会社を辞めるのは怖くない (幻冬舎新書 え 1-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 117
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980259

作品紹介・あらすじ

グチをこぼしながら今の会社にしがみついてもいいだろう。でも、どんなに尽くしても、会社は平気で社員を放り出すものだ。だったら、思い切って会社を辞め、新しい一歩を踏み出してみては?起業するもよし、自分に合う環境を求めて転職するもよし。そのときに必要なのが(1)自分の足で立つという気構え(2)人脈(3)家族の支えだ。二六年間勤めた銀行を辞めて作家に転身した著者が語る、新しい人生を送るための準備と心構え。

感想・レビュー・書評

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  • 年齢層上向けの本。
    何事も下から行くこと。
    人脈は財産。

  • 一般論のみの印象。

  • エリート層向けの人生論。銀行の幹部だった作者が、出世競争を降りて作家になった心境や人生観を語る。社会学的な要素は無く、個人のエッセイといった方が良い

  • 謝辞にライターが入っているから、語りおろしなのかな
    内容は自分の周辺で見たり聞いたりしたことで
    いまひとつ
    こんな本を出して食っていけるのなら
    「会社を辞めてもOK?」

    52歳でダイビング始める

    作家、雑誌の連載が来ないと食べていけない
    定期的に仕事がある作家は12人
    と冒頭で編集者

  • 20140707
    50代後半からの転職、独立について筆者の経験に基づいた指南書。
    住宅ローンもあり子供が2人いる自分は、独立する事を焦らず、しっかりと個人力を身に付け、チャンスに備えるべきだと実感した。

  • 逗子図書館

  • 団塊の世代の大企業役員の極楽ぶりが味わえる仕様。
    大企業に努めて貯金もあり人脈に恵まれ家族と心が一致するなら辞めても何の差し支えもないでしょう。

  • 江上剛が軽いタッチでまとめている一冊。若い人に向けて、というよりは団塊の世代を中心に中高年の人がどうやって1社目の会社から次に移るか、リタイア後にどうするか、というアドバイスな一冊です。本人が書いていないことは明らかなので、まぁそれはそれとして読む内容ですが、自分の境遇にはあんまり合ってなかったですね。タイトルほどの説得力もないんじゃないでしょうか。

  • 大企業と銀行家は、会社を辞めるのは怖くない。
    辞めて成功した人は山のようにいる。

    中小企業を辞めて、成功した人はその半分も知らない。
    中小企業から、大企業に変わることが決まってから辞めるのなら怖くない。
    そうでない限り、勧めない。

    学生には、就職したら3年辞めるなという話はよくする。
    ちょうど、3年働いた企業を辞めようと思うという相談を受けた。

    原因は、推測がつくので聞かなかった。
    本人ががんばったのもそれなりに感じていたからだ。
    より大きいところの就職が内定していたことも関係する。

    大企業からでなければ、次が決まるまで、辞めない選択肢を推奨する。
    現在、大企業にいる人は、早く辞めないと、大企業病が一生直らないかもしれないので、止めない。

  • 2011/9/2読了。

    大切なことは、常に会社生活の終わりを意識すること、人脈をつくること、いざというときの切り替えの3点。

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著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍。著書に『失格社員』(新潮文庫)、『ラストチャンス 再生請負人』(講談社文庫)、『我、弁明せず』『成り上がり』『怪物商人』『翼、ふたたび』(以上、PHP文芸文庫)、『50代の壁』(PHP文庫)など多数。

「2023年 『使える!貞観政要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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