M&A世界最終戦争: 日本企業の生き残り戦略 (幻冬舎新書 つ 2-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981171

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  • ポイズンピルに頼らない防衛策(71)
    ・従業員の力を活用する
    ・顧客を味方につける
    ・社外役員に本当の有識者を迎える
    ・経営方針にLONGの視点を加える
    ・ホワイトナイトを確保しておく

    五つの利害関係者(82)
    ・大株主
    ・一般株主
    ・社員
    ・直接利害関係者(経営者、顧客、取引先)
    ・間接利害関係者(地域社会、競争相手)

    効果的な5つのガイドライン(92)
    ・取締役会が経営者を無能とみなした場合、即交代させる
    ・経営者が常日頃からステークホルダーの声に耳を傾ける
    ・全社一丸となって敵対者の意図をくじく
    ・敵対者の予想を超える高水準まで企業価値を引き上げる
    ・ホワイトナイト候補の株主と対話をかかさない

    ステークホルダーから見た良否(138)
    ・優れた経営者がいる
    ・優れた社員がいる
    ・優れた顧客がいる
    ・優れた仕入先がある
    ・優れた地域社会がある
    ・優れたライバル会社がある

  • 最近のM&A動向と、M&Aの意義・成功するために求められることについて書いた本。
    前半部分のM&A動向は色んな有名案件に触れている。あえてBtoBビジネスの案件を選んでる気がする。
    後半部分のM&Aの是非は、やはり人それぞれの見解が出てくる部分だと思った。
    全体的には初心者でも読みやすいように書いてあるので、時間があればどうぞ。

  • 直近の業況をまとめたといった業界本。

    リーマンブラザーズ破綻以降の昨年後半から今年初旬にかけての世界的な株安とドル、ユーロに対する円高が後押しして日本企業の海外企業に対するクロスボーダーのM&A案件増加を皮切りに、各業界において日本企業がここぞとばかりに海外戦略を進めていくだろうと著者は記していた。

    読んでいて突っ込みどころが多く、新聞記事をうまくまとめただけのような印象を受けた。

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著者プロフィール

企業アドバイザー。(株)フレイムワーク・マネジメント代表。1957年生まれ。島根県松江市出身。一橋大学、スタンフォード大学ビジネススクール卒。都銀、外銀で20年勤務、外資IT系VC企業の日本代表も務め、2001年に独立。経営戦略(M&Aを含む)、人財や新規事業開発、海外進出等を助言。銀行関係では『地銀・信金 ダブル消滅』『地方銀行消滅』(共に朝日新書)、『2025年の銀行員』(光文社新書)、『誰も書けなかった「銀行消滅」の地図帳』(宝島社新書)、企業買収では『M&A世界最終戦争』(幻冬舎新書)、『敵対的買収を生き抜く』(文春新書)などの著書がある。

「2020年 『銀行トリプル大崩壊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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