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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784344925502
感想・レビュー・書評
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魔法が存在する世界で寝室内での爆殺事件が発生。騎士団の捜査では魔法でしか成立しない状況と考えられ、専門の魔法院捜査官ダベンポートが招聘される。ところが条件が成立しないのでこれは魔法ではないという見解が示された。さて真相は?成立条件がしっかり設定されているのでどうひっくり返してくるのかワクワクしていたのに雑で肩透かし。その後の舞台から消えた主役や兎に変わった少女、繁華街で朗々と歌う猫の謎と導入はまずまずなのに解明の手順が軽すぎる。シリーズ前提の話の展開が多くて色々消化不良。雰囲気はまあまあなんだけどな。
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魔法とミステリーの融合ということで米澤さんの『折れた龍骨』のようなものを期待していたのですが、肩透かし。特に第1話は、肝心の魔法の部分が著者だけがわかっているのか、自分の理解不足なのかさっぱりわからない。犯人を指摘する場面で、なぜその人を犯人と思ったのか、その前に伏線が示されていたのかもしれませんが、全く分かりませんでした。まぁ後半のストーリーは、話はわかるのですが、ミステリー要素はほぼなしで、主人とメイドのラブストーリーを読ませられているような気がしました。
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魔法戦争の戦場で命がけで腕を磨き、今は魔法院で研究に携わるダベンポート。騎士団のグラム。住み込みメイドのリリィ。魔法が関わる事件の捜査、休日の街歩き、ビンの中のホムンクルス、古い呪文で亡くなった子ども。歌う猫。
法則と厳格なルールを持った魔法が普通にある世界でのミステリー。魔法ですべて解決じゃなく、魔法はルールにのっとって使われ、調査や推理もその一環。ハリポタみたい。 -
魔法ミステリということで読んだのだが、一作目以外はミステリ色薄め。ミステリよりも魔法陣の方がメインな印象を受けた。
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物理法則と魔法を絡めた語り口の出だしの面白みをもっと活かして全面に出して欲しい所。キャラクタの味わいは個々が際立っている分、惜しい。続編があれば盛り上がるか。
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どうやら著者は「元外資系IT企業プロジェクトマネージャー」だそうで、かなりの偏見が混じるがガチガチに設定固めてくる辺り(魔法の制約やディティール)がいかにもそれっぽい。
魔法が出てきて、馬車が出てきて、基本現代ではないどこか昔の世界のお話だが、ミステリーではある。魔法の制約を絡めたミステリー。
大変読みやすい平易な語り口ではあるのだが、ミステリーとして読むと「足りない」。動機の設定が単純だったり、登場人物が薄かったり、魔法を絡めている割にそれが凄く活きている訳ではないところとか。
魔法設定も細かい割に使い切れておらず、ミステリーもファンタジーもやや中途半端な展開というのは否めないだろう。
しかし軽いテイストであっさり読める点は評価したいと思う。
今後も恐らくシリーズを書き継いでゆくようだから、恐らくその細部の詰めの甘さみたいなものが少しずつ筆力に追いついていけばよいのではないか、という感じ。
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