子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!: 脳を鍛える10の方法 (幻冬舎新書 は 5-2)

著者 :
  • 幻冬舎
3.63
  • (31)
  • (67)
  • (52)
  • (18)
  • (2)
本棚登録 : 632
感想 : 66
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981997

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 育脳にいいこと

    子どもの気持ちに同意、共感
    話を聞く
    振り返りの大切さ
    ポジティブな思考、発言
    否定語禁止
    楽しい!やってみたい!面白い!好きだ!
    大人が手本となる
    本気で相手にする
    縄跳び
    経験したことをアウトプット
    後回しにしない、全力



    0〜3歳は本能を育てる
    3〜7歳は悪い習慣を間引き
    7〜10歳以降は自主的に勉強させる

  • 脳の本能に基づき子どもを育てるにはどうすれば良いか、という医学的科学的な側面から解説された本。

    ●脳神経細胞の持つ3つの本能:
       生きたい、知りたい、仲間になりたい
    ●脳神経細胞が集まり組織をなすことによって生まれる
    3つの本能:
       自己保存、統一・一貫性、自我

    これらがどのように働くかによって行動や考え方が変わるというもの。子育てだけではなく、大人の脳の働き方にも当てはまり、心当たりのあることが多くあった。

    著者は本の中で、脳の「機能」と「本能」「心」を育てる10の方法や、年齢別(0〜3歳、4〜7歳、7〜10歳)の子どもへのアプローチの仕方などを詳しく解説されている。

    幼児教育を推奨するものではなく、むしろ、いわゆる"勉強"は0〜10歳までに土台を整えてから始めるべきとの考えである。

    特に『脳の「機能」と「本能」「心」を育てる10の方法』の項目は参考になった。他の育児書ではあまり見たことのないが、納得でき、かつ実践可能な内容であった。

    しかしながら、育児そのものについては母親の影響の大きさついて触れすぎている印象も否めず、その点を踏まえて★4つとした。

  • 2021.01読了

  • 参考にはなりました。


  • 4歳と1歳の娘がいます。娘たちの日々の言動や親である自分たちの接し方について何かヒントを得たく読みました。ちなみに自分の両親から、親であればこれぐらい読んでおきなさいということで紹介されました。
    冒頭は脳科学について専門的な事が書かれていて中々頭に入らずに何回も読み返しました。
    a10神経郡に入る情報が色んなレッテルをはることになるが、レッテルの張り方によってその後の思考に大きな影響を及す。
    いかにポジティブに物事を受け入れるか、ワクワク感を持って受け入れられるかが、才能を伸ばすための第一段階で特に重要なことだと認識できました。
    損得勘定や他人を尊敬できない事等は阻害要因である事を認識できました。
    それぞれの年代で著者が述べている育て方の注意点は、0〜3歳はとにかく楽しませて、失敗したことも認めてあげて、よく褒めること、3〜7歳は、悪い習慣を摘むことを優先し、注意力散漫や失敗を認めないことなど、自己報酬神経の働きで自分を守ろうとするその気持ちを受け入れつつ悪いを良い方向に促してあげること。

    親は損得勘定でものを決めがちで、その価値観が知らない間に子供にも受け継がれてしまいます。
    ネガティブになりがちなのも子供の思考に影響を及ぼしてしまうことを肝に銘じて自分の日々の言動にも気をつけたいと思います。

  • 0〜3歳は本能を磨く
    3〜7歳は脳の土台を作る(間引き期間)
    7〜10歳以降は自主的に勉強させる

    父親の役割も書いてあり、夫にも読んでもらいたい

  • 科学的に裏付けされた年齢毎の関わり方については大変参考になった。

  • A10神経群、同期発火、読書で空間認知脳を育てる、自己報酬神経群

  • 脳の動きから、こどもへの接し方を考える本。

    会議中、眠くなっちゃうのは、A10神経群がつまらない、わからないというレッテルをはってしまうからなんだねー。

    --
    否定的な言葉を口にするのは脳の自己保存の本能だが、脳が情報にマイナスのレッテルをはってしまい、思考力や記憶力が低下する。

    0-3歳
    どっちの赤が好き?など、微妙な質問をすると、判断するようになり、やがて独創性をうむ


    子供は、いきたい、知りたい、仲間になりたい。これを否定しない。

    やっていることを止めさせると、興味や好奇心をもつことができなくなる。

    手助けすると失敗するチャンスを奪う。

    3-7歳
    失敗を解説してあげて、どこまでができてどこまでができなかったか教えてあげる。

    自分でやりたいと言ったことをやらせるべきだが、やりたいと言った事は投げ足すのはダメ。

    本を読みながら先の想像をさせる。

    作業記憶、学習記憶、運動記憶、体験記憶。勉強したことを口にして実況すると体験記憶になる。

  • 脳にとって良い習慣は人間性を高めるのにも繋がる!

著者プロフィール

林 成之(はやし・なりゆき) 

1939年富山県生まれ。脳神経外科医。日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。93年、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター部長・教授に就任。日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授、日本大学大学院総合科学研究科教授を経て、同大学名誉教授に。膨大な数の臨床、研究から、年を重ねても才能・素質を発揮する脳の仕組みを解明する。著書に、『脳に悪い7つの習慣』(幻冬舎)など多数がある。

「2021年 『50歳からでも、頭はよくなる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

林成之の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
大前 研一
池井戸 潤
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×