大津皇子

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 12
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344971936

作品紹介・あらすじ

文武に秀で、多くの人望を集める大津皇子の即位を阻止せんと、天武の妃である譛良は、藤原不比等と結託。息子の草壁皇子に継がせるために暗躍する。しかし、大津皇子は譛良のことなど気にもせず、ただ文武に励み、仲間と酒を飲み自由闊達に過ごす。彼が求めているもの。それは皇位ではなく幼き頃を共に過ごした想い人の愛だけだった。動乱の古代飛鳥に展開する歴史と凄絶な人間ドラマが今ここに鮮やかに蘇る。

感想・レビュー・書評

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  • 「大津皇子」
    有間皇子と並び、悲劇の皇子として語り継がれた人物。

    通説通りにさらっと書かれてあるので、
    読みやすい本、ではあるのですが…。

    学生の頃、この時代の本をよく読みました。
    24年という短い大津皇子の生涯は、大伯皇女なくしては語れませんよね。

    私自身、弟がいることもあり、
    『万葉集』の中でも、大伯皇女が弟・大津を思い詠んだ歌は、
    胸に迫るものがあります。

    恋の歌の多い相聞歌の部に入れられていることや、
    時代背景から、そういった解釈があることを知ってはいても…。

    それでも、この本の「伊勢の章」のように、
    幼くして母を亡くした姉弟が、寄り添い生きてきた愛情を、
    そして、姉に母の面影を追い求めながら成長し、
    決死の覚悟で伊勢を訪ねた大津の心を、
    それ以上の恋情のように書かれていることが、どうしても受け入れられないのです。

    • けいたんさん
      こんばんは(^-^)/

      杜のうさこさん、難しい話をよく知っていますね。凄いです。
      私は全然ダメで。学生の頃もっと勉強しておけばよか...
      こんばんは(^-^)/

      杜のうさこさん、難しい話をよく知っていますね。凄いです。
      私は全然ダメで。学生の頃もっと勉強しておけばよかったとすごく後悔しています。

      私の読んだ梨木香歩さんの『丹生都比売』に似ている感じかな。
      『丹生都比売』には草壁皇子が出てきます。
      大津皇子の兄弟だと思います。
      こちらはファンタジーで読みやすかったです。

      いつも勉強になります。ありがとう(*^^*)♪
      2015/10/18
    • 杜のうさこさん
      けいたんさ~ん、ありがと~~(>_<)

      昨日、読み終わった勢いで書いた後、
      柄にもなくエラそうに生意気なことを言ってしまった…って後...
      けいたんさ~ん、ありがと~~(>_<)

      昨日、読み終わった勢いで書いた後、
      柄にもなくエラそうに生意気なことを言ってしまった…って後悔してたの。。。

      この本だけを否定しているわけではないと言いたかったんだけど、うまく表現できなくて。
      知ったかぶりしてるみたいで嫌だなって…

      なのにけいたんさんが花丸つけて下さって、
      なんかほっとしました。
      すご~く嬉しいです。

      レビューをするようになってよく思うんですが、
      マイナス面を書くのって、とてもエネルギー使いますね。

      勉強になります。なんて、そんな~です。
      私は和歌が好きで、
      たまたまこの分野の本を多く読んだだけなんです。
      もっと勉強をしておけばと、後悔しない日はありません。
      だから「勉強は~やっておいたほうがいいの♫」って歌を聴くとグサッときます。

      私、梨木香歩さんて読んだことなくて。
      『丹生都比売』ですね。
      今度読んでみます!

      いつも優しくしてくれて、ありがとうございます(*^-^*)
      2015/10/18
  • 悪役は悪役。それ以上でも以下でもない。主人公にも魅力なし。
    出版社が推してるらしく妙に広告打ってるから読んでみたけど、今時こんな本が売れるとは思えない。

  • 超デキる大津皇子が凡庸な息子(草壁皇子)を愛する父の后(のちの持統天皇)に謀反の疑いをかけられて殺されてしまった…
    という通説まんまのお話でした。
    大津に魅力を感じず、悪しざまに書かれまくりな讚良と不比等に辟易とする。(悪ゆえの魅力もない)
    『天上の虹』でいうところの、「大津の周りの人間がいつも傷つく」というやつかしら。

    あと讚良のルビが「さらら」と「ささら」と場所によって違ってて、統一して欲しいなぁと思う。
    有間皇子、今回は事件名として触れられるだけだから、通常使われている「有間」でいいのでは?と思う。

  • 他の人も書いてたけど、通説をなぞっただけの本。
    まあ、初心者が読むにはいいと思う。
    悪役にも葛藤があったはずだけど、うわべをなぞっているだけなので奥行きを感じない。

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