本当は嘘つきな統計数字 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981928

感想・レビュー・書評

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  • まあ、基本的な話って言えば基本的な話なんだけどきちんと再確認するにはいいかな?と読み始めは思ったんだけど、繰り返しになっちゃうんでだんだん読むほうも飽きてくるし、書く方も途中で飽きてきちゃったかな?ってやっつけ感も漂ってきた。

  • 長寿村 単に若者のいない過疎地→生活習慣から長寿の秘訣は得られるのか?
    美容整形の件数 人口1人当たり 世帯当たり→真実の姿
    国の借金を国民1人当たりにする→意味なし 直接・間接に国民自身が資産として保有

    インターネット調査 手軽だが母集団を代表していないこともある。

    ブラッドリー効果 1982年カリフォルニア州知事選挙 黒人候補者が事前に高支持→白人の有権者が人種差別主義者と思われたくないからウソの回答

    大数の法則 少数の法則 コインで6回連続で裏→次は…→予想に意味がない

    インドネシアの国勢調査 10年に一回→下1桁0、5歳が多い→Age Heaping 開発途上国では年齢を知らなくても生活に支障なし、中には知らずに一生を終える人もいる。
    ベトナム 十二支が社会的習慣として浸透→年齢の認識が正確

    結婚と出産に関する全国調査 30歳から34歳童貞24.3%→回答に虚偽申告が紛れ込んでいることを踏まえると実際には30%を超えている可能性が高い。
    日本人は性に対する個人情報をクローズする傾向→セックス回数の回答に下方バイアス
    オープンな国は上方バイアス

    ビデオリサーチ社 全国27の調査エリア 関東・関西・名古屋それぞれ600世帯、それ以外の地区それぞれ200世帯 合計6600世帯
    関東地区1702万世帯のサンプル600 0.004%→視聴率10%が取れた=誤差プラマイ2.4%

    ラジオ 首都圏偶数月、関西・中京年4回 12歳から69歳までの個人3000人が調査票

    プロ野球の観客動員 05年から実数
    10年10月 大宮アルディージャ 入場者数水増し
    大阪国際見本市 06年半券のみで集計 過去50年間半分以上水増ししていた。

    05年 警察庁 神社・仏閣の参拝者数カウント方法を調査→正確性に疑問

    観光庁 09年観光客数の集計の統一基準 「年間の観光客数が1万人以上、or特定の月に5000人以上が訪れる地点」→基準に満たない地点を多く有する地域は観光客数のデータが極端に少なくなった。

    関東大震災 14万2,000人の犠牲者数→東京帝大教授(死者9万9,331人行方不明者4万3,476人)→80年後の2003年 鹿島建設 行方不明者のダブルカウントを除くと10万5,000人

    エゾシカの生息数→実際にはよく分かっていない→93年度ヘリからの調査を基準→延長推計しているだけ

    全宇宙で観測可能な星の数 700垓個(少なく見積もって) 地球上のすべての砂粒の10倍

    13日の金曜日→事故報告件数が相対的に少ない→人々が不吉なことを怖れるあまり、異常に注意深くなったり、外出を控えるからではないか?→実際は不明

    数学者 じゃんけんの研究 グー35% パー33.3% チョキ31.7%
    手の構造上グーが出しやすい。チョキが出しにくい。

    降水確率の予想 1986年からスタート

    客観確率 推論を導入した主観確率(事後に現れたデータをもとにして推測 ベルズ統計学)
    ベルズの定理

    モンティホール問題

    ベルズ推定→追加的な情報を得ることで主観確率が変化→追加的な情報は自分の主観確率に影響するものでなければ意味がない 3囚人問題

    飛行機 事故発生確率に延べ移動距離を利用→自動車との比較では、利用回数(利用者数)を用いると自動車の方が安全

    利用可能性ヒューリスティック availability heuristic 記憶に残っている事柄が主観確率に影響(飛行機事故数、少年犯罪)
    フレーミング効果 死亡率10%=生存率90%
    over confidence自信過剰バイアス→宝くじ購入

    あいまいさに対して極端に臆病になるという心理的バイアス
    エルスバーグのパラドックス 赤玉黒玉合計100個の壺 50個ずつと分かっている壺

    人間は不確実性をできる限り小さくするために様々な努力 生命保険、損害保険、金融商品
    フランク・H・ナイト「リスク、不確実性および利潤」
    可能性を統計、確率的に推測できる→リスク 推測できない→真の不確実性

    サブプライムローン問題 格付け会社は高い格付け→新しく誕生した商品に精度の高い格付けするノウハウをもっていなかった。

    学術論文 スポンサーバイアス(特定の企業の意向に沿ったものとなる傾向)

    占い、血液型→バーナム効果、フォアラ-効果(万人に通用する共通する特徴)

    エンゲル係数 日本は低下傾向→少子高齢化の影響か?

    クールビズ 冷房の設定温度アップ→仕事に集中できない→生産性低下
    猛暑 夏用品の打ち上げアップと労働生産性の低下の影響もある。

    ロシア 標準時の多さ=広大な大地の誇り→ネドベージェフ大統領の削減策(経済効率化へ)

  • まあ、タイトル通りなのだが、あまり目新しい記事はなく、どっかで読んだなあって。市販本ばかりネタ本にしたんじゃないかという気がするくらい。
    内容も、百花的に並べてるだけで、深みもない。
    本としてはイマイチ。

  • 統計的な数字で表現されると、何となく客観的に思えて信憑性があると感じてしまうものだ。結局はデータをどう扱うかというところで、主観的な因子が入ってくるのだとすると、その過程もよく精査する必要がある。だまされないようにするのも大変なことである。

  • 最近テレビで天然キャラでも有名な門倉氏による、文字通り、統計数字の嘘を見抜き、正しい統計学を身に着けることを説いた一冊。

    既知の話が多かったものの、改めて勉強になった。

  • 統計の専門でもなく、心理学に偏っているでもなく、なんだか幅広い視点で視野が広がった。
    こういうアプローチは真似したいものだが。

  • 世の中には多くある統計データが実は信用ならない部分があるということを示した本。

    本著では統計のデータを見る際、以下のようなことに気を付けよと言っている。
    1選び出されたサンプルが母集団を反映しているか?
    2調査方法がどのような方法になっているのか?
    3確率にバイアスがかかっていないか?
    4研究者自身が何かしらの考えに偏りを持っていないか?
    個人的には2,4が重要ではないかなと思った。最近のニュース等を見ていると、こういう結論にしたいという思いで、データを集めている気がする。そりゃ、このアンケートに答えるって時点で偏りがあるよみたいな。

    内容としては目新しいことはあまりなかったものの、分かりやすく、統計を注意深く見ようという気にはなった。ただ、具体例をただ列挙している部分もあったので、少し退屈でもあった。

  • サンプルの母集団によって統計結果が変わる。
    数えられないものを無理矢理数える。
    気の持ちようで決まる数字の意味。
    科学的という言葉がやばい。
    調整という名の情報操作。
    はじめに結論ありきで試算。

    いろいろなパターンで例が出されているので、サクサク読めた。
    ただ、私的には真新しいことが書かれていなかったので、評価は低め。

  • 三葛館新書 331.19||KA

    もっともらしい統計データも、実は偏ったものかもしれません。例えば、サンプルそのものに偏りがあったり、母集団の数に差があるものを比較していたり、回答者が(意図的かは別にして)虚偽の回答をしていたり・・・。テンポよく次々と色々な例が紹介されていくので、どんどん読み進んでいきます。

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=59551

  • 概要をつかむにむいてるか。若干内容が薄め。

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著者プロフィール

神奈川県立横須賀高等学校出身。慶應義塾大学経済学部卒業。浜銀総合研究所入社。1999年日本経済研究センターへ出向。2000年シンガポールの東南アジア研究所(ISEAS)へ出向。2005年6月まで第一生命経済研究所経済調査部主任エコノミスト。2005年7月からBRICs経済研究所代表。2007年同志社大学大学院非常勤講師。日本で初めて地下経済の研究に取り組み、地下経済に関する著作も多数発表している。またワーキングプアの啓蒙書も多数発表。BRICsに続く経済発展が見込まれる国々として、ベトナム・インドネシア・南アフリカ・トルコ・アルゼンチンを総称したVISTAという造語を提唱した。

「2018年 『日本の「地下経済」最新白書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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