察知力 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
3.47
  • (89)
  • (157)
  • (259)
  • (52)
  • (8)
本棚登録 : 1222
レビュー : 226
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980815

作品紹介・あらすじ

自分より身体能力の高い選手と戦うには、相手よりも先に動き出すこと。そのときに必須なのが、瞬時に状況判断をして正解を導く力だ。それを、中村俊輔は「察知力」と呼ぶ。サッカーでは一瞬の判断が勝敗を決する。彼は、毎日の反復練習と情報収集、こまめな目標設定と自己反省を、特にノートに「書き付ける」ことで、自分を客観視し、この力を磨いてきた。世界から注目される名選手の心身鍛練術は"シンプルなことの継続"だった。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 現役で活躍している中村選手の幼少の頃の話や海外で活躍していた頃の話が書かれています。

    やっぱりプロになるような選手はノート付けてるんですよね。普段どのように考えてサッカーに取り組んでいるかがわかります。

  • 私のバイブル!と言っても過言ではない本。

    中村俊輔、遠藤保仁、加地亮…の世代のサッカーが大好きな私にとって、俊輔は神様です。

    とはいえ手に取った時は、スポーツ選手の本ってどうなんだろう、幻滅したらどうしよう…と怖いもの見たさのほうが上回ってたくらい。

    でもやっぱり俊輔は神様でした。

    こんなに努力家で自律した選手はいないと思えたし、ここに書かれていることはサッカーに限ったことではないと感じました。
    人が夢に向かって成長していく過程に必要なことが、これでもかというくらい書かれていて、見出しだけ読んでもそれなりの収穫はあります。

    その中で私が特に共感したこと。

    “「目標を設定してクリアする」ことを繰り返す”

    これって成功してる人の「習慣」なんですよね。ビジネス書なんかでもよく見ます。
    天才と呼ばれるような選手もこんな当たり前のようなコツコツした努力を常にしているんだと目から鱗でした。しかもノートに書いてるんですよ、高校生の頃からずーっと!
    繰り返す、継続することがどれだけ大事かを、十数年の体験をもって文章に綴っていますので説得力がないわけがない。

    日本代表10番選手が継続してきた十数年の重みから、一年の継続することの短さも、難しさも両方感じると思います。

  • 前半がとても勉強になる。

  • 常に自分に対して危機感を持ち、未来を『察知』して、
    そのための準備を怠っていないからこそ今の俊輔がある事がよく分かった。
    目標のために今、自分は何をすべきかを『察知』する力。
    今、自分は何を相手に求められているのかを『察知』する力。
    周囲の状況の変化を『察知』し、臨機応変に対応する力。
    どれも重要な力だと改めて思った。
    何にでも成功する人の考え方は素晴らしい。

  • 瞬時に周囲の状況を察知する力と、その為に必要な予測について

    目次
    <blockquote>第1章 成功へ向かうとき、必要なものが「察知力」だ
    第2章 僕はこうして「察知力」を磨いてきた
     ・サッカーノートが僕を作った
     ・フリーキックを徹底追求して見えたもの
     ・自分の“引き出し”の数が、未来の可能性になる
     ・僕を育てた「壁」
     ・海外へ移籍した理由
     ・イタリアからグラスゴー、海外での壁に向かった
     ・すべての監督から、学びがある
     ・チームメイトから察知できる学び
     ・妥協しない姿勢
    第3章 「察知力」を活かして未来へ進む
     ・僕にとっての日本代表
     ・ベテランの価値
     ・指導者として歩む夢
    </blockquote>
    有名なサッカー選手である著者ならではの体験をベースとした人生訓ですな。
    文章は平易で、すんなり読めます。これくらいなら楽。

    自分より強い人が多くいる海外で対等にやりあうには、周囲を察知する能力が必要なのだ……と説きます。
    それは、「試合に出続けることによる経験が生きる」から、より試合に出るには、「ユーティリティプレイヤー」であることを決意した著者の選手観があります。「引き出し」という言葉が何度も出てくる点が、強い思想となって出てきます。
    何処でも生きる程の経験があるからこそ、監督は起用するのだと。そして海外でも結果を出せるのだと。
    彼の中学の経験と、代表の経験(どちらも苦い経験)がこの思想を強いものにしてますね。

    後は、かなりストイックな考え方がベースにあることが、珠々のエピソードから伺えます。
    出発地点は過酷なほど可能性は広がるとか……。あとはサッカーノートかな。記録の大事さ、ビジョンの策定と目標の決定の高さは参考にすべきかなと。
    そういうの、何も考えてない人多いんじゃない?

    それらが全て、いざというときの「察知力」、行動力になると。
    これは感覚を研ぎ澄ます、スポーツ選手ならではの人生訓でしょうね。試合外でその結果に必要な努力を積む姿勢も。
    チームメイトとの交流や、お国の違う文化に関する考察も興味深いです。

    結構、参考になるポイントの多い本だと思いますよ。

  • At that time, I wanted a title.
    I wanted to be recognized at work as soon as possible.
    I wanted to be recognized by my boss.
    It is a book that gave hope to my heart.

  • サッカー日本代表でもあるセルティックFCの中村俊輔選手によるエッセイ。サッカーに対する姿勢、考え方を著しているが、一般の生活にも当てはまることが多い。

    中学生のとき、日産(現横浜Fマリノス)のジュニアチームで、求められているプレーに気づかずに個人プレーに走り、ユースチームに上がることができなかった。その失敗に気づき、そこから学んだことにより、彼は「察知力」の重要性を理解し、養ってきた。それはゲームの展開にも、チーム内での立場、監督との関係、様々な場面で活かされてきた。
    そして、自分に足りないものを見極め、それを克服するための目標を設定して、そこに対してテーマを決めて、練習を繰り返す。そうしてステップアップを重ねてきた。サッカーノートはその道標であり、軌跡である。

    ベストプラクティスではあるが、何か特に目新しい考え方や手法が用いられているわけではない。

  • ビジネス

  • 著者の経験をもとに書かれたもの。
    彼が察知力を身につけるきっかけになったのは中学時代の挫折だったとのこと。
    サッカーノートについて書かれている部分は興味深い。
    色々な所で読んだ事があるが書くことは本当に大切なのだと思う。
    ふてくされている時間程、無駄なものはない。
    これは本当にそう思う。自分も常に意識しなければならない。

    見た目のイメージで人は判断するもの。
    これは意識しなければならない。サッカー選手も同じようだ。
    本書で著者の姿勢が垣間見えた。
    サッカーノートやよく考えること。はとても参考になる。
    彼は将来指導者を視野に入れているとのことだが、そのステージに立った彼も見てみたい。

  • 周りの空気を察知して自分で動け。命令に従うだけじゃダメだと言うお話し。

全226件中 1 - 10件を表示

察知力 (幻冬舎新書)のその他の作品

察知力 Kindle版 察知力 中村俊輔

中村俊輔の作品

察知力 (幻冬舎新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする