47都道府県これマジ!?条例集 (幻冬舎新書 な 3-3)

著者 :
  • 幻冬舎
2.52
  • (0)
  • (2)
  • (11)
  • (4)
  • (4)
本棚登録 : 84
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981508

作品紹介・あらすじ

議会で決められ、違反すると罰則を科されることもある「条例」を始めとする地方独自のルールには、ゆるキャラならぬ「ゆるルール」や、大真面目だけれど外からみるとちょっと変な「ずれルール」など、楽しいルールがたくさん。「母と子と父にやさしいまち」を目指す山口県光市の「おっぱい都市宣言」、石原都知事直々のネーミング「しゃれた街並みづくり推進条例」、りんごを普及促進すべき町民の責務を定めた「りんごまるかじり条例」(青森県板柳町)等々。あなたの隣の街にはこんな驚きのルールが。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まあ、新書デビューには良いのでは…

  • 法律以外のローカルルール、条例、規則、要綱、都市宣言等々を全都道府県、北から順に紹介していく。この本を書くための著者の調査量は半端ではない。で中身だが地域ブランド活性化や価値保全のための前向きなものもあれば、どうにも具にもつかない下らないものもある。アハハと笑い飛ばしてる場合ではなく今後の日本を考える上で地方自治は重要なテーマであり現状の仕組みが生み出しているものの一部を認識することは大切なこと。ここにつけいっておかしなローカルビジネスを考えたくなる気持ちは抑えよう。

  • いろいろな自治体のキラリと光る珍しいローカル・ルールを47都道府県ごとに紹介。題名は「条例集」と銘打っているが、条例だけでなく、規則、要領・要綱・規程、決議・宣言も広義の「条例」として取り扱っている。
    様々な特色ある「条例」を知ることができて、面白かった。特に、地域通貨「彦」を条例上に位置づけている彦根市の「美しい彦根創造条例」が興味深かった。
    一方、それぞれの「条例」の内容の紹介が薄いのと、コメントが著者の感想程度のもので、あまり法制的な解説が十分でなかったのが、ちょっと物足りなかった。もう少し、取り上げる「条例」を厳選して、解説を充実させたほうがよかったのではないか。

  • 以前、同じ著者の裁判官のお言葉集も読んだけどそこまでの驚きはなかったかなぁ。全国各地からくまなく拾ってきたがゆえに平均的になってしまった感じはあり。むしろおかしなものを似たようなもので比較してまとめていくというアプローチのほうがこの内容としては良かったのではないか。とはいえ地方自治のムダがこんなところにも明らかになりますな…

  • おっぱい都市宣言。子供たちのポケットに夢がいっぱい、そんな笑顔を忘れない古都人吉応援団条例。朝ごはん条例。
    北は北海道から南は沖縄までのユニーク条例をズラリ並べている。絵文字あり、ポエムあり、英語あり、お国言葉訛りあり、何でもありだ。知恵と汗を絞り必死に街づくりに取り組んでいる各自治体の気魄と意気込みが強烈に伝わってくる。

  • [ 内容 ]
    議会で決められ、違反すると罰則を科されることもある「条例」を始めとする地方独自のルールには、ゆるキャラならぬ「ゆるルール」や、大真面目だけれど外からみるとちょっと変な「ずれルール」など、楽しいルールがたくさん。
    「母と子と父にやさしいまち」を目指す山口県光市の「おっぱい都市宣言」、石原都知事直々のネーミング「しゃれた街並みづくり推進条例」、りんごを普及促進すべき町民の責務を定めた「りんごまるかじり条例」(青森県板柳町)等々。
    あなたの隣の街にはこんな驚きのルールが。

    [ 目次 ]
    第1章 北海道・東北地方
    第2章 関東地方
    第3章 北陸・中部地方
    第4章 近畿地方
    第5章 中国・四国地方
    第6章 九州・沖縄地方

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 内容のおもしろさというより、著者が丹念に日本全国の条例を調べあげたという努力に感心してしまった。
    日本にはたくさん条例があるってことがわかった、そんだけかな(笑)

  • ちゃんと読み終えたわけではないが、裁判官のお言葉集と比べてイマイチ。

  • もっと突拍子もないものが出てくるかと思ったが、期待倒れだった。
    やはり日本人は根がまじめなんだろうか。

  • 面白いけれどそれだけ。実務的に役立つ内容ではない。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1975年、長崎県生まれ。九州大学法学部卒。フリーの著述家。デビュー著書『裁判官の爆笑お言葉集』(幻冬舎新書)がベストセラーに。雑誌連載、メディア出演、講演活動のほか、小説の法律監修にも携わる。

「2020年 『裁判長の沁みる説諭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長嶺超輝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×