アフリカ大陸一周ツアー―大型トラックバスで26カ国を行く (幻冬舎新書)

著者 : 浅井宏純
  • 幻冬舎 (2011年5月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982116

作品紹介

大型トラックバス「オアシス号」に乗って、アフリカ大陸を一周する。期間は約10カ月。夜はテントで寝泊まり、食事は焚き火で自炊。著者は55歳で会社を辞め、この冒険ツアーに参加した。摂氏50度の砂漠。"地雷注意"の標識。キリンやゾウまでが食料にされ、動物のいなくなった国立公園。妻7人、兄弟姉妹54人を持つ首長。今なお残る子どもの人身売買。エイズで平均寿命が40歳の国。ジャングルの9割以上が破壊された国。援助金から莫大な額を抜き取る政治家-。それでも庶民は元気でタフだった。アフリカの今を知る、冒険旅行記。

アフリカ大陸一周ツアー―大型トラックバスで26カ国を行く (幻冬舎新書)の感想・レビュー・書評

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  • 多様にして混沌そして日本のモラルや常識がまったく通じない国々・・・それがアフリカだった。
    大型トラックバスに乗ってアフリカ大陸を一周。この題名に惹かれ一読した感想は、アフリカは自分の想像を超えた国々だったということ。

    平均年齢40歳の国、キリンやゾウが食糧にされ野生動物がいなくなった国立公園。今なお残る人身売買や奴隷制度。

    多くの国では野生動物は絶滅の危機に瀕しており、欧米からの観光客が国立公園に落とす収入で動物の命を繋いでいる。

    民族ごとに違う言語も、植民地時代に普及した英語やフランス語によって初めてお互いの部族が意思の疎通ができるようになった事実も本書で初めて知った。

    著者は世界13ヶ国から集まった20人と旅をする。
    世界各地から集まった彼ら彼女達は年齢も職業もバラバラだが、欧米では仕事を辞めて参加したり長期休暇を気軽に取得して参加しているのが日本と違って面白い。
    また参加者の多くは3か国4か国語話せるのが普通で、ヨーロッパではそれが普通なのがちょっと驚きだった。

    自己責任に貫かれたツアー旅行。日本では考えられない危険と隣り合わせながらもそれを上回る魅力に満ちている。

  • 世界から集まったメンバーを乗せたアフリカ一周バスの旅。
    女の子が引き殺された話は悲しい。

  • アフリカ、いつかは行ってみたい。
    それにしてもバスで一周はかなり大変そう。。

  • ただ楽しい旅行記ではなく、ただ過酷な現地での生活記でもない。なんだか自分もその場にいるような気持ちにさせてくれる一冊。
    行きたいけどまだ現実的でないかな…って人にはおすすめ。イメージとは良い意味でも悪い意味でも違うんだなと、アフリカに対する捉え方が少し変わった。

  • 手塚治虫の名作『ジャングル大帝レオ』に憧れて、アフリカ周遊を
    実行に移した著者である。

    色んな国籍の人たちと一緒に大型バスにゆられてアフリカ大陸を
    走破するんだけど…。さて、どこから突っ込もうか。

    周遊した順番に国別で書かれているんだが、全体として底が浅すぎ。
    元留学コンサルタントなので現地の学校を多く訪れ、そこで授業も
    しているんだがアフリカの子供たちが日本語を見たことも聞いたことも
    ないことに何で驚くのだろう。

    各国の資金援助がほとんど役に立っていないことだって日本でも
    書籍が出ているし、中国がアフリカの資源を買い漁っていること
    なんて知ってて当然なんじゃないのか。それも日本のODAで・・・
    とか噂されているしね。

    現地ガイドに昔は白人が奴隷としてアフリカに連れて来られていた
    のを聞いて「初耳」とか書いちゃうし。あぁ、恥ずかしい。

    恋い焦がれたアフリカなら、もっと事前にアフリカの歴史を覚えて
    から行こうよ。勿体ない事、この上ないぞ。

    紀行文にしてもかなり中途半端だ。同行した人たちの名前を書き
    連ねるのも必要か?

    さまざまなオプショナル・ツアーに参加して野生動物を見たり、
    名所へ行ったりしているのに読んでいるこちら側に何も伝わって
    来ないんだよな。

    こういう旅行の仕方は憧れがあるので参考になるかと思ったのだが、
    期待外れだった。きっと面白いんだとは思うのだが、書きたいことを
    盛り込み過ぎて失敗したって感じだな。

    欧州各国の植民地政策を肯定しているあたりも頂けない。その一方で
    「アフリカはだらしない」みたいなことも言ってるんだよな。

    本当に植民地政策が良かったと思っているのだろうか、この人は。
    あぁ、罵詈雑言しか出て来ないよ~。

  • タイトル通り約10ヶ月のツアーに参加した体験記。55歳で会社を辞め、家族をおいて旅立つ。多様な国、年齢の参加者。寝食はキャンプと週一回の食事当番。タフでなければならない。総額146万円だったそうだ。

  • 300日かけてバスツアーでアフリカを一周した紀行記である。バスはアフリカ大陸を隈無く一周し、個人旅行ではとうてい危険で近寄れないような場所へも立ち寄る。筆者は同時期に多くのアフリカの国に触れた経験を比較したため、国の個性を同じ国に数年駐在した人より鋭敏に感じ取っている。
    また、このバスツアーは欧米からの参加者が多く、筆者はアフリカでの出来事と同様にそれに対する自分以外の参加者のリアクションも書き記している。アフリカの今は過去数十年の間にヨーロッパ諸国が手出しして来たことの結果でもあり、様々な立場からのアフリカ考は大変おもしろい。
    読み進めていると、筆者とおなじようにオーバーランドバスで自分も旅してみたいとおもうようになる。見透かすかされているかのように筆者は最終章で旅の細かい技術について指南をする。
    旅行記としてもおもしろいし、アフリカ本としてもおもしろいし、ヒューマンドキュメンタリーとしてもいける。たまたま手に取ったが久々に★5つの良い本だった。

    その他細かい情報:
    ・オーバーランドトラックは筆者が利用したオアシス(http://www.oasisoverland.co.uk/)の他にも数社が手がけていて、中でも大手ノマド社はより高級なサービスを提供しているらしい。
    ・アフリカでのボランティア仕事探しはここがおすすめ(http://www.africanimpact.com/

  • アフリカの大地を駆け巡りながら、その国での現状や感想を交えてつづってある。
    知ってるようで、まったく知らなかった文化の違いや宗教にもふれて、いろいろ考えさせられた。

  • 文字にされて改めてアフリカはたしかにそうなんだなーという。自分の年齢を知らない人もいるということに気付かされた。これきっかけで映画のホテルルワンダみた。

  • 図書館で借りた本ですが、読了後、あらたに購入して手元において繰り返し読んでみたい本のひとつです。

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