ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書)

  • 幻冬舎 (2009年7月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981331

作品紹介・あらすじ

分別すればごみが減り、再生品も増え、環境にやさしいと信じる人は多い。だが現実は矛盾と弊害だらけである。世界一の分別数34を誇る"徳島県上勝町"の哀しき結末から、細かく分けてもリサイクル率が上がらない"愛知県碧南市"、業者と自治体の癒着で収集費に巨額の税金をかける"東京23区"など、日本各地の呆れた実態を徹底レポート。エコ推進の合い言葉「混ぜればごみ、分ければ資源」を再検証する。

ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

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  • (特集:「ゴミ問題から環境問題を考える」)

    ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/BB00541585

  • 様々な自治体のゴミ処理の事例を紹介。筆者の主張は明確ではない。文章も分かりづらいところがある。

  • 「リサイクルは正しい!」「焼却処分は悪!」と盲目に考えている方、ぜひ読んでください。

    このなかで笑っちゃうのが住民たちの抵抗。焼却施設はつくらせない、でもリサイクルはしません。そんでもって、市は非常事態宣言...
    まさにエコvs人間のエゴともいえるゴミ戦争記をたのしむことができます。

    一番大切なことは「どういったゴミの処分がこの街に最適なのか」、ただ受動的に行政や市民団体の意見にながされることなく、主体的に考えることができるようになるといいですね。

  • 異常だというのはよくわかる。そりゃ難しいよな。分け方理解してるやつがどれだけいるんだ。
    ただ、それでどうしたらいいのかってのは難しいハナシ

  • 分別したからといって、リサイクルできる訳では無い。
    TCOを考えましょう。

  • 次男が、「コンビニでペットボトル捨てる時、キャップと本体別々の入り口になっているのに、中の袋は1枚で一緒になってるぞ。むかつく」と鋭い指摘をしたので調べてみることに。もしかしてコンビニのペットボトルはリサイクルされずに可燃ゴミでは(事業系ゴミとして)?と仮説を立ててみるが、答えはのってなかった。

  • 本としてはちょっとまとまりがないっていうか、読みづらい構成です。週刊誌の連載みたいに全国各地のゴミ分別の実態を紹介しながら、かつ、ひたすら批判している印象の本で、結局どうしたらいいかが明確に伝わってこないように感じました。
    私も仕事の関係で産業廃棄物などの最終処理場を見させてもらったことがありますが、確かに「なんでも細かく分別すりゃいいってもんじゃない」ことは現場の方も言っておられましたし、特に「容器包装プラスチック」の回収は、結局それをさらに処分場で手作業で仕分けざるを得なくてたいへんな労力とお金がかかっているそうです。
    books150

  • 国が推奨し、広がった方策がいつの間にか廃れ、結局税金の無駄遣いに終わってしまったり、逆にやめたくても一部の者の反発を恐れて方向転換できなかったり。迷走を続ける全国の自治体のゴミをめぐるさまざまな矛盾や弊害の実態を明らかにする。手前勝手な評価が一人歩きし、税金を無駄にし、市民の行動まで徒労に終わってしまうゴミ問題。耳あたりのよいキャッチフレーズに翻弄されることなく、かかるお金、得られる効果というものをじっくり比較考量し、どうすることが自治体にとってのベストなのか。時間をかけた検討が求められる。

  • サブタイトルのとおり、リサイクルの裏側を、キチンと調べて書いている。

    34分別している町は、住民が収集センターにゴミを持ってくるからその分費用が発生していないこと、26分別してもゴミが減らない町。

    市民が努力しても観光客がそれを台無しにする、焼却炉を作りすぎてゴミが足りない東京都23区。
    リサイクルの先進国のドイツも、ウソがあるしリサイクル率もアヤシイし。

    本当に幻想なのかもしれない。

  • 事例が豊富で、とても勉強になりました。
    循環型社会の実現には、まだまだ多くの課題があって、利権の問題もなんとかしないといけないですね。

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