融資地獄 「かぼちゃの馬車事件」に学ぶ不動産投資ローンの罠と救済策
- 幻冬舎メディアコンサルティング (2019年4月10日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784344921801
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金融機関の甘い言葉に騙され、融資地獄に陥るサラリーマンの実態を描いた作品。かぼちゃの馬車事件を通じて、シェアーマンション購入のリスクや、融資の仕組みの裏側を詳しく解説しています。被害者の多くが夢を持っ...
感想・レビュー・書評
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「かぼちゃの馬車事件」は、サラリーマンにシェアーマンションを購入させる。
それを組み立てたのが、スマートデイズ。
頭金がなくても、一定の収入があれば、スルガ銀行が融資してくれる。それで、家賃保証(サブリース)がついているので、心配ないという話だった。
結局は、スマートデイズの案件ににスルガ銀行が融資をストップして倒産。
通常より高くしたマンションの建築費のバックマージンで、家賃を払う。
スルガ銀行の融資を得るための、銀行員とぐるとなって、審査を甘くして、実際は、返却能力なしのサラリーマン大家となる。シェアーマンションは、空室だらけだけど、家賃が入っているので、実情を見もしない。
被害にあったのが、700人以上。家庭崩壊、職場から逃亡など。まさに、脇が甘く、甘い夢見て、罠にハマったという感じの事件。
まぁ。ニュースでは、ここまでで、終わるが、被害者は、甘さがあったことを認めて、あとはどないするねん。
ということを、きちんと解説してある。
「首が回らなくても首を吊る必要なし。融資地獄を抜け出す方法」が、書いてある。
随分と昔の話であるが、私の父親は、サラ金から借りて、借金が増えて、自死したのだが、この本を読ませたかった。
弁護士の言っていることは、難しくてわからないというのは、よくわかる。意外と、弁護士は、法律を知らないのだ。だから、ムズイのである。
借金をチャラにしてもらうための 「あの手・この手・奥の手」
①チョイタンマ。②チョイマケ。③威を借りるキツネ作戦
④コンダケ。⑤リセットチャラという「あの手」を伝授。
マイホームを残す方法という「この手」の伝授
負動産放棄の「奥の手」の伝授。
そうなんだよね。方法は いくつもあるのだ、しょげてる場合ではない。
そして、重要なのは 海千山千の弁護士を選ぶ方法が書かれている。本当に、「なんでも任せてください」という弁護士ほど始末に負えない。
かぼちゃの馬車に騙されるくらいで、見る目がないのだから、ちゃんと この本を読んで、明るい明日を切り拓こう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半はかぼちゃの馬車事件の解説。後半は借入の返済方法の解説。
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2023:04
業界の人間として、特にスルガ銀行等と対峙していた側としての意見だと、弁護士さんのアドバイス通りに分かりやすく説明してるとのことと、タイトルにインパクトがあり興味があり読んでみたが、正直んーって感じ。
投資は自己責任、コレに尽きるかと。 -
内容も分かりやすく、解決策を提示している事にも好感が持てる本。
金融機関が騙してくるとは思わないから、なかなか防ぐのも難しいのかなあ。
そうなるとどうしようもない。 -
不動産投資の危険性と返済に窮した場合の対処法を説く本。
本書の基本姿勢は、不動産投資に失敗し返済に行き詰まったら、「無理に返済しようとせず放置」である。
これを法律用語で、「手元不如意の抗弁」というらしい。
抗弁といっても、何か意思表示をする必要は特になく、無視(または放置)していればいい。
または、弁済を求められたら、「払いたいけど、金がないから払えない」とだけ言えばいい。
本当か?
ちなみに、著者は弁護士かと思ったら、不動産会社社長である。
これをただの不動産会社の社長にいわれたら、にわかに信じがたいが、本書では畑中鐵丸という弁護士が執筆協力している。
どのような場合でもこれが通用するわけではないだろうが、借りたものは必ず返さなければならないという固定観念や倫理観に縛られ過ぎない視点も持つべきだということなのだろう。
また、このほかにも、弁済が滞ると給料の差し押さえという事態を招くが、給料(手取額)は25%までしか差し押さえられない(ただし給料が44万円を超えると、33万をこれる部分が差し押さえ対象となる→月給が100万円の場合67万円が差し押さえ対象)とか、破産しても会社の取締役になれる(会社法改正により破産は取締役の欠格事由から削除された)など、意外と知らない、ちょっと抜け穴的な話しが随所に出てきてためになった。 -
実際に返済に困ったときにはもう一度読み返したいと思いました。
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●借地借家法によりオーナーからサブリース契約を解除することが難しいのですが、サブリース会社から契約を解除することは比較的たやすいです。
●相続税対策の地主オーナーがライバル。価格競争に勝てるはずが無い。
●住宅ローンを組んでいた物件。転勤で貸し出した際、契約違反で一括返済を求められるケースがある事に注意。
●物件評価(積算評価と収益還元評価) 個人の属性、これらの掛け合わせで融資。
●カーテンスキーム
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投資用物件「かぼちゃの馬車」事件をもとに、不動産投資ローンの罠について考察。かぼちゃの馬車を販売していたスマートデイズが、東京地裁より民事再生手続きの棄却を受けて破産。多額の融資をしていたスルガ銀行による不正が発覚。この不正が信じられない。通帳偽装、契約書偽装と、偽装のオンパレード。自己資金不要、サブリースを信用してはいけない。被害者のリアルな悲痛な声。みな、自分を騙した不動産屋を刺し殺してやりたいと思っていることに衝撃。どんなに信頼できそうな人でも、高額な取引では誰も信用してはいけないし、油断しないというリテラシーを頭と心にたたき込まなければいけない。いくら高利回りでも、家賃が入らなければ絵に描いた餅。自分が取引しようとしている銀行の内側は、このような状況下もしれないので、正しく疑い、きっちり計算し、返済可能性について真剣に、現実的に、慎重な見方でしっかり考えよう、という筆者の言葉が響いた。
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知り合いにシェアハウスにお金を出して破綻した人がいたので興味深く読んだ。賃貸物件を買うのが初めてでない人でも騙されるのだから、初心者が引っかかるのはなおさらだ。破綻が避けられないとしてもリカバリーする方法も紹介されており、参考になる。
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なんとなくソーシャルで回ってきて読み始める。ある種サッカー界でも一斉を風靡した「かぼちゃの馬車」の話を中心に不動産投資の負の側面を解説しながら、健全な投資活動を考える書籍です。わかりやすく解説しているとは思いますが、もう少しギュとすることもできたかなーという感想もあります(2019.05.11読了)
小島拓の作品
