もったいない主義: 不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書 こ 2-2)
- 幻冬舎 (2009年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344981164
感想・レビュー・書評
-
「考えないヒント」を読めということか
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オフィスの受付がパン屋。分かり易い目印になる、社会との接点がある
感情移入させるのがブランディング ブランド論→例え話→イチローのカレー
ブランドとはあらかじめ刷り込まれた価値への感情移入→どれだけ事前に価値を刷り込むかによって、ものの価値は変わっていく
自分たちが送り出すものに対して、どれだけ価値を刷り込んで、どれだけ感情移入してもらうか。その方法を考えることが「企画」
企画とは、「思いやり」
企画とは、「普通」の中に面白さを見つけるということ→どれだけ当たり前のものに引っかかるか、クエスチョンを抱くか
ネガティブスイッチを切り替える 周りで起こる事象をポジティブに変換して思考し直す ex. 断水で水のない生活を体験してみる
自分が何か失敗したときには、逆にチャンスだと思え。その失敗をどうフォローするかによって、逆に相手に好印象を与えることができる
異質なものを掛け合わせると、情報が外へ一人歩きを始める(ニュース性を意識する)
外からの目で価値を再評価し、そこから新たな価値を生み出す
視点をスイッチさせることによって新しい価値が生まれる -
センサーを常に高く掲げて日常を楽しむ視点がいいですね。共感します。
そして、発想するだけでなく実現するための努力。人を巻き込むちから。
ここが彼の凄さなんでしょうね。
-
小山薫堂氏の本。2009年。発想の原点は物事をもったいないと思うところである。つまり、もっと良くしたいと思うこと。今のままではもったいない、この状態ではもったいない、こうしたらもっと良くなる、といった具体に発想をしているらしい。著者は特に、独立していると思われる事象同士を結びつけ、新たな価値を見出す能力に長けている。その点がクリエイティブということに由来しているのだろう。何か新しいことを企画するときに、この人ならばどうするか、と頭の片隅に入れておきたい人物である。読みながら、企業に勤める人であれば、業務企画でコラボレーションしてみたくなるでは。「おくりびと」以降の作品にも期待。
-
成功することにも、必ず未来へ向かうための理由があると僕は思っています。
日常の小さな失敗を“無意識のごみ箱”に捨ててしまうのではなく、
“もったいないのガラクタ箱”にストックしておくことが大切なのです。
(あとがきより) -
前に小山さんがアメーバビジョンにでてたのは見てて、でもすっかり忘れてたw
最近、「おくりびと」の脚本家として注目をあびてて思い出し、この本を読んでみた。
なにごとも もったいない と思いながら見ると、いらないものなんてないなぁ。
あと、種を日々拾いながらすごす → ちょっとしたチャンスを生かす こんな姿勢が大事なのかなぁと思わせてくれる本。 -
090429
-
小山薫堂さんの自由な発想が楽しい。
この自由な発想を実行しているって事が素晴らしい。
お菓子の家を実際に作る→衛生的に無理
景気対策に映画を無料にする→映画館が無い地方が多いので無理
私の発想は 小山さんとはベクトルが反対に・・・
いかに自由な発想ができていないか。
「できない」ではなく、どうやって実現させるかなのだ。
どこでもドアを開けなかった彼は、この事に気づいているのでしょうか。
小山さんの偉大さにしりごみしてしまうって事もあるかも。
目の前にチャンスはいくらでもころがっている。
-
アカデミー賞を受賞したことで有名になった映画の脚本家が書いた新書。
脚本家としてよりも僕は放送作家やラジオDJとしての彼のほうがよく知っていますが。
本の内容はなかなか面白かったです。停滞感を打破するための考え方が満載です。
世の中にはチャンスがあふれているんだから、いろいろ頑張ろうと思いました。
とりとめないな(爆)