子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!: 脳を鍛える10の方法 (幻冬舎新書 は 5-2)

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  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981997

感想・レビュー・書評

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  • センセーショナルなタイトルとは裏腹に、早期教育慎重派の本だった。3~7歳時は脳神経細胞は減少に転じる。きちんと育った脳神経細胞を育て、成育状態の悪い細胞を間引きするんだとか。0~3、3~7、7~10の教育方法が最適かどうかはともかくも、興味深い内容だった。子どもいないけど!

  • 脳はまず本能が判断し、その上で思考する。
    好きというレッテルを貼るとやる気が増すといった話をベースに、3歳までは本能を育む、7歳までは脳の土台づくり、10歳からはどんどん勉強させるとある。
    特に、中途半端じゃなく完璧を目指させる、否定語を使わせないなどが大事そう。
    まず、子供に楽しそう、面白そうと感じさせられれば、子供自ら考えたくなる
    という話は、
    いまの、オタ活などの様子を見れば、合点がいく。

  • 0〜3歳は本能を徹底的に磨く→耳を鍛える
    3〜7歳は脳の土台をしっかりつくる
    7〜10歳以降は自主的に勉強させる

    脳を鍛える10の方法
    ①物事に興味を持ち、好きになる力をつける
    ②人の話を感動して聞く
    ③損得を抜きにして全力投球する素直な性格を育む
    ④「無理」「大変」「できない」など否定的なことを言わない
    ⑤目標に向かって一気に駆け上がる
    ⑥「だいたいわかった」などと物事を中途半端にしない
    ⑦重要なことは復習し、繰り返し考える
    ⑧自分のミスや失敗を認める
    ⑨人を尊敬する力をつける
    ⑩〝類似問題〟で判断力を磨く

  • 耳のトレーニグと水泳は取り入れるつもりです。

  • [メモ]
    0-3歳は好きになる力を育てる

    「興味を持ち、好きになり、感動すること」の喜びを共に味わう
    失敗には「がんばったね!」と励ます

    遊びの中で真剣に競争する(全力でがんばれば、勝てる を経験する)

    高いところに登るなどの危ないことも含め、子どもの「やりたい!」を見守りつつ応援する(ダメ!を出来るだけ言わずに済むよう、存分に挑戦できる環境を整えてあげる)

    興味を持ったことをとことん応援する

    言葉がわからない段階でも、いつも楽しんでコミュニケーションを取る

  • 2015.04 市立図書館

  • 先月、「脳に悪い7つの習慣」を読んだあと、同著者の本で子育てに関係しそうな本があるので図書館で借りてみた。本の前半は「脳に悪い7つの習慣」で書かれているようなことが書かれていたが、後半は子供の年令に応じた脳育の方法が書かれている。おおまかに言うと0〜3歳は愛情を注いで本人のやりたいようにやらせて叱らないこと、3〜7歳は脳に悪い習慣(否定語を使う、後でやるという、人を馬鹿にする、大体出来たところでやめる、話を聞き流す、損得を考えて手を抜く)をさせない、7〜10歳はようやく学習に励むことができるという内容。

  • 脳は情報を受け取るとまず「好きだ」「嫌いだ」といったレッテルを貼る

  • これは父親ではなく母親が読むべき本です。(ですが,父親も読んで母親をしっかりサポート!)好きこそものの上手なれってのは脳医学的にも間違いないんですね~

  • 脳医学の観点での育脳本。「脳の本能を磨き」「心を育み」「機能を発達させる」ことを一体に考えて取り組むことが重要であり、その方法論を説明した本。第1章を読んだ上で2章以降の年齢別の対応を読むべき。
    まずは0〜3歳の子どもの脳を鍛える10のポイントを実践してみようと思う。
    やっていることを止めない!すぐに手助けしない!真剣に競争する!などなど。

著者プロフィール

林 成之(はやし・なりゆき) 

1939年富山県生まれ。脳神経外科医。日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。93年、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター部長・教授に就任。日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授、日本大学大学院総合科学研究科教授を経て、同大学名誉教授に。膨大な数の臨床、研究から、年を重ねても才能・素質を発揮する脳の仕組みを解明する。著書に、『脳に悪い7つの習慣』(幻冬舎)など多数がある。

「2021年 『50歳からでも、頭はよくなる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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