発達障害を見過ごされる子ども、認めない親 (幻冬舎新書)

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  • 幻冬舎 (2011年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784344982093

みんなの感想まとめ

発達障害に関する深い理解と早期発見の重要性が強調されている本書は、著者自身がADHDを抱えることで、より身近な視点から発達障害の多様なタイプや症例を詳述しています。特に、ADHDやアスペルガー、学習障...

感想・レビュー・書評

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  • 著者自身がADHDの方なので、他の著者よりも患者との距離が近いとの感想を見て読んでみました。
    距離云々はよくわかりませんでしたが、ADHD、アスペルガー、学習障害(LD)、知的障害(精神発達遅滞)、発達性協調運動障害などタイプ別に特徴や症例などが事細かに多数記載されてますので、発達障害かも?という判断が早くなります。

    「早期発見、早期治療開始が最も有効」というのが主な主張。確かにその通りだ。授業中歩き回る子をやみくもに叱りつけてもあまり意味はない。早期に治療を開始すれば改善の可能性が高くなる。
    ただし、すでに大人になってしまった人には少し辛い内容かも知れない。

  • 読了。知的な遅れのない発達障害の子は、怠けや本人の問題として叱責されてしまう場合が多く、そうなると、二次障害に繋がってしまう。いかに早く発見して適切な対応をすることが重要だし、そのためには親に、どう話してわかってもらうかが大切だと改めて実感した。

  • 自分に当てはまりドキッとする。私も見過ごされた発達障害の子どもだったんだろう…と思う

  • ちと内容に偏りがあるような気がする
    これに描いてあることが発達障害の全てではない
    と思う

  •  医師が書いた本なんだけど、分かりやすく書いてある。医師としての経験が存分に生かされた本だと思う。著者の主張に納得出来ないところもあったけど、読む価値のある本だと思う。子どもを持つ親、教師を志す人なんかは特に読んで欲しい。

  • 493.9-Ho-

  • 軽度発達障害についてとてもわかりやすく書かれていた。
    親が発達障害を認めようとしないのは「普通」であることが社会の規範とされ、横並び意識の強い日本ならではの現象ともいえる。
    ここにも出てきた「普通」という言葉、私たちは「普通」という言葉に縛られている気がする。
    発達障害は早期に適切な対処をしていけば改善できるし、二次障害を防げる。そのために自分にできる支援は何か考えていきたい。

  • これは良書。発達障害を克服して医者になったと言い著者が書いているので、以前読んだ健常者の医者が書いた決めつけの様な冷たい感じは一切なかった。むしろ暖かさを感じた。
    本書はタイトルのように、いかに早期に発達障害を認知し、治療を開始するかの重要性を説いている。それはそうだ、一般的な躾は全く無意味なのだから。
    読みながら気になったのは、本人に話す時期。療育のおかげもあり、本人の素直さもありうまくいっていると思うが、これが自分たち親が認知せず、間違った対応をしていたらと思うと怖い。
    広く読まれるべき本だと思う。

  • 発達障がいについて細やかな知識が得られました。ただ、発達障がい者がそうでない人と比べてできないことや二次障害など、ネガティブな部分が多く書かれていると感じました。また、早期治療の重要性や遺伝の多さなど 取り返しのつかないこと、どうしようもないこともしっかりと書かれていたので、ちょうど気分が落ちてる時に読んで無気力自暴自棄モードになってしまった笑 それがひとつの現実だから向き合わなきゃいけないものの、、年齢を重ねた発達障がい者にとっては、「これからできること」にふれている本の方が読みやすいかもしれない。

  • 発達障害(ADHD・自閉症スペクトラム障害・LDなど)に関して簡単にわかりやすく解説されてる本。

    少々古い本なので情報は変わってきているかもしれませんが、幼児期にみられる症状なども載っており、大きく変わっているはずはないので読む価値は十分あります。

    発達障害の子の親も発達障害の可能性がある。これは確かにとしか言いようがない。

    とにかく発達”障害”という名が世の中の認識を邪魔させているというのを実感する。星野先生のいう『発達アンバランス症候群』という呼び方が良いのではないでしょうか。

    しつけのせいであったり、ただの問題行動と決めつけず、いろんな視野で子どもを観察していかないと。二次障害を起こしていくということは社会にとってもマイナスなことです。

    親・教師だけではなく、日本にいるすべての人が理解し、知識を持っているべきものでしょう。いつまでもはびこっている根も葉もない噂話程度の信憑性しかないまことしやかに囁かれている昔ながらの育児・教育法にとらわれないでいただきたい。

    年を取ってからの方がより新しい知識を持つ必要がある。知識は常にアップデートしていかないといけない。

    そう強く思います。

  • 親が発達障害である可能性。
    なんで気づかなかった。
    言われてみれば当たり前だ。アスペルガーとかいう概念が広がったのすらここ10年ぐらい。
    それより前なら、確実に、網に引っかからずなんの対処もされず大人になっているのだ。大人=自立している、ととかく見えてしまいがちだが、そこから自己認識の構造を変えてかなければならない。そして、それはなかなか現段階では難しい。

  • まずは子どもたちの早期発見ができてよかった。

    幼児の段階で発達障害を認めなかったり見過ごしていたりすると、将来ひきこもりになったり犯罪を起こしたりする可能性があるということを考えると、一時の子どものレッテル貼りを恐れてはいけないなと思う。

    あとはテレビの長時間視聴、スマホ、睡眠リズム、食事に気をつけることが大事とのこと。
    思い起こせば最近このあたりが乱れているわ。正さないと。

  • 発達障害は克服できる障害だと理解できました。
    克服する為には早期治療が大切だそうです。
    保護者の方も気を落とさず前向きに、お子さんのサポートをし、児童福祉施設や地域の力も借りながらストレスを溜め込まないようにすることが大事だそうです。

  • 発達障害についての知識を得るにはちょうどよい一冊でした。

  • * 発達障害の分類
    - ADHD(注意欠陥・多動性障害)
    - 自閉症スペクトラム障害 -- 自閉症,アスペルガー症候群
    - LD(学習障害)
    - 知的障害
    - 発達性協調運動障害

    * 発達障害の1つは聴覚の過敏性.脳は情報の取捨選択ができない
    * アメリカでは特別支援学級に通う子供は10.4%
    日本では0.9%.見過ごされている
    * アメリカでは欠席時は親が連絡,2週間以上は医師の診断書が必要
    引きこもりの対応を話し合い,対応できなければ専門家に.
    専門家に紹介しないと罰則がある

    * 仮死状態での出生の場合,脳血流が低下し,部分的に低酸素状態になると,グルタミン酸という神経毒が放出されて障害が生じると考えられる

    * 母親の負担は大きい,夫や義父母の理解がないと抑うつ的になることも

    * 小学校のころから「ここまで勉強したらおやつをあげる」などで誘導し,やる気にさせる.ご褒美がもらえると目の前のことを張りきってこなす.
    最後までできたら大いに褒める.

  • 言っていることに、疑問を感じる箇所あり

  • 発達障害入門や対応としては非常に分かりやすいと言える。
    子どもの頃の診断が、後々の当事者の進路や生き方にどれだけ重要か、ということを肝に銘じておきたいです。
    しっかりと、「ありのままの自分」を肯定してあげる子育てが大切です。(これは、定型発達の子どもにも言えるかもしれませんが。)
    障害を認めたがらず、しっかりとした診断と対応を見過ごされると、後々、不登校や引きこもり、ニートになる可能性も大きいということです。
    発達障害者の中には、高学歴でニートになる人間もいますが、私もその一人。

  • 発達障害は早く見抜いて子どもがまだ小さいうちから対処していけば、まったく気づかずに過ごしてしまい思春期に2次障害を起こして初めて気がついて対処に苦慮するといったことを回避できたり、本人の特性に応じた人生を有意義に送れるようにすることが可能だと述べています。

    ADHD・アスペルガー症候群・LD・低機能自閉症・反応性愛着障害の子どもの各特徴がわかりやすくまとめられていていて、見抜くポイントが簡潔にまとめられており、判断の参考になると思います。
    ただし、各分野の特徴は混ざり込んでいることがあるので、特定のものだけを見るのではなく、各項目の内容を参考にするとよいと思います。

  • そそっかしくて落ち着きがない「ADHD」や、読み・書き・計算に支障がある「学習障害」、人との会話が成り立たない「アスペルガー症候群」などの発達障害の子どもが激増している。文部科学省の調査によると、小・中学生の普通クラスで発達障害と思われる生徒の割合はなんと6.3%。一クラスに1〜2人はいるのだ。発達障害を見過ごされた子どもは引きこもりやニート、最悪の場合は犯罪者になる可能性もある。どうすれば発達障害児を見抜き、完治できるのか。発達障害を克服して医師になった著者かわ、発達障害児の現状から治療法までを、わかりやすく解説。

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著者プロフィール

1973年、福島県立医科大学卒業、神経精神科入局。79年、医学博士。84〜85年、アメリカ・エール大学児童精神科留学。93年よりロマリンダクリニック心療内科勤務。2001年、福島県立医科大学神経精神科助教授。03年、福島学院短期大学福祉学部教授。06年、福島学院大学大学院附属心理臨床相談センター所長。1990年に大腸ガンを発症し、切除手術を受けるが、7ヵ月後に再発(肝転移)。ガンの食事療法「ゲルソン療法」を簡略化した「星野式ゲルソン療法」を考案・実践し、克服した経験を持つ。また、自らが発達障害の一つであるADHD(注意欠陥・多動性障害)であることを公表している。

「2017年 『ガンを食事で治す星野式ゲルソン療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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