子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!: 脳を鍛える10の方法 (幻冬舎新書 は 5-2)
- 幻冬舎 (2011年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344981997
感想・レビュー・書評
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脳の本能に基づき子どもを育てるにはどうすれば良いか、という医学的科学的な側面から解説された本。
●脳神経細胞の持つ3つの本能:
生きたい、知りたい、仲間になりたい
●脳神経細胞が集まり組織をなすことによって生まれる
3つの本能:
自己保存、統一・一貫性、自我
これらがどのように働くかによって行動や考え方が変わるというもの。子育てだけではなく、大人の脳の働き方にも当てはまり、心当たりのあることが多くあった。
著者は本の中で、脳の「機能」と「本能」「心」を育てる10の方法や、年齢別(0〜3歳、4〜7歳、7〜10歳)の子どもへのアプローチの仕方などを詳しく解説されている。
幼児教育を推奨するものではなく、むしろ、いわゆる"勉強"は0〜10歳までに土台を整えてから始めるべきとの考えである。
特に『脳の「機能」と「本能」「心」を育てる10の方法』の項目は参考になった。他の育児書ではあまり見たことのないが、納得でき、かつ実践可能な内容であった。
しかしながら、育児そのものについては母親の影響の大きさついて触れすぎている印象も否めず、その点を踏まえて★4つとした。 -
2021.01読了
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参考にはなりました。
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0〜3歳は本能を磨く
3〜7歳は脳の土台を作る(間引き期間)
7〜10歳以降は自主的に勉強させる
父親の役割も書いてあり、夫にも読んでもらいたい -
科学的に裏付けされた年齢毎の関わり方については大変参考になった。
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A10神経群、同期発火、読書で空間認知脳を育てる、自己報酬神経群
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脳の動きから、こどもへの接し方を考える本。
会議中、眠くなっちゃうのは、A10神経群がつまらない、わからないというレッテルをはってしまうからなんだねー。
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否定的な言葉を口にするのは脳の自己保存の本能だが、脳が情報にマイナスのレッテルをはってしまい、思考力や記憶力が低下する。
0-3歳
どっちの赤が好き?など、微妙な質問をすると、判断するようになり、やがて独創性をうむ
子供は、いきたい、知りたい、仲間になりたい。これを否定しない。
やっていることを止めさせると、興味や好奇心をもつことができなくなる。
手助けすると失敗するチャンスを奪う。
3-7歳
失敗を解説してあげて、どこまでができてどこまでができなかったか教えてあげる。
自分でやりたいと言ったことをやらせるべきだが、やりたいと言った事は投げ足すのはダメ。
本を読みながら先の想像をさせる。
作業記憶、学習記憶、運動記憶、体験記憶。勉強したことを口にして実況すると体験記憶になる。 -
脳にとって良い習慣は人間性を高めるのにも繋がる!