甘い物は脳に悪い (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
3.35
  • (50)
  • (118)
  • (160)
  • (51)
  • (14)
本棚登録 : 1085
感想 : 192
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982307

作品紹介・あらすじ

成功している経営者は、気分転換に甘い物を食べたりはしない。仕事の効率が下がることを知っているからだ。一方、仕事ができない人にかぎって、身体によかれと思って市販の野菜ジュースを毎日飲んだり、低カロリー食品を選んだり、頻繁にコーヒーを飲んだり、サプリメントをとったりしてますます太り、仕事も伸び悩む。本書は食事によって「仕事がはかどる」「集中力が高まる」「疲れにくい」「痩せやすい」などの身体のメカニズムを解説。食事が仕事に与える影響の大きさを知れば、食生活は劇的に変わる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者は心療内科で食事のカウンセリングをする、まだまだ「女子」で通りそうな栄養士。朝食必須で夜食は軽く…と来た。それはともかく、令和の栄養士がまだカロリー神話から抜け切れないのか、嘆かわしい。

  • 著者は心療内科で食事カウンセリングをする栄養士さん。読んでる最中は割烹着が似合うみそっ歯のおばちゃんを連想していたけど、口絵の写真は若い女の人が写っていた。

    面白かったのは、毎日の食事を改善しただけで多くの鬱が直ったという話、あり得る事だなと思う。カロリーを重視し過ぎる訳でもなく、特定の食材を必要以上に崇めたり槍玉に挙げたりせず、バランス感覚があって非常に説得力があった。

    ただ‥‥わかっているのに止められないのが人間の弱さ。表題の甘いものの弊害、夜遅くに夕食を食べる弊害などは、頭では理解できても身に付いた習慣はなかなか変えられない‥‥と実感。

  • 甘い物がダメ‼な事だけと思ったが、身体に良い為の食事の取り方や旦那様が仕事で出来る男になるためには、やはり食事に有り‼と食事の根本を見直す事で生活が気持ちが変わる。
    当たりまであるけど、それが出来てないから体調やヤル気がでないのだと勉強になりました。

    これを読んで、旦那様が出来る男性になれる様に食事を実践してみよう!

  • タイトルが秀逸なだけでなく、内容も良かった。

    内容としては、
    疲れてる時に甘い物やカフェインを取るのはかえって体に悪い。
    市販の野菜ジュースはあんま意味ない。
    などが目につくけれど、

    食事の内容を適切にすることで、人生のパフォーマンスを上げようという本だと思う。

    不足しやすい栄養として、
    1,良質のタンパク質、2、 ビタミン(果物、野菜)3、 鉄分、亜鉛などのミネラル(貝類、小魚類、赤身など内蔵や血液が含まれるもの)
    が挙げられている。

    また、朝食が努力次第で一番コントロールしやすいため
    朝食できちんと栄養を取ることの重要性が挙げられている。
    昼は外食になりがちだし、夜はあまり食べないほうが良いから。

    単なる理論にとどまらず、
    食事と人生パフォーマンスについての関連や現実的な実践方法について書かれていて、
    良書だと思いました。

  •  読了後、というより読んでいる途中から、この本の感想はどう書くべきか迷っていました。
     Amazonの他のレビュアーの方がおっしゃる通り、内容は特段新しくもなく、フォーカスもいまいち定まらず、タイトル通りでない内容、決断力や判断力を高めるためにはビタミンB群、ストレスにはビタミンC等々、小見出しや表現が誤解を招きやすいところも散見されます。

    (確かに決断力を持つ人がビタミンB群の摂取に意欲的なことはあるかもしれませんが、ビタミンB群を飲むだけで判断力が向上するわけでは決してないと思います。コンディションを整えたことで上がる能力と、能力そのものの向上は違いますが取り違える恐れがあります)。

     他方、この本を読んでいて、目の付け所がいいなと思ったところも二点あります。
     一つはゼロカロリー食品やソーセージなどに含まれる保存料について警鐘を鳴らしている箇所です(P.22, P122)。保存料は栄養素の吸収を妨げるとありますが、この方向を突き詰めていき、例えばソーセージ一本食べると、そこからとれる栄養素ほにゃららは3割しか吸収されない等と言ってもらえれば私は非常に興味をもって読むと思います。
     もう一つは小さい子どものいる家庭での食事についてです。ご主人が朝食を食べないのはありがたいとうそぶく奥さんの話(P.48)や単身赴任で生活をコントロールしやすい方の話(P.50)がありますが、ここはいいところに目を付けていると感じました。

     個人的には子供が小さいパパママ家庭が一番体調管理がしにくいのではと感じています(子どもの食事にあわせる・もったいなくって残りを平らげる等々)。そこで、ここにフォーカスを当て、作りすぎない・食べ過ぎない料理・レシピ・工夫などがあれば知りたいなあと思いました。私もかつて結婚し子供を授かったのち激太りし、現在のベスト体重より8kgは重い体重になりました。当然頭も体もキれません。

     纏めますと、タイトルから糖分制限をしたい方にはあまりお勧めできません。他にも良い本があります。ただ、たまたま家にあった(私はこれです)、時間がある、という方は読んでみても良いかもしれません。

  • 甘いものを毎日口にしてしまっており、甘いもの中毒の自覚があったので本書を読み自分の食生活を改めて反省させられた。
    寝ても寝ても眠かったり、目が疲れやすかったりするのも、甘いものを摂取し過ぎている弊害なのかも。
    栄養バランスの整った食事をしていればジャンキーなものが欲しくはならない、その時自分が欲しいと感じる栄養素は足りないもの。というのを信じて自分の食生活を見直したい。

  • タイトルに惹かれてジャケ買い。
    ハズレでした。

    言いたいことはわかるし、ところどころいいことも書いてあるんだけど、全体的に根拠がはっきりしない、ただの思いこみっぽいところが多い。

    食がいいパフォーマンスを作るっていのは納得できるんだけど・・・。

  • 甘いモノは体に悪い。特に糖質が問題。タンパク質を取り炭水化物を抑えると体が楽になる。

  • てっきり甘い物のみ焦点の当てられた本かと思いきや、栄養学に近い内容の本。しかも忙しい社会人やビジネスマンでも実践できそうなことが書いてあるから、サラリーマンの夫の栄養管理にも実践できそう。私的にいつも甘いものに手をだしちゃうから、もう少し甘い物の弊害について触れられてると絶つ気持ちも沸いてきたんだろうけどなあ…と他力本願なのがいけないのだけど(笑)良質なたんぱく質をとって、疲れに負けない体にしたい!

  • ほっほー、となることがたくさん。
    研修会とか講演会になると、いくら頑張ってもうとうとすることが多くて、
    これは多分、おばけの仕業やな、と思っとったけど、
    夜遅くに間食するのが原因で、
    しっかりと睡眠がとれとらんのやなってなことがわかった。
    今後、一人暮らしすることがあれば、
    参考にして食べ物を考えれるかな。
    今は嫁さんとかあちゃんに感謝。
    バランスのとれた食事が大事なんやなってわかる本。

全192件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

カラダプラスマネジメント株式会社代表。栄養士/健康経営アドバイザー。1979年、東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科卒業後、香川栄養専門学校(現・香川調理製菓専門学校)を経て栄養士になったのち、都内心療内科クリニック併設の研究所で食事カウンセリングに携わる。産後、働き方を見直すなかでパラレルキャリアの道を開拓。自身の経験を生かして、澤円氏の執筆・講演業のマネジメントに携わり、現在は合同会社スリップストリーム所属文化人のマネジメント業務も手掛ける。

「2021年 『何もしない習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

笠井奈津子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
シーナ・アイエン...
佐藤 優
三浦 しをん
ジュリアン・バジ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×