戦場取材では食えなかったけれど (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981515

作品紹介・あらすじ

三七年にわたり「終わらないベトナム戦争」を取材し続ける竹内正右氏。ポル・ポトに三回会った唯一の外国人、馬渕直城氏。軍事オタクが高じて戦場ジャーナリストになり、世界の戦争を見尽くした後、バグパイプ奏者に転じた加藤健二郎氏。九・一一の映像に衝撃を受けて戦争取材に身を投じるも、経済的に困窮し、サラリーマンに転じた中川昌俊氏。時代遅れで無鉄砲で極端、だが、知恵と冒険心とユニークな発想に溢れた四人の人生に、戦場取材を志すも思い半ばで断念した体験を持つ著者が迫った、異色のインタビュー集。

感想・レビュー・書評

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  • 請求番号:171.16/Hig

  • 大国の都合で報道されないことがあるということは知っておかなければならない。それが情報統制という意味でもあるが。

  • ベトナム戦争の時、多くのすぐれた報道写真が発表されたのは端的に言って買う通信社があったからで、「食う」ことができてはじめて報道のスキルを磨くことができる、という一方で食えないはずなのに外国に居座ったりバグパイプの奏者に転向したりして食えている人もいる、というのが面白い。

  • 4人の戦場取材記者との対談集。
    それぞれのキャラが上手くとらえられていて、おもしろい。

  • テレビを見ているだけで、世界の各地で繰り広げられる戦争の映像を見ることができる平和ニッポン。そんな平和なお茶の間に映像を届けてくれる戦争ジャーナリスト。

    近寄りがたくニッチな職業だけに、強力な個性を持った人が多い。登場する一人の加藤って人は「戦場を見たい」というオタクな欲望のまま、日本の海外プラント建設会社に入社し、傭兵試験を受け、戦争取材員となり、なぜか現在はバグパイプ奏者・・・。

    そんなアクの強い連中に、自らも戦争取材を経験し、仲間を亡くしたこともある著者が挑んだインタビュー集。

    戦争ジャーナリストたちは、「好きだから」この道を選んだ。そんな純粋な気持ちを質す一方、著者は「食うための職業」として、成り立つのかという分析を忘れない。

    好きで戦場へ赴くのは結構。しかし、その間の収入はどうするのか?そんな庶民の疑問に応える。

    果たして、戦争ジャーナリストはお得な仕事なのか?

  • 最後の鼎談すごい。鼎談なのに竹内さんひとことしかしゃべってないし。馬渕さんが口火切って、日垣さんが突っ込むところは突っこんで、観客もまきこんで、白熱と緊迫を味わえる希有な鼎談。報道、取材、真実について。

  • 業界人向け(?)
    よくわかる内容。

    家庭と仕事の両立は・・・どこの世界も難しい。

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