- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344980136
作品紹介・あらすじ
あらゆる場面でかつてないほど文章力が求められる現代は、プロとアマの壁を越え、誰でも文章で稼げる時代。文章力を磨くことは、最もローリスクでハイリターンな自己投資だ。本書では毎月の締切50本のほか、有料メルマガ、ネット通販と、「書いて稼ぐ」を極めた著者が、そのノウハウを全公開。トラブルを招かないメール文、上司を説得する企画書、インパクトのあるエッセイ、読者を中毒にするブログetc.努力不要の文章講座。
感想・レビュー・書評
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タイトルがちょっと誤解を招きかねない
きつい感じを私は受けました。
もう少しマイルドにすればよかったと思いますよ。
文章術としては役に立つと思います。
ただし、少しだけ文章を考察する、という
観点上、引用文章に対する少々きつめの批判が
出てきますのでそこで不快感を持つことになるかも…
ですが、終盤に出てくる役に立つ本は
読んでおいて絶対に損はないと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日頃から、文章力が足りないと感じて居たので、文章力を上げるべくいくつか確保した内の一冊になります。
著者は作家でジャーナリストの日垣隆さん。
自分は新聞や週刊誌を読まないので、名前を存じておりませんでしたが、読み終わった所、なかなかいい感じで参考になった気がします。
個人的に一番良かったなと思ったのは巻末の「文章で稼ぐための必読33冊」ですね。読んでみたい本が結構ありました。
本書としては「稼ぐための文」を書く技術や発想法などを主体としています。心構えだけのたいして役に立ちそうもない本とはちょっと違うかなとは思いました。
実際のエピソードを交えて、どうすればいいかという事が書かれています。
2006年の書籍なので、ブログやメルマガ、ネット決済などについても書かれています。20年近く前のネットの話なので、古く感じることもありますが、特に問題はないかと思います。現代のネット事情に合わせればいいだけですし。炎上についても結構ページを割いていたりしますしね。
エッセイ、論文、社内文などのバリエーションにも対応しているのは良いところかなとも思います。
巻末の必読本リストの前にはQ&Aコーナーもあります。こちらは、実質著者に対するQ&Aという感じですね。フリーライターになりたいならこうすると良い、なったらこういうこともあるよみたいな感じです。
文章で食っている人なので、文章は読みやすいです。新書サイズでそんなに厚くない(212ページ)ので、サクッと読み終えることもできます。
これを読んで、日垣隆さんの本をいくつか確保するぐらいには気に入りました。そちらはまだ読んでいませんが。
フリーライターでもブロガーでも、文章で食っていくための手がかりとしては良いのではないかと思います。 -
その著書・『刺さる言葉 ~ 目からウロコの人生論』で人間界の矛盾を鋭く突いたジャーナリストの日垣氏がお届けする「努力不要の文章講座」。新聞・雑誌・メルマガそしてネット通販など、文章をひたすら書くことで暮らしている著者が常に最優先しているポイントとは、「どう書くか」ではなくて「どう読まれるか」。巷にあふれる記事や書評などに散見される駄文・悪文を論(あげつら)い、ダメ出しすることで「読ませる文章」を書くための手法を伝授する。刺激的な論調で「炎上」も少なくない日垣氏だが、エッジの立った文章はやはり魅力的で、ついつい納得してしまう。「すぐに稼げる」かどうかは別としても、書くことの面白さを教えてくれる。
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ノートを開いては閉じ、パソコンを立ち上げては何せずに電源を落とす日々。
文章を、書きたいけれど「どう書いたらいいか」「何を書いたらいいか」少し行き詰まっていたときに本書と出会った。
パラっと開いたページには「〜で」「〜が」は極力使わないと書かれていた。
物書きの人からしたら当たり前のことが書かれているかもしれない。けれども、その当たり前すら分からない僕にとっては目から鱗だった。
電車の中で一気に読み切る。
今の自分に最も必要な「文章を書きたい」という気持ち。
その気持ちを高ぶらせてくれた。
家に着いたらノートを開こうと思う。
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著者の有料メルマガの読者限定イベント「すぐに役立つ文章講座」を元に、ライター向けQ&Aと必読文献リストを付けた1冊。
著者があとがきで「よく考えてみれば、実際のところ私にとって文章は、お金を払って読んでもらうという以外の意味を持っていません。」と書く通り、お金になる文章を書くための心構えや技が納得できる裏付けを持って書かれている。 -
こんな本を待っていた、ラストのおススメ文献も秀逸
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タイトルの通り、すぐに稼げることはありません。ただし、文章の書き方、表現方法、ライターとしての生活など、参考になるところが多かったです。メモを取ることから、始めたいと思います。最後の文献集もいくつか読んでみたいと思います。