- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344981362
作品紹介・あらすじ
鑑定医が秘密をバラす相手を間違えた奈良少年調書漏洩事件。「空想虚言癖」の典型的パターンに引っかかった「週刊新潮」大誤報。賠償額が高騰する名誉毀損訴訟。数々の事件で、メディアが一線を越えるか踏みとどまるかの分かれ目は、秘密の手に入れ方・バラし方、ウソの見破り方の巧拙にある。それを「言論弾圧」「取材力の低下」としか語れないのは、ただの思考停止、メディアの自殺行為だ-秘密とウソというユニークな視点から、「ジャーナリズムの危機」に斬り込む挑発の書。
感想・レビュー・書評
-
スクープの作り方
過去の間違ったやり方
誤報と捏造
プライバシー侵害報道
週刊誌報道に 躍らされるのが分からない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第86回アワヒニビブリオバトル「【2日目】おうち時間DEビブリオバトル」4時間目 道徳で紹介された本です。
オンライン開催。
2022.05.04 -
ジャーナリズムとゴシップとの区別が曖昧な日本の週刊誌と、その読者たち。もちろん、この著者の書くものは、全て正しいことばかりで、しかし、いや、それゆえ、どこかインチキ臭いのだ。
-
読んでおいて損はない
-
ガッキー氏の著書を久々に読む。いつも思うのが、裏取りの重要性。記事記述だけではなく、工学的実験も、歴史調査も同じ。これがどうしても、各種制約によりおろそかになる。ここに落とし穴を造る。さらに気づいてても、スルーされてしまう。独車メーカもこの隘路にはまったのでは?ありえない報告やレポートを出してしまう。
一方で、著者ならではの下世話感も、慣れてきたせいか、これはこれでありと思うようになった。確かに知りたいことは綺麗事ではなく、その裏である。 -
○作家・ライターの日垣氏の作品。
○新聞報道の実態や週刊誌のあり方、取材におけるマナーやルールについて、持論を展開している。 -
報道の為のルール違反、ウソ。ジャーナリズムの正義感とか、未来とか。鋭い切り口でバッサリしつつも、まだ将来はあると言ってる気がする著者。面白かった。
-
091013