人はなぜ眠れないのか (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982147

感想・レビュー・書評

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  • 一時期メンタルの不調から不眠が続き、それまで気に留めてなかった「眠り」って一体なんだろうと思い手にとりました。
    多かれ少なかれ誰しも「眠り」に関して悩みがあると思いますが、この本一冊に解決の糸口がありそうです。歴史的人物のエピソードも交えながら丁寧に解説してくれます。
    眠れない眠れないとモヤモヤしてる悩むより、睡眠薬のお世話になったり(酒はNG)、いっそのこと起きてしまったり、目を瞑るだけでも脳を休める効果があるんだからそのままモヤモヤしてたり、と症状も対処も人それぞれ。
    不眠でも過眠でも深刻にならず、自分自身が一番欲している「眠り」のスタイルを探し出してみるのも面白そうですね。
    ※ちなみに私、睡眠薬を常用中ですがクセになるのも怖いので、出来るだけ自然に寝ることが出来るように工夫してみたいと思います。

  • 【献本御礼】幻冬舎 編集部 四本さん

  • P70 体内時計3つ
    ①24時間より少し長いサーカディアンリズム
    ②サーカセメディアンリズム(約半日周期)
    →昼過ぎの眠気は、食事をして満腹になるためではなく、これのため?
    ③ウルトラディアンリズム(約1時間半)
    →今眠くてたまらなくても、4、50分すると眠気が薄らいでしまう。
    子どもでは顕著、元気いっぱいに騒いでいても、急に眠気が来たり。

    P195 よい睡眠をとるポイントは、適度な睡眠負債が、眠りたい時刻にたまっているようにコントロールするとともに、眠気が強まっていく時間帯に床に就くように、タイミングを調整するということ。

    P244 睡眠は、少し気まぐれで、あまのじゃくなこどものようなもの。
    無理にだっこしようとしたり思い通りにしようとしても、にげだしてします。追いかけるのを辞めて何かほかのことをしていると向こうから寄ってくる。

    睡眠も同じ。早く寝むろうとあせりすぎると、かえって、眠気は遠ざかっていく。眠ろうとする思いが強すぎると、それが邪魔をしてしまう。眠るための極意は、眠ることから意識をそらしつつ、眠りに入りやすい環境や条件を整えること。

    眠りは自分の中の小さなこどもを上手に寝かしつける作業だともいえる。幼い子供が眠るには2つの条件が必要。安心と単調な刺激。

  • 【要約】
    ・はじめに
    日本人の五人に一人が不眠症、三人に一人が何らかの睡眠障害を抱えていると言われている。「母という病」や「ストレスと適応障害」などを執筆し、本作品も執筆した精神科医、岡田尊司もかつては不眠症に悩んだようだ。試行錯誤した結果、この十数年は睡眠の問題ではほとんど悩まず過ごせているとのこと。

    睡眠のメカニズムや睡眠障害がどのようにして起きるかを正しく理解すると、よい睡眠のためには何が必要で、何をしてはいけないのかがはっきりしてくる。ただ、個々の人で抱える問題は多様であり、それぞれに応じた対処法が必要。

    第5章で触れる「睡眠・覚醒リズム分析シート」による手法を会得すれば、自在に睡眠時間を長くしたり、起床の時間を早くしたりなども調節できる。

    また睡眠の問題は重大な病気のサインであることもある。その点も踏まえ、本書にて不眠症克服の極意を伝授できればと思う。

  • 不眠症でなくても、誰でも眠れない日もある。

  • 読んでもやっぱり眠りが不足している。難問~。

  • 睡眠チャートの項目における「夜につよいタイプ」、一字一句が自分にそっくり当てはまるってくらい典型的な夜型のようです。まさに今も夜中前の眠い時間に寝てしまい、起きて覚醒のパターン…。そうした典型例が紹介されているのだから解決策も多数示されてまして、目を閉じとけば休憩になるとか、カーテン開けとくとか簡単なものから、不眠症の方には睡眠薬の紹介、専門医療の存在など、多岐に渡る項目があります。あまりに症例が多いんで驚きましたが、たしかに他の精神障害との兼ね合いもあるし、診断が難しい分野なんだと思います。

  • 三葛館新書 498.36|| OK

    睡眠や不眠に関する認識の歴史や、様々な不眠についての解析や対処法がこの一冊に詰まっています。
    また、不眠についての様々な知識に加え、どうすればより心地良く眠れるようになるかについてもとても具体的に記されているので、不眠に悩む人はもちろん、睡眠スタイルを構築したい人にとって大いに役立ちそうです。
                                  (かき)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=68650

  • 私が眠れないのは夜9時以降に晩御飯を食べるからだったのか!遅くまでPCや携帯を開いてたりするし、休日には「寝溜め」と称して遅くまで寝たりするし……部屋のカーテンをちょっと開けて寝るようにしよう、積読してる古典を読もう。。。というように、自分の不眠症の原因と解消策がわかります。人間の体には体内時計が三つあって、それぞれ周期が異なるその三つの体内時計と「睡眠負債」を上手にコントロールすることで、布団に入ってからの眠れなくてイライラ鬱々に対処できるかもしれません。睡眠チャートで自分の眠たくなるリズムを把握できるのも特典です。歴史上のあの偉大な人々も不眠症に悩まされたのか…!と、偉人たちと不眠の悩みを共有することもできる!かも。

  • 睡眠障害にも、色々な症例があること知る。人によって、睡眠パターンがあり、パターンに沿った睡眠リズムを取らないと、睡眠負債を抱えることになる。また、人によっては、沢山眠らないと体質の人もいることも、少し驚いた。

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著者プロフィール

1960年、香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学哲学科中退、京都大学医学部卒業。同大学院で研究に従事するとともに、京都医療少年院、京都府立洛南病院などで、困難な課題を抱えた若者に向かい合う。現在、岡田クリニック院長(枚方市)、大阪心理教育センター顧問。著書に、『愛着崩壊』(角川選書)、『愛着障害』『愛着障害の克服』(以上、光文社新書)、『パーソナリティ障害』(PHP新書)、『母という病』(ポプラ新書)など多数。小笠原慧のペンネームで『DZ』(横溝正史ミステリ大賞受賞、角川文庫)などの小説作品がある。

「2018年 『愛着アプローチ 医学モデルを超える新しい回復法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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