ぶたにく

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 244
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (87ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344977204

感想・レビュー・書評

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  • みつばち文庫で、いただきました。
    写真絵本ですが、畜産に分類しました。

    命の大切さ、食べ物が命であることが、子どもたちに伝わるといいのですが…。

    高学年で、読み聞かせしようかと思案中。

    tomy

    • knslさん
      6年生で読み聞かせしました。
      いつになく真剣な面持ちで聞いてくれていました。
      あらかじめこの本を読もうと思ってることを担任の先生に本を見...
      6年生で読み聞かせしました。
      いつになく真剣な面持ちで聞いてくれていました。
      あらかじめこの本を読もうと思ってることを担任の先生に本を見せて相談し、OKをいただいたので読むことにしました。
      1クラスでは、先生が教室に帰ってから、ちょっとした感想を書かせてくださり、読ませていただきました。「命の大切さ」「食べもののありがたさ」「自分がブタだったら」「自分が育てた人だったら」というとこらへんかな。はなまる。
      1クラスは、前のほうの男子が「きも~」「きしょ~」と何度か言っていましたが、それはそれで良かったのではないかと思います。先生は「めっちゃよかったです」「子どもたちも感じてくれていたようです」とおっしゃってくれました。
      先生のフォローがあれば、これからも是非読んでみたいと思います。tomy
      2010/12/10
  • ライトをあまり使わない暗い写真に、豚舎の中に放り込まれたように感じ、シビアな現実を思い知らされる。
    この写真には、淡々と客観的な文章をつけるだけで良かったのでは。いろいろな問題を含んでいる本だが、どう受け止めてほしいかが本から伝わってこない。先生に資料として提供し、使いたいところを授業で使ってもらうことはできるか。

    • harinezuminamiさん
      『ブタとおっちゃん』と読み比べてみました。大切に育てられたいのちをいただいているということはどちらからも伝わるが…。わたしは『ブタとおっちゃ...
      『ブタとおっちゃん』と読み比べてみました。大切に育てられたいのちをいただいているということはどちらからも伝わるが…。わたしは『ブタとおっちゃん』派です。
      2011/02/06
  • 「いのち」をいただく。
    とても大切なことなのだけど。
    大切なことだからこそ、この本を伝えるのには、覚悟がいると思う。

    子ブタが、ほんとうに愛らしい。

    むずかしいな。

  • 予想して読んだが、それでも強烈であった。p.61と62の間、もしくは表紙と裏表紙の差がすべて。大切なことであり、見ないふりしてはいけないことである。しかし、よわっちい都会人の私は、どう自分の中で処理していいかわからず、いたずらにうろたえるばかりである。きちんと向き合っている人はすごいなあ。人としてかなわないなあ。そういう反省を胸に、せめてこの読書体験を忘れないでいたい。

  • 野菜は果物はどう作られてどう食卓にのぼるのか知っている
    でも豚肉は?
    私たちが美味しく食べている豚肉は、私たちが出す残飯を
    エサにして育っているんだよね
    そこは、やっぱり不思議な?ところ
    こんなにかわいらしいブタさんも2分で解体されてしまうんだって
    豚に感謝だね!

    自分:小中~

  • 現実がわかるねえ…
    食べ物に感謝するよ

  • 泣きました。食べ物に感謝。生き物に感謝。

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著者プロフィール

おおにし・のぶお
1968年、岐阜県揖斐郡池田町育ち。
東京綜合写真専門学校卒業後、本橋成一氏に師事。
1998年にフリーカメラマンとして独立。
ダムに沈む村、職人、精神科病棟、障がい者など
社会的なテーマに多く取り組む。
2010年より故郷の岐阜県に拠点を移す。
映画監督作品に、
『水になった村』、
『家族の軌跡 3.11の記憶から』、
『オキナワへいこう』などがあり
著書等に、
『僕の村の宝物 ダムに沈む徳山村山村生活記』
(大西暢夫 著、情報センター出版局、1998年)、
『分校の子供たち』
(大西暢夫 著、カタログハウス、2000年)、
『山里にダムがくる』
(菅聖子 文、大西暢夫 写真、山と溪谷社、2000年)、
『おばあちゃんは木になった シリーズ自然いのちひと4』
(大西暢夫 写真・文、ポプラ社、2002年、
 第8回日本絵本賞)、
『ひとりひとりの人 僕が撮った精神科病棟』
(大西暢夫 写真・文、精神看護出版、2004年)、
『花はどこから 花・花びん・水をめぐる3つのものがたり』
(大西暢夫 写真、一澤ひらり 文、福音館書店、2005.年)、
『水になった村 ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語』
(大西暢夫 著、情報センター出版局、2008年)、
『徳山村に生きる 季節の記憶』
(大西暢夫 写真・文、農山漁村文化協会、2009年)、
『ぶた にく』
(大西暢夫 写真・文、幻冬舎エデュケーション、2010年、
 第58回小学館児童出版文化賞、第59回産経児童出版文化賞大賞)、
『糸に染まる季節 ちしきのぽけっと13』
(大西暢夫 写真・文、岩崎書店、2010年)、
『ミツバチとともに 養蜂家角田公次
 農家になろう2』
(大西暢夫 写真、農文協 編、農山漁村文化協会、2012年)、
『津波の夜に ~3.11の記憶~』
(大西暢夫 著、小学館、2013年)、
『ここで土になる』
(大西暢夫 著、アリス館、2015年)、
『シイタケとともに きのこ農家中本清治 
 農家になろう8』
(大西暢夫 写真、農文協 編、農山漁村文化協会、2015年)、
『お蚕さんから糸と綿と』
(大西暢夫 著、アリス館、2020年)他がある。

「2020年 『ホハレ峠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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