働く意味 (幻冬舎新書 こ 5-1)

著者 :
  • 幻冬舎
2.98
  • (1)
  • (7)
  • (33)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 111
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980440

作品紹介・あらすじ

「働く意味がわからない」「仕事の疑問をどう聞けばいいのかわからない」「正社員として働くメリットがわからない」など、若者たちは、上司や親たちでは理解できない悩みで苦しんでいる。そんな20代、30代を叱咤激励しても、離職率は増すばかり。本書は、様々な就職問題に積極的に取り組んでいるカリスマ・キャリアカウンセラーが、「働く悩み」について具体的にアドバイスする。若者の心理を理解できずに苦しんでいる親や上司必読の書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 永遠のテーマ

  • 働くことへの戸惑いは誰にでもある。

  • 就職活動

    就職に関して、学生・親の両者の意見を書いているので、分かり易かった。
    就職活動は、孤独、焦り、苛立ちなど期間が長くなるほど辛いもの…。

    働くことを通じて、自分がどのように生きたいのか/現実を見て夢を諦めるかなど様々な選択をしていく。
    メディアや雑誌には成功例ばかりが並ぶため、漠然とした不安感がある。


    働くという型はあると思うが、その一点だけではなく、様々な部分で自分を上手く出せる場所があるといいなと思う。

    面接ではエピソードも一つの目安にはなるが、その話を通じて相手の人柄や人物像が見たいはず。
    なので、面接はキーワードだけ押さえて、面接官とのキャッチボール(双方向のコミュニケーション)を意識したい。

  • 展示期間終了後の配架場所は、シラバスコーナー(3階) 請求記号 366.04//Ko39

  • やめてしまった人間からすると耳が痛い言葉が並ぶ。

  • [ 内容 ]
    「働く意味がわからない」「仕事の疑問をどう聞けばいいのかわからない」「正社員として働くメリットがわからない」など、若者たちは、上司や親たちでは理解できない悩みで苦しんでいる。
    そんな20代、30代を叱咤激励しても、離職率は増すばかり。
    本書は、様々な就職問題に積極的に取り組んでいるカリスマ・キャリアカウンセラーが、「働く悩み」について具体的にアドバイスする。
    若者の心理を理解できずに苦しんでいる親や上司必読の書。

    [ 目次 ]
    第1章 働くことに対する不安(自分らしい仕事はどうすれば見つかるのか;どんな職場なら快適に働けるのか ほか)
    第2章 就職活動に抱える不安(ピンと来る仕事に出会わない;両親に就活の相談をしたいのだが ほか)
    第3章 働き始めに抱える不安(働く意味がわからない;アルバイトの仕事で休むにはどうしたらいい ほか)
    第4章 若者に接する上司や先輩や親が抱える悩み(なぜこんなことで悩むのか理解できない;女性の部下はなぜ泣くのか ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 就職することの意味が見出せない人は、とりあえず第二章だけでも読んでおくといいかもしれない。
    そこらへんの就職課で教えてくれるようなことは書いてあると思う。

  •  キャリアカウンセラー小島貴子氏が、新聞紙上で掲載していた一問一答をまとめたもの。全体として、若い人からの「働くこと」に関する悩みに答える形になっている。

     ある機会に氏の講演を聴き、その暖かさ・わかりやすさ・説得力に感銘を受けてすぐに買ってしまった本である。全編を読んでみても、その印象に変わりはない。本の中にも書いてあるように、こういう大人が必要なのだと思う。

     その一方で、こういう「本」が必要になってしまう世の中のというのはちょっと寂しいような気がする。本ではなくて、身近な人がこういう相談に乗れるのが、本来の社会の姿ではないだろうか。

     ひとつひとつの回答が実に誠意にあふれていて、思わず「うんうん」とうなずいてしまうようなものなのだけど、一冊の本になってずっと読んでいくのはちょっと苦しかった。実際新聞連載のような形で、毎日ちょっとずつ読んでいるようなのが一番心にしみるように思う。
    2007/10/24

  • 仕事には好きの前に基本的な責任が発生する。
    自信を持つことは新しいことに挑戦するとき、大切な拠り所となってくれます。
    仕事に立ち向かう姿勢を見せよう。
    大学の就職課は強い味方。
    仕事というのは積み重ねた結果、新しいものが生まれてくれる面白さがある。

  • 最近、働く意味がわからないという若者が増えている一方です。そうですね~仕事上のストレス、上司からのストレスなどに耐えられなく離職率も増えていく一方です。ただ、生活するために仕事はやるざるおえないという心理では働いている楽しさ、働いている意味を感じられるわけがないと思います。働いているということは本当に幸せなことだと思います。先進国の日本でもおおぜいの失業者がいます。その中、仕事があるということは感謝しながら仕事をやらなければならないと思います。仕事というのは決して楽しいことではないと思います。しかし、仕事の終わった後の達成感を感じられるときが仕事の楽しさではないでしょうか?

全21件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

東洋大学理工学部生体医工学科准教授。キャリアカウンセラー。
1958年、福岡県に生まれる。埼玉県庁職業訓練指導員、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科特任准教授、東洋大学経営学部経営学科准教授などを経て、現在に至る。多数の企業で採用・人材コンサルタントおよびプログラム作成と講師を務める。多様性キャリア研究所所長。株式会社Ageless社外取締役。
著書には『就職迷子の若者たち』(集英社新書)、『働く意味』(幻冬舎新書)、『天職力と転職力』(角川SSC新書)、『子育てが終わらない』(斎藤環との共著・青土社)などがある。

「2017年 『女50歳からの100歳人生の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小島貴子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×