偽善エネルギー (幻冬舎新書)

著者 : 武田邦彦
  • 幻冬舎 (2009年11月1日発売)
3.44
  • (15)
  • (49)
  • (48)
  • (16)
  • (3)
  • 本棚登録 :352
  • レビュー :47
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981485

作品紹介・あらすじ

日本人がどんなに節約しても、世界各国の大量消費は止まらず、石油は枯渇する。石油頼みのあらゆる分野-工業、農業、漁業、医薬品は大打撃を受けること必至。だが今、将来に備えてやるべきは省エネではない。代替資源を探し、技術革新をすることだ。では何が次世代エネルギーになるのか?太陽電池や風力か?安全性が疑問視される原子力か?政治と利権、各国のエゴで操作された嘘の情報を看破し、資源なき日本の行く末を模索する。

偽善エネルギー (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の武田氏の新刊です。


    この人の基本的な主張を一言で表すと、

    「環境問題なんて、ない(わからない)」

    もしくは

    「問題かどうかわからないから、騒いで人々を心配させて、それで儲けている人がいる」

    でしょうか。


    「温暖化で氷が溶けて海面が上昇して島が沈むとか言うけど、地上にそんなに大量の氷はないですよ」

    というような、非常にわかりやすい主張をされていて、僕は好きです。

  • この本を読んで分かったことは、世の中は嘘と隠蔽ばかりであり、残念なことに、自分たちが善行と思ってやっていることは必ずしも善ではないということだ。もちろんこの本にも嘘と隠蔽があるのかもしれない。正しく知ろうとする態度、正しく判断しようとする努力の必要性を改めて考えさせられる一冊。

  • 人間は「いいこと」を無条件に信じ込んでしまう傾向にある。それが本当に正しいのか検証するよりも、自分が「いいこと」をしているという満足感が先に立ってしまうと、自分にとって都合の悪い真実から目を背けてしまうかもしれない。それが「エコロジー」の現状なのかもしれない。の\それはわかる。だが本当に著者がいうように原子力発電が唯一の解決策なのか。本当に安全性は確保できるのか。本書の結論は、地球がCO2排出のせいで温暖化しているというデータは疑わしい。あと100年ほど、石油はなんとか持つ。その間に何か画期的な発明が必ずなされるから心配いらない。原子力発電と風力、太陽光発電などのどれかとの併用で充分。ということか。でも結局は地球が提供できるエネルギーの総和以上に人間が増えすぎた事が問題なのだろう。増えすぎた個体は減るか最悪絶滅してきた訳で、それが自然だとも言える。なんだか虚しい読後感だった。

  • 武田邦彦さんは過激なお話が多くテレビなどでは批判意見も多い方です。科学者のお立場で社会の不条理を感じて組織に流されないスタンスに好感が持てます。
    この本が書かれたのは東日本大震災前のため著者ご本人の見解も変化していると思われることから、読者は取捨選択しながら読んだ方が良い箇所もあります。
    武田邦彦さんの着目点、考え方に触れることが出来るので嫌いじゃなければ楽しめる読み物です。
    東日本大震災直後の原発事故のすぐ後に、再稼働反対デモが永田町、霞ヶ関でありました。再稼働するには、トラブルは起きる事を認め、リカバリする手段を確立し、被害がどれだけ出て、どれだけ抑えられるのかくらいは再稼働の最低条件であろうと思っていたら、地盤調査と安全基準でクリアしたものが再稼働の対象となっていきました。これでは問題解決になっていないと感じてました。あれから6年経過し、この本で原子力の人災について方向性が示されていたのを読みモヤモヤしていたものが晴れました。前提が長くなりましたがおすすめです。

  • リサイクル利権による演出に惑わされないように、警鐘を鳴らす一冊。データの恣意的や論理のすり替えがあり、素直に聞き入れ難い部分もあるが、世の中の常識やメディアのメッセージを疑う視点の必要性に気付くには良い本か。

    言うなれば、武田先生の皮肉である。

    皮肉だから、常識という思い込みに斬り込むために、無理やりな論を展開している印象を受けてしまう。逆張りやイタズラ好きなおじさんなので、尚のこと。というよりも言葉が足りないのだろう、例えばダイオキシンが人体に影響が無いなど、人の論文を紹介しているだけで、説明がない。

    しかし、たまには、おじさんの話も良いものだ。

  • 理屈っぽい本で否定ばかり。。

    全くもって面白くない。。。

    読んでいて不愉快なので流して終了

  • どこまで信じていいかわからないがだいぶ面白かったw

  • 2015

  • テレビでの語り口そのままにエネルギーの現状と将来について書いている。

  • 偽善エコロジーに増して、官僚批判がすごい。環境分野よりも、エネルギー分野はもっと利権争いや対立が深刻なのかもしれない。
    個人レベルの省エネが、国レベルの増エネにつながるという視点は面白い。石油不足は、電力分野で問題なのではなく、プラスチックや医薬品などが製造できなくなることだと分かった。

全47件中 1 - 10件を表示

偽善エネルギー (幻冬舎新書)のその他の作品

武田邦彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
三浦 しをん
村上 春樹
村上 春樹
古賀 茂明
有効な右矢印 無効な右矢印

偽善エネルギー (幻冬舎新書)を本棚に登録しているひと

ツイートする