凡人として生きるということ (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
3.38
  • (39)
  • (96)
  • (159)
  • (28)
  • (10)
本棚登録 : 847
レビュー : 134
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980891

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ものすごくよかった。
    2011で読んだ本で結構なヒット。

    これ読んで、改めて押井さんの作品を見返したくなりました。

  • 物事の見方をメジャーな一方向だけでしか見れなくなることへの危機感は共感できる。視点を変えて本質をつくという生き方、多様性の大切さを尊重する精神に共感。

  • 攻殻機動隊で名を知られる監督の本。映画の内容にも本書にも、同じ通奏低音があるのだなと感じる。映画と本書は相互補完だ。独特の理論、
    美学を面白がれるかどうかで評価が変わる気がする。魔法使いのくだり、第六章を魔法使いが読んだら何を思うだろう。

  • アニメ監督 押井守さんの本。
    スラスラ読める感じ。
    生き方とか世間に対する論理とか面白い
    アニメ監督の世界とはまた違う世界感なのかなぁとか感じた

  • 極端な表現をしている所が少し気になったけれど、確かに正論かもしれないと思った。8割くらいは共感。

  • 格差社会を無くそうと国家が働くと、ナチスやポルポト政権のカンボジアのようになるのが心配だ。人間はいい加減なものなのだから、平等性をもとめすぎるとへんな事になってしまうと著者は言う。あと、若さなんて全然いいもんじゃない、友達なんかいらないなど、独特の世界観が展開される

  • [ 内容 ]
    世の中は95%の凡人と5%の支配層で構成されている。
    が、5%のために世の中はあるわけではない。
    平凡な人々の日々の営みが社会であり経済なのだ。
    しかし、その社会には支配層が流す「若さこそ価値がある」「友情は無欲なものだ」といったさまざまな“嘘”が“常識”としてまかり通っている。
    嘘を見抜けるかどうかで僕たちは自由な凡人にも不自由な凡人にもなる。
    自由な凡人人生が最も幸福で刺激的だと知る、押井哲学の真髄。

    [ 目次 ]
    第1章 オヤジ論―オヤジになることは愉しい
    第2章 自由論―不自由は愉しい
    第3章 勝敗論―「勝負」は諦めたときに負けが決まる
    第4章 セックスと文明論―性欲が強い人は子育てがうまい
    第5章 コミュニケーション論―引きこもってもいいじゃないか
    第6章 オタク論―アキハバラが経済を動かす
    第7章 格差論―いい加減に生きよう

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2011/3/13読了。
    人生の目標を立てるにあたって、とにかく参考になった。
    特に第二章の自由論は秀逸だと感じられた。

    ・父親の本質は洋服や車に力を注ぐことでなく、家族の生活を守ること。
    ・自由であるために、社会との結びつきが強いことは必要不可欠。
    ・自由とは、何にも縛られていない「状態」ではなく、何かをしたいという「動機」をどのくらい実現できるかを尺度にしたものである。
    ・選択しないと何も始まらない。選択を先延ばしにすることで穏やかさを得たつもりでも、実際には不自由さ以上に大きな豊かさを得られる可能性を捨ててしまっている。
    ・現代では、人間の全てが文明化・化学化している。
    ・全くの損得計算なしの人間関係が存在することは怪しい。仕事で築く信頼関係の深さは、損得抜きの友人関係に負けずとも劣らない。
    ・人間はもともといい加減な生き物、ものごとを徹底しすぎると道を外すことにつながる。

    広告会社等がつくる世の中の流れに惑わされず、自分なりの軸を築かなくてはならないと強く感じた1冊。

  • この本を読むのは2回目なんだけど、前回よりも少し歳を重ね、子どもも出来ているのでまた違った読後感を得た。

    「若さこそ価値がある」「友情は無欲なもの」
    といった嘘が常識としてまかり通っている、それを見抜ける大人になれるか。20代の時のワタシが読んだときより、心に残った。

    「自由」を「自在感」という言葉で置き換えて表現している箇所は納得感があった。

    セックスと文明論の章で、「性欲が強い人は子育てがうまい」というタイトル。面白いなと思った。

  • とりあえず、「スカイ・クロラ」を観なおして、本質を言語化することに挑戦してみようと思った。
    やっぱり、言語は普及率では最大の表現方法だから。

    「攻殻機動隊」を映像化した監督なのにネットに詳しくないとは!
    ちょっとがっかりだ!
    いや、詳しくないのに出来ちゃってるほうが不思議か。
    本にも書いてあったけど、スタッフが良いんだろう。

    「経済活動をしている」という条件付きで、オタクにはやさしそうだった。
    てか、標準がなくなった現代ではオタクしか生きる道はないと。

全134件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

押井 守(おしい まもる)
1951年生まれ。東京都出身。東京学芸大学教育学部美術教育学科卒。
映画監督・演出家。
タツノコプロダクションに入社、テレビアニメ「一発貫太くん」で演出家デビュー。
その後、スタジオぴえろに移籍し、「うる星やつら」ほか、数々の作品に参加。後にフリーとなる。
日米英で同時公開された劇場版アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(95)はジェームズ・キャメロン監督やウォシャウスキー兄弟ほか海外の著名監督に大きな影響を与えた。また、『紅い眼鏡』以降は、『アヴァロン』など多数の実写映画作品にも意欲的に挑戦を続けている。主な監督作品『機動警察パトレイバー』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など。

「2019年 『セラフィム 2億6661万3336の翼 《増補復刻版》』 で使われていた紹介文から引用しています。」

凡人として生きるということ (幻冬舎新書)のその他の作品

押井守の作品

ツイートする