快楽なくして何が人生 (幻冬舎新書)

著者 : 団鬼六
  • 幻冬舎 (2006年11月発売)
3.32
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980105

快楽なくして何が人生 (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

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  • 父親が自称相場師で、
    本人は将棋好きの文筆家。
    SM小説等がヒットした。

    破天荒で非常識にも写る生き方だが、
    真面目に堅く生きがちな人には正反対の
    価値観に触れることによって視野が広がる
    のではないだろうか。

    不謹慎で不道徳だが、当たり前に洗脳されてないが故にそこに真理もある。

  • 寝取られ体験がいくつか書かれていて、プラトニックな初めての彼女を寝取られるという経験は著者の原点かもしれない。寝取られの暗い悦楽を描いた金字塔「不貞の季節」、これなどを読むと寝取られは、快楽には痛みを伴うという、著者の人生の象徴のように思える。

  • 自分が快楽主義者である事を認識。無常と快楽はセット。言われてみれば当たり前なんだが。内容的にはそれほど過激ではなく、その辺に転がっている話だったのは、団鬼六と言えども結構普通の人だったんだなというある種の安心感にもつながる。真面目に生きてきて、これから快楽に生きようとした矢先、62歳で死んだ同級生の話が示唆に富む。(こういうのを矢先症候群というらしいが)
    75歳で人工透析を拒否。80歳で食道がんで死去。これでいいんじゃないの?と思わせるものはあるが、実際自分が75歳で同じ決断が下せるのだろうか?という疑問もある。
    人間死ねばゴミ。今後も快楽を追求し、遊んで暮らしていきたい。

  • 早速、赦す人も購入。
    酒、相場、女。凄すぎる人生を軽く言えるのがすごい。

  • 2013/04/20読了

  • SMの大家、団鬼六の自伝的エッセイ。あまりにも破天荒な生き方すぎて、自分の生き方を考えてしまう。かっこいいおじいさんでした。「一期は夢よ、ただ狂え」

  • 75歳の団鬼六が自身の半生を書いたもの。
    結局最終的に団鬼六は自分のことを奇人だと言っている。たしかに数奇な人生を歩んでいるし、彼の周りの人物たちはどうもおかしな人が多いが、彼自身は至極まともな人間であるように思えた。彼の周りの人物は、フィクションであるといったほうがしっくり来るような人ばかりだ。特に彼の父親は喜劇に出てくるキャラクターとしか思えない。父親に関するエピソードを読んでる時はただおかしかったのだが、今読み終わって冷静になってみるとこんなおかしな人間が本当にいるのか?リアルのフィクション性の高さに驚かされる。そしてなんといっても敏江と中川だ。彼らの結婚報告には思わず、えええええ!!と声を上げて驚いてしまった。そして団鬼六に対して仲人をお願いする無神経さには開いた口がふさがらなくなった。若い頃の話で当時真面目に付き合っていた菊江をかっさらって行った後輩山田もまた無神経な人物だし、菊江もまた然り。どうもこういう彼の周りの人物たちは、寛容性を要求してくる質の悪い人が多い。自分の性的倒錯を認めてもらうのと無神経を認めてもらうのはぜんぜん違うのに、それがごっちゃになってしまっているようだ。
    英語教師の妻については翻訳を手伝ってもらったエピソードしか書かれていないから彼女は常識人なのだろうか?
    団鬼六は常識人とか真面目人間と馬が合わないという。それは理解できるのだが、奇人たちとも馬があっているようにみえないのはおかしかった。
    とにかく読みやすい文章で一息で読み終わった。長らく新書を読んでなかったけどこんなにおもしろいのもあるのならまたいろいろ手を出してみたいと思わせる一冊だった。団鬼六の小説も是非読んでみたい。
    タイトルは団鬼六の生き様で、内容とは無関係。でも自分の半生にタイトルをつけるならこれが的確なんだと思う。というよりアウトローとして生きてきた彼だから、常に世間に対する違和感があったんだと思う。真面目で常識的な世間に対して、「快楽なくして何が人生だ」「一期は夢よ、ただ狂え」と言ってるだけで、生き様って言うより彼の世間における立場を表した言葉なのかもしれないな。

    本書のレビューを幾つか読んだが、団鬼六の生き方が豪快で真似できないだとか、好きなように生きて羨ましいだとか、本当にこの本を読んだのか?と疑いたくなるようなレビューが幾つかあったのにおどろいた。こういう人達の事をさして、団鬼六は常識人はつまらない、と言っているのかもしれない。ということはこの本を読んで面白いと感じたら奇人なのかもね。

  • 官能小説の第一人者、そしてピンク映画製作「鬼プロ」を設立した、団鬼六の著書。
    まず男を引きつける題名、そして著者がSM小説の文豪ということで、思わず買った本。
    でも感想を書こうと、再びこの本を手に取ってみたが、感想が思いつかない。
    という事は、自分には合わない種類の本だったのでしょう。

  • 好きなように生きるということ。

  • 半生記?人生記?どう言うんだろう?あ、自伝か。
    時系列的に前後するエピソードもありちょっと混乱するかも。
    しかし内容的には独自の考えを貫き通しており嫌悪感を持つ方もおられるだろうが「そういう人」と割り切れるならば、そして共感できる人であれば面白い。

    自分的には「女の源泉」という表記に感動したので4

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