- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344978485
作品紹介・あらすじ
「流れに棹さす」「憮然」「他山の石」「姑息」これらの言葉の本来の意味を理解していますか?もしかしたら、相手は異なる意味で理解しているかもしれません。「国語に関する世論調査」で分かった、36の言葉の意味の捉え方を用例とともに紹介。
感想・レビュー・書評
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自分自身が間違った言葉の覚え方をしていることに気づけました。
一つ一つが短くてかなりサクッと読めてわかりやすいです。
とても勉強になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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「国語に関する世論調査」を担当している「文化庁国語課」による正しい言葉の意味について解説した本。
「情けは人のためならず」や「気が置けない」など、意味が間違われやすい言葉として定着したものもありますが、「憮然」や「確信犯」など、本当の意味を知らなかった言葉も多くあり、勉強になりました。
本来の意味とは違うからと言って、誤用と決めつけるのはよくないと思います。しかし、他人(特に年齢が上の人)とコミュニケーションをするとき、意味を取り違えていると、相手を怒らせたり、会話が成り立たなかったりするので、言葉の正しい意味も学ばないといけないんですね...。言葉の使い方には注意です。 -
発刊当初とっても話題でどこでも品切れ状態だった本。ネットで在庫ありをみつけて入手したら満足して、そのまま積読になっていました。
本来の意味ではない使われ方も多い言葉を選んで、使われ方を分析した本。自分でも本来の意味が分かっているのもあれば、そうではない意味で使っていたり、はたまたよく知らない言葉も。
逆に言うと、ここにある言葉を使うと、相手に正しく意図が伝わらない可能性もあるんだよなとも感じる。
とは言え、言葉は生き物。難しいね。 -
日本語は絶えず変化していくものだから、その最中にある言葉を集めているという点において、読んで損はない一冊。
知っていることが大事で、誤用する人に対してどう接するかは別問題…。 -
日本語のお勉強。これ面白い、というか気をつけて使わないと相手にも誤解されて捉えられてしまう。
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ことば
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文化庁国語科の勘違いしやすい日本語。文化庁国語科の著書。知らず知らずのうちに勘違いして誤った使い方をしている言葉は多いと思います。私自身も覚えたての言葉や難しい言葉を得意気、自慢気に使ってしまいがちだけれど、その中には勘違いして間違えて使っていたものもありました。"役不足"や"姑息"、完全な勘違いで使っていて反省です。でも私に限らず、役不足や姑息に限らず、勘違いした日本語を使っている人は少なくないのではないでしょうか。
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恥ずかしながら半分くらい勘違いしてました……
とってもお勉強になりました!