人生が深まるクラシック音楽入門 (幻冬舎新書 い 16-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 139
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982215

感想・レビュー・書評

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  • すごく配慮の行き届いた本だと思った。音楽史、楽器史、演奏家史、すべてがバランスよく配分されていた。また、著者自身の個人的音楽遍歴も書かれていて、クラシックが気になっているけれども躊躇している人にとって恰好の入門書だと思った。

  •  大学では物理学を修めた作曲家・指揮者である著者が、「こんなきれいな音楽があるなら…」、「音楽は心を入れる」、「震災後に勇気を沸かせた」とクラシック音楽へいざなう。
     難解な数式ではなく、自身にある日突然響いた「弦チェレ」の体験、最初はネット動画のつまみ食いでも良いと敷居が低い。
      一方、時代とともに移ろう、建築様式や宗教との関係、楽器の起源や録音技術など、理詰めで納得の行く解説の密度・レベルは高い。
     巻末に是非ライブで聞いてほしい12作品とともに、著者の私的な音楽遍歴ともいえる127の推薦作品ガイドが載り、音楽への愛が満載の本。

  • 三葛館新書 762.3||IT

    本書は作曲家であり、指揮者でもある著者によって書かれたクラシックの入門書になります。クラシック音楽はグレゴリオ聖歌にまで起源を遡れば、なんと約1200年の歴史があるそうです!それを聞くだけでも高尚で取っ付きにくそう・・・と思われた方はぜひこちらを読んでみてください。日常生活の中のクラシックから西洋音楽の歴史、楽器の歴史や音色まで「へぇ~」と感心したり「そうだったのか!」と驚かされたりすることがたくさん紹介してあります。この1冊を読み終わる頃には、クラシック音楽がより身近に感じられるかもしれません。
                                  (うめ)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=63525

  • なるほどーと、勉強になった。
    知ってる曲、好きな曲ばかりではなく、いろんな曲を聞いてみようと思った。

  • クラシックという音楽分野について、違った視点を与えてくれる本です。著者のことは、不勉強で十分理解していなかったのですが(すみません)、感銘を受けました。

  • 素晴らしい!

    東大卒の博識の指揮者でもある著者のクラシック入門書。
    非常に分かりやすく、音楽に関する幅広い知見の中から面白いエピソードを散りばめています。

    著者は東大理学部物理学科を卒業し、東大の大学院で理学系研究、および文化研究博士課程修了。

    現在は脳認知生理学に基づく音楽表現の国際基礎研究プロジェクトを推進されておられます。

    音楽はその作曲者の意図を理解するならホールで聴くべきだとありました。
    正にその通りで、演奏される場所が土壁の教会なのか広い教会なのかによってバッハは曲作りを意図してたという説には非常に感銘を受けました。
    ひいては現在の音楽についても言えます。
    作曲者の本来の意図を理解するなら、スピーカーで聴くのではなくホールにて残響音や音の出場所を含めて感じるのがよいとしてます。とくに、ワーグナーやマーラーは作曲の創意工夫が音響にあるとのこと。

    CDからでしかワーグナー、マーラーは聴いたことがないので、一度ホールで聴いてみたくなりました。

    その他、分かりやすく作曲家や歴史についても言及。

    自信を持って星五つを付けられる本です。

  • とりあえず、YouTubeから…

  • 昔ピアノでクラシックを弾いてましたという程度の知識で読みました。
    クラシックの名前の由来など前半部分は面白く読めたが、だんだん退屈になっていった。
    (音楽史には興味が無いのだ)
    出てくる人名、曲名ともに聞いたこともないのが多くて読めなくなっていったのだと思う。
    有名な曲や作曲家などに興味を持ち、そこから周辺知識を広げていきたいと思った。
    文体としては、読みやすいはず。

  • ■クラシック音楽をこれから聴いてみようかと思って、手に取った本。語り口は、ですます調+「~ですよね。」等で、親しみやすい印象。
    ■古典派以前、古典派、バロック派などの区分と、作曲家のカテゴリーを一覧表にしたら、頭が整理できてもっとよくなると思う。
    ■楽器に関する章では、楽器の成り立ちなどが出てくる。非常に興味深い内容で面白いのだが、写真があればもっと楽器がどのように変化したかわかってよかったと思う。
    ■最後のページにある「50年楽しめるリスニングガイド」は保存版。

  • タイトルは少し大げさですが、曲を文章で紹介するだけでなく、インターネットのURLでYouTubeにアップロードされている演奏を紹介しているのはよかったと思います。

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著者プロフィール

1965年東京都生まれ。作曲家=指揮者。ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム芸術監督。東京大学大学院情報学環・作曲=指揮・情報詩学研究室准教授。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科修士課程、同大学院総合文化研究科博士課程修了。第1回出光音楽賞ほか受賞。作品に『コスモストロフ』、M・デュシャンとJ・ケージによる能オペラ『かん/たん』ほか。松平頼則『モノオペラ・源氏物語』、J・ケージ『オーシャン』等を初演。著書『さよなら、サイレント・ネイビー』(集英社)で第4回開高健ノンフィクション賞受賞。他の著書に『笑う脳の秘密』(祥伝社)、『日本にノーベル賞が来る理由』(朝日新書)、『指揮者の仕事術』(光文社新書)、『人生が深まるクラシック入門』(幻冬舎新書)、『なぜ猫は鏡を見ないか?』(NHKブックス)、CD『コギト・エルゴ・オーディオ 我聴く、ゆえに我在り』(ALM Records)など多数。

「2014年 『しなやかに心をつよくする音楽家の27の方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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