会議への参加・・・色々な事やっています。

    著者本人も「製薬メーカーMRを除き、各調剤薬局、漢方専門薬局、医療専門出版社、医薬品研究所、薬剤師指導講師を含め、多種の職場を経験してきました」というほどの逸材。

    この著者、点々と転職しているのではなく、次々に声を掛けられて引き抜かれているのです。
    がむしゃらに薬剤師をやって、それが病院院長の耳に入り、院長知り合いの病院からオファー
    そこでさらに働いて、実績を耳にした別の病院からオファー、と次から次へと声がかかって転職やら薬局の分業、行政の仕事をしてきたそうです。
    どうしたらそんな声がかかるんだろう?という疑問にも答えています。

    薬剤師として転職する場合に、紹介会社を通してってのも一つの手段なのですが、
    MR・MSを通してその薬局の「雰囲気、経営状況、従業員がすぐに辞める傾向にあるか?」など情報を収集できますよね。
    口コミとか口コミによるオファーっていうのはとっても大事です。
    MR・MSさんは”生きた情報”持ってますよね。だからこそ、私も彼らを大切にしています(多分)。
    どこからか私にも声がかかるかな~???

    薬剤師として色々な職場を経験しているだけあって、
    それぞれの立場で「薬剤師としてもっと輝ける!」というメッセージが至る所にちりばめられています。

    医師から「僕の処方で何か疑問か不安と思う点があったら、何でも遠慮なく教えてください」って言われたことありますか?
    そんなパートナシップを医師と築きたい!と思わせる一冊。
    皆さんはどうですか???

    薬学生にとっては
    薬剤師としてどういった進むべき道があるのか?
    調剤薬局?漢方薬局?病院?メーカー?行政?スポーツ・ファーマシスト?ドラッグストア?・・・
    色々な経験をした人の立場(経験)からメリット・デメリットを教えてくれます。
    参考意見の1つにするには十分だと思います。

    薬局勤務しか経験のない私ですが、随所に「そうそう!そうなんだよ!」って言える内容です。
    今月(2016年11月10日)発売なので、もちろん、薬剤師6年制、ジェネリック医薬品、登録販売者だけでなくかかりつけ薬剤師についても述べられています。

    薬剤師免許をもっている人(病院、調剤薬局、医薬品メーカー・卸、行政等)にはもちろん読んでいただきたいですし

    薬学部に入学したけれど、薬剤師ってどんな仕事なのかな?薬剤師の将来って大丈夫なのかな?って思う薬学生

    薬剤師を目指す高校生とかにも読んでほしい一冊です。

    私が気に入った一文を引用させていただきます。(133頁)
    「一生、断続的な転職や転居をしながらも働き続ける事が出来る職が少ない現在、国家資格を持つ技能職の薬剤師はそのトップレベルと言える安定性が有りますが
    今後は、その競合による厳しい、”淘汰”も予測されます。結局、生き残る薬剤師は、特性、異彩を放てる実力、かつ今の現場を捨てられる勇気を持てる人でしょう。」

    まさに、その通り。日々の業務で輝ける薬剤師、そしてステージを昇っていける薬剤師だと思います。

    そして139頁には医師とのトラブルでダメージを受けないための心得として
    新人薬剤師に送るアドバイアス6項目が載っています。
    これは新人薬剤師だけでなく、中堅でもベテランでも薬剤師として常に心にとめておきたいアドバイアスです。

    薬剤師に捧げる成功する処世術! 薬剤師はもっと輝ける!そんな1冊です。

  • 著者の成功体験、過去のエピソードを語っているが考え方に偏見があり、時代錯誤本だと思いました。今後の薬剤師の役割についてもっと知りたかったです。

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