考えないヒント: アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書 こ 2-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980068

感想・レビュー・書評

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  • 『考えないヒント』というわりには、
    序盤のように「勝手にテコ入れトレーニング」といって、要は勝手に"考えましょう"と謳っているのには違和感があるし。
    また、あんまり方法論を伝えることなく、ご自分のいままでの仕事がいかに優れているか紹介しているのがメインなので、そこもやや違和感がある。

    ただし、「一つのことだけやっていてはダメ」として、一見関係のないモノや人をつなぐとアイディアになるというのは、そのとおりだと共感。
    いつも同じようなところから刺激を受けているのでなく、「いろいろなところから思いもよらない刺激を受けていたほうがよい」というのも同じく共感。

    そのほか、アイデア帳を持ち歩こうとか、マーケティングでなく皮膚感覚による「偶然力」による仕事とか、
    アイディアを話してもらえる(譲ってもらえる)人間関係を築こう、というのも印象に残った。

    読み易くて、一見読み終わっても学びが大きくなさそうでいて、意外に心にしみわたっている内容が多かったと後で気づかされた、そんな珍しい一冊。

  • それは誰を幸せにするのか ― 何かを表現する時に一番大事な視点だと思う。自己主張だけなモノは誰にも届かない。

  • 「当事者は「だめだ、だめだ」と頭を抱えていても、第三者から見たら「どうしてこんなことに気がつかないんだろう、すごくもったいないなあ」と思うことってたくさんありますよね。同じように、自分を第三者の立場においてみると、つまずいている原因がちっぽけなことだと気づくとか、いいアイデアが浮かぶことが多い」(48)

  • 「勉強って、何のためにやるんですか?」
    こういう質問に対して、著者の小山薫堂氏ならこう答えるだろう。
    「そんなこと考えずに、楽しんじゃえばいいんだよ。」

    何処で何時役立つかなんて、わからない。
    そんなことを考えないで、感じること・考えることを楽しんじゃえ。

    「考えない」のは目的。

  • うーん。
    一人の仕事への取り組み方、考え方。
    参考になるところもあれば、ならないところもあり。

  • うーん、サクサク読んだが、あまり響かなかったかなぁ。自分だったらどうするか?という視点を常に持つのは参考になりそう。だけど、疲れそう。
    2017.3.15

  • どうしたら日常が面白くなるか。

  • 読んでいてわくわくします。
    どこからでも読めます。
    こういう本が好きです。

  • 神様にフェイントをかける。常に面白い発想を追い求めるクリエーターの哲学満載の一冊。

  • 小山さんの本を初めて読みました。

    普段から「自分だったら、こうするのには」という目線で物事を捉えるクセがアイデアを作る習慣、という本。
    色々されている企画の話も出てくるのですが、結局何をしているのかわからない、という印象。きっと面白い事をしているのでは、と思うですが、レストランしたりホテル改装したり、TV番組作ったり。
    ただ内容には、その企画組み立てシーンは多いもののそこからのマネタイズ面についてはほぼなし。

    この方がどのように生計を立てているかは不明のまま。
    以下抜粋
    --------------------------------
    ・自分が家を作るなら、3畳ほどの書斎でいい。
    発想の量や質と環境の広さは比例しない
    ・偶然力
    ・銭湯通い
    ・お金で叶えられる夢なら叶えたほうがいい。
    (26歳でポルシェ)

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著者プロフィール

一九六四年、熊本県生まれ。初の映画脚本となる「おくりびと」が、第八十一回米アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、国内外問わず数々の賞を受賞。ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもある。映画「湯道」では、企画・脚本を担当。

「2022年 『湯道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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