もったいない主義: 不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書 こ 2-2)

著者 :
  • 幻冬舎
3.80
  • (56)
  • (76)
  • (71)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 588
感想 : 91
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981164

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「考えないヒント」を読めということか

  • オフィスの受付がパン屋。分かり易い目印になる、社会との接点がある
    感情移入させるのがブランディング ブランド論→例え話→イチローのカレー
    ブランドとはあらかじめ刷り込まれた価値への感情移入→どれだけ事前に価値を刷り込むかによって、ものの価値は変わっていく
    自分たちが送り出すものに対して、どれだけ価値を刷り込んで、どれだけ感情移入してもらうか。その方法を考えることが「企画」
    企画とは、「思いやり」
    企画とは、「普通」の中に面白さを見つけるということ→どれだけ当たり前のものに引っかかるか、クエスチョンを抱くか
    ネガティブスイッチを切り替える 周りで起こる事象をポジティブに変換して思考し直す ex. 断水で水のない生活を体験してみる
    自分が何か失敗したときには、逆にチャンスだと思え。その失敗をどうフォローするかによって、逆に相手に好印象を与えることができる
    異質なものを掛け合わせると、情報が外へ一人歩きを始める(ニュース性を意識する)
    外からの目で価値を再評価し、そこから新たな価値を生み出す
    視点をスイッチさせることによって新しい価値が生まれる

  • センサーを常に高く掲げて日常を楽しむ視点がいいですね。共感します。
    そして、発想するだけでなく実現するための努力。人を巻き込むちから。
    ここが彼の凄さなんでしょうね。

  • 小山薫堂氏の本。2009年。発想の原点は物事をもったいないと思うところである。つまり、もっと良くしたいと思うこと。今のままではもったいない、この状態ではもったいない、こうしたらもっと良くなる、といった具体に発想をしているらしい。著者は特に、独立していると思われる事象同士を結びつけ、新たな価値を見出す能力に長けている。その点がクリエイティブということに由来しているのだろう。何か新しいことを企画するときに、この人ならばどうするか、と頭の片隅に入れておきたい人物である。読みながら、企業に勤める人であれば、業務企画でコラボレーションしてみたくなるでは。「おくりびと」以降の作品にも期待。

  • 成功することにも、必ず未来へ向かうための理由があると僕は思っています。
    日常の小さな失敗を“無意識のごみ箱”に捨ててしまうのではなく、
    “もったいないのガラクタ箱”にストックしておくことが大切なのです。
    (あとがきより)

  • 前に小山さんがアメーバビジョンにでてたのは見てて、でもすっかり忘れてたw

    最近、「おくりびと」の脚本家として注目をあびてて思い出し、この本を読んでみた。

    なにごとも もったいない と思いながら見ると、いらないものなんてないなぁ。

    あと、種を日々拾いながらすごす → ちょっとしたチャンスを生かす こんな姿勢が大事なのかなぁと思わせてくれる本。

  • 090429

  • 小山薫堂さんの自由な発想が楽しい。
    この自由な発想を実行しているって事が素晴らしい。
    お菓子の家を実際に作る→衛生的に無理
    景気対策に映画を無料にする→映画館が無い地方が多いので無理
    私の発想は 小山さんとはベクトルが反対に・・・
    いかに自由な発想ができていないか。
    「できない」ではなく、どうやって実現させるかなのだ。

    どこでもドアを開けなかった彼は、この事に気づいているのでしょうか。
    小山さんの偉大さにしりごみしてしまうって事もあるかも。
    目の前にチャンスはいくらでもころがっている。


  • アカデミー賞を受賞したことで有名になった映画の脚本家が書いた新書。

    脚本家としてよりも僕は放送作家やラジオDJとしての彼のほうがよく知っていますが。

    本の内容はなかなか面白かったです。停滞感を打破するための考え方が満載です。
    世の中にはチャンスがあふれているんだから、いろいろ頑張ろうと思いました。

    とりとめないな(爆)

全91件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

一九六四年、熊本県生まれ。初の映画脚本となる「おくりびと」が、第八十一回米アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、国内外問わず数々の賞を受賞。ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもある。映画「湯道」では、企画・脚本を担当。

「2022年 『湯道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小山薫堂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×