脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981447

作品紹介・あらすじ

脳は気持ちや生活習慣で、その働きがよくも悪くもなる。この事実を知らないばかりに、脳力を後退させるのはもったいない。脳に悪い習慣とは、「興味がない」と物事を避けることが多い、「嫌だ」「疲れた」とグチを言う、言われたことをコツコツやる、常に効率を考えている、やりたくないのに我慢して勉強する、スポーツや絵などの趣味がない、めったに人をほめない、の7つ。これらをやめるだけで頭の働きが倍増する理由を、脳のしくみからわかりやすく解説。

感想・レビュー・書評

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  • 嫌だ、疲れたと愚痴を言うのは、脳に悪い習慣。興味がないと物事を避けるのも、悪い習慣。興味が神経伝達路を使い、強化していくからだ。この二つは、関連性もあってよく分かる。

    繰り返し考える事が大事。効率重視はNG、本は量より再読。目標を変えてはいけないが、マニュアルどおりはNG。この辺でだいぶ混線し始める。一つ一つの科学的根拠の説明が薄いから、作者が恣意的に好き嫌いを述べているようにさえ思える。興味を持てば、新たな本を次々手に取りたいし、知識が増えれば目標は変わる。

    本の読み方については、人に説明できるレベルの理解が望ましくて、それは一回読んだだけでは会得できないから、繰り返し読むことが大事と言う論拠。偏見な上に、説明不足。

    そもそも脳トレに意味なし!の出だしが勇ましいのだが、その根拠が示されないスタートからして、物足りない感じだった。

  • 脳に悪い習慣7つ
    1 「興味がない」と物事を避けることが多い。
       興味を持つことは脳を働かせるためには必要だ。
       興味がなければ脳は働かない。
    2 「嫌だ」「疲れた」とグチを言う。
       グチを言うと脳がマイナス思考になる。
       マイナス思考になると何をするにも億劫である。
    3 「言われたこと」をコツコツやる。
       ゆっくりと物事を進めていると集中力が低下するということらしい。
       しかし、コツコツやることも大事だと思うが・・。
    4 「常に効率を考えている」
       効率良く物事を進めて行くことも大事だと思うが、「必要な無駄」もあること。
       4日経ってから改めて物事を考えてみると良い。
    5 「やりたくない」のに、我慢して勉強する。
       やりたくないと思えば脳の働きは鈍くなる。
       しかし、やりたくなくてもやらなければならない時もある。
    6 「スポーツや絵」などの興味がない。
       空間認知脳力があり、リズム良く進めることが重要。
    7 「めったに人を褒めない」
       褒められて嫌がる人はいないから、脳を働かせるためには人を褒めることが大事。

    どれも「ああそうなのか」と感じられる。
    まずは自分の出来るところから始めてみよう。
     文字を丁寧に書く。
     人を褒める。
     何事も前向きに考える。
     嫌なことは4日間経過してから改めて考える。
    これくらいかな・・。

  • ほめるときは必ず相手のほうを見て、「自分もうれしい」という気持ちを込めて伝えることが大切です。

  • 感動しないと脳は鈍る。やはり脳科学的にも芸術は大切なのだなと再確認

  • 「興味がない」と物事を避けない
    コツコツとすることをやめる
    「疲れた」「面倒くさい」と言わない
              などなど。
    わたしにはハードルが高く、今までやってきたことばかりでした

    • もちっちさん
      私も全部やっちゃってるなー!なかなか難しいね
      私も全部やっちゃってるなー!なかなか難しいね
      2021/02/28
    • あんころ餅さん
      ねー!これ、多分みんなやってるよ!?って思った 笑
      「だいたいできた」と思わない
      試験や試合で緊張しても、リラックスしようとしてはいけない
      ...
      ねー!これ、多分みんなやってるよ!?って思った 笑
      「だいたいできた」と思わない
      試験や試合で緊張しても、リラックスしようとしてはいけない
      目的と目標は同じではいけない
           などなど !!
      難しいね!
      2021/02/28
    • もちっちさん
      きびしいー笑 みんな脳に悪い習慣をやっちゃってるってことなのね。
      きびしいー笑 みんな脳に悪い習慣をやっちゃってるってことなのね。
      2021/02/28
  • 脳に関する本は何冊か読んでいるけれど、読むたびに発見がある。
    脳はまだまだ研究できていない部分も多いというから、何か生活を潤すために良いことがたくさんあるだろう。

    当たり前に言われていることが、脳を理解することでより、大事に思えてきて実行しようと思える。

  • audiobook.jpにて聴いた。
    ナントカ神経群に良いとか、悪いとか、言ってたと思うけど、全然頭に入ってこなかった・・

  • ときどき、突発的に本を買って、一気に読んでしまうことがあります。
    新書版などが多いです。
    これもその一つ。

    通勤途中にジュンク堂で買って、その日のうちに読んでしまいました。
    なかなかタメになりました。

    脳の話は面白い。
    時間管理や整理術といったいわゆるビジネスノウハウ本のジャンルの中で、脳のしくみから論じるというのも、面白い切り口ですね。説得力がありますし。

    読んで損はない本だと思います。

  • 専門用語が私にとっては分かりにくかった。 常に効率を考えているということが脳に悪い習慣ということに驚いた。

  • 随所に、「なるほど」と思わせるページがある。五感で受け取った情報は前頭前野で「理解」され、そこから「思考」や「こころ」が脳内で生まれる。それはすべてA10神経群を通って感情や気持ちのレッテルがはられているものなのだそうだ。つまり情報を最初にキャッチするのはA10神経群で、記憶力・思考力・記憶力を高めるためには最も重要と著者は言うのだ。一気読みしてしまう面白さがある。

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著者プロフィール

林 成之(はやし・なりゆき) 

1939年富山県生まれ。脳神経外科医。日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。93年、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター部長・教授に就任。日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授、日本大学大学院総合科学研究科教授を経て、同大学名誉教授に。膨大な数の臨床、研究から、年を重ねても才能・素質を発揮する脳の仕組みを解明する。著書に、『脳に悪い7つの習慣』(幻冬舎)など多数がある。

「2021年 『50歳からでも、頭はよくなる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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